タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

バンコクで買える日本の調味料

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こんにちは,タイの晩ごはんです。

「弘法筆を選ばず」

と言いますが,料理には絶対に必要な調味料ってありますよね。

和食を整えるにはやはり日本の調味料が欠かせません。

バンコクではその日本の調味料も問題なく揃えることができます。

※コメント欄で訂正をいただき、記事を修正しました(2019/7/19)

 

エッカマイの Max Valuではちょうど日本の調味料のセールをやって

いました。

バンコクで購入できる日本の調味料

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日本の調味料と言えば,やっぱり醤油。

後述しますがタイではKikkoman Trading Asiaブランドのでお馴染みの醤油が普通に変えます。

ちゃんと薄口醤油まであるんですね。

価格は1リットルで196B(≒¥627)ですから,日本の約2倍のお値段。

タイの物価は日本の三分の一ほどですから,感覚としてはざっと6倍ほどでしょうか。

タイの醤油,ナンプラーが同じ1リットル大体50B前後(≒¥160)ですから,やっぱり割高ですよね。

 

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こちらも和食には大切な味醂

醤油よりもちょっとだけ高めですね。

日本ではみりん風調味料などもありますが,タイで見るのはもっぱら本みりんです。

(上にあるのは本味醂に塩を加えて飲めないようにしているAji-Mirinでした。アルコールは入っているのでシールが張られています)

本みりんは日本と同じようにお酒扱いですから,キャップにシール(納税シール)が貼られています。

これは余談ですが,毎日の料理で同じように作っても,みりん風調味料と本みりんでは味に格段の差が出ますから,ちょっと値段が高くても本みりんを使うのを強くお勧めします。

味醂に限らず調味料はいつも使っているものよりもちょっと良い物を使うと,料理がさらに美味しくなりますよ。

 

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バンコクでは意外と手に入らないのがこのソース類。

ウスターソースは元々イギリスで生まれたものですが,今や日本の家庭になくてはならない存在ですよね。

中濃ソースやとんかつソースは完全に日本オリジナルですね。海外でも熱烈なファンがいるという話も聞きますが,こちらタイでは完全に肩身の狭い存在です。

お値段はこのサイズで100Bちょっと(≒¥320)ですから,やっぱり安くはないですよね。

 

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今回特にご紹介したかったのが,タイキッコーマンが新しく発売した醤油ベースの調味料たち。

"Kikkoman Tasty Japan"というシリーズらしいです。

普通の醤油だけではなくすし醤油やテリヤキソース,めんつゆなど色々な調味料が並んでいました。

小瓶ですが,お値段もプロモ価格で35B(≒¥112)ですから,グッとお買い求めやすいですよね。

思うにこれはタイ在住邦人向けというよりも,タイ人をターゲットにした商品なんだと思います。

というのもこちらの写真をご覧ください。

 

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場所は違いますが,ちょうどタイミングよく街頭でこの醤油を大々的に配るプロモーションが行われていました。

ありがたくゲットしたのがこちら。

 

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ノーマルの醤油と一緒にこの"Kikkoman Tasty Japan"シリーズで作れる日本料理のレシピ本が頂けました。

 

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中を開くと,タイの工場で生産している醤油の説明(タイ語読めないので雰囲気ですが)と,

 

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実際の料理のレシピが収められていました。

肉じゃがの他には焼き鳥,サバの照り焼き,カツ丼,天ぷら,胡麻和えに卵焼きに冷奴と,メジャーなものから渋いところまで,中々に充実のレシピ本となっています。

やはり全てタイ語なので,内容については一切補足できないのであしからず。

 

せっかくなのでこのシリーズの中から一本,めんつゆを購入。

表記は"Noodle Base Souce"となっていました。

なるほどね。

 

そしてこちらが本日の晩ごはん。

 

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めんつゆを使って作ったのがこちら。

 

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チキンカツの卵とじです。

レシピ本にもカツ丼が取り上げられていましたが,やっぱりめんつゆがあるとこういう料理は楽ですよね。

卵を半熟状態にするには,まず一個目の卵を流し入れてある程度固まってきたら,追加で二個目の卵を入れて蓋をして,ごく弱火で蒸らすと簡単です。

こうすることによって全体がグズグズにならずに,適度に火が通った卵と,半熟の卵の両方を楽しむことが出来ます。

 

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こちらは豚肉と茄子,もやしのピリ辛炒め。

作り方はまず細切りにした豚肉(部位は何でも大丈夫です)に砂糖,お酒,醤油で軽く下味をつけて片栗粉をまぶします。こうすることによってお肉に旨みが閉じ込められるのと同時に,肉の食感も良くなります。

こういうちょっとした一手間が料理の味を大きく変えますよね。

下処理したお肉をフライパンで炒めて火が通ったら,一度お皿にあけます。

もう一度油を引いて,茄子,もやしを炒めて軽く塩コショウ。これは野菜の下味をつけるためなので,ひとつまみほどで十分です。

豚肉をフライパンに戻したら,豆板醤,タイのシーズニングソースで味付けしたら完成です。シーズニングソースの代わりにオイスターソースでもとても美味しく仕上がります。

ピリ辛の味付けが食欲をかきたてて,ご飯が何杯でもいけちゃう一品です。

 

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これはスーパーで買ってきたニラ饅頭。

ニラ感がハンパないですね。

甘辛のタレがついてきたんですが,このタレよりもお醤油をちょっとたらして食べるとあら大変,すばらしく美味しいじゃないですか! ビバ醤油ですね。

 

タイキッコーマンが新しく展開した"Kikkoman Tasty Japan"。

タイ人にとっても買いやすい値段設定とラインナップで,これからどう展開していくのか注目していきたいと思います。

タイのご家庭にも日本の味が浸透していくといいですね。

 

今日もごちそうさまでした。