タイの晩ごはん

バンコクに移住したアラフォー夫婦。タイでどんな物を食べているのか?どんな物が食べられるのか?こっそりご紹介します。

チャトゥチャックの美味しいタイヌードル@ワッタナー3

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(チャトゥチャックのビル群)

 

こんにちは,バンコクの日本人街と言われるスクンビットエリアからバンコクの外れ,チャトゥチャックエリアに引っ越してきた,タイの晩ごはんです。

日本人が住むには便利なエリアであるスクンビット通り沿いから現在のチャトゥチャックに引っ越した経緯については タイに来て3ヶ月でアパートからコンドに引っ越しました のトピックをご覧いただきたいのですが,スクンビット沿いとチャトゥチャックではやはりかなり違いがあります。

 スクンビット通りには日本人や欧米人を相手にした店も多く,日本語や英語の案内はもちろん,小洒落たつくりの店舗や最先端のモール,日本食レストランにイオンやフジスーパーといった日系スーパーなど,日本人が住むにはとても便利なエリアです。

一方チャトゥチャックはというと,アジア最大規模かつバンコク観光目玉の一つであるウィークエンドマーケットこそあるものの,基本的には地元のタイ人が生活するローカルエリアとなっています。

当然街には日本語の案内やメニューを置いてある店は(モール内の日本食レストランを除いて)ほとんどありません。

その代わりに地元に密着した,タイローカルの美味しくて安い食堂がたくさんあります。

タイ人が作る,タイ人のためのタイ料理。

ちょっと観光に来ただけではなかなか味わえない地元の味。

やっぱりそういうものをぜひ食してみたいですよね。

というわけで今日はチャトゥチャックエリアで有名なタイヌードル(クイッティアオ)のお店,ワッタナー3にやってきました。

ワッタナー3のタイヌードル

場所はBTSのSaphan Khwai(サパンクワイ)駅を降りてすぐのところです。

 

 

このSaphan Khwai駅付近には実は地元で有名なお店が集まっているようで,以前に紹介したカオマンガイの『モンコンワッタナー』もすぐ近くにあります。

ただ今日目指すのはあくまでも『ワッタナー3』。

駅の一番出口を降りてそのまま真っすぐ進んでください。

すぐにお店の看板が見えてくるはずです。

 

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看板からして100%タイ語。タイ初心者にはちょっと敷居が高いですが,ひるまずに入りましょう。

 

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お店はバンコクのローカル食堂によくある作り。

まず入り口で料理を注文して,それから奥の席に座ります。

タイローカルのヌードル屋さんは鶏や豚の血を混ぜ合わせることもあるので,苦手な方はあらかじめ伝える必要があります。

今回は私も初めての店ということもあり,あらかじめタイ語でオーダーの仕方を予習していました。

 

”センレック・ヌア・ピセー・マイサイ・ルアッド”

 

何かの呪文のようですが,れっきとした料理の伝え方です。

タイ語は発音が違うと意味が伝わりませんが,食べ物の名前なのでカタカナ読みで通じるはず。

センレックが米の細麺。

ヌアは牛肉。

ピセーが大盛り。

マイサイはいらない。

そしてルアッドが血。

つまり,「細麺のヌードルを大盛りで,牛肉トッピングの血抜き」というわけですね。

こんな風に食材の組み合わせがタイ料理の名前になります。

単語だけ覚えればなんとか言えそうですよね。

頭のなかで十分に繰り返した上でお店のおばちゃんにオーダーを伝えましたが,「Beef?」と聞き返されました。

なんだ,英語通じるんですね。

もちろんこちらも英語を喋れるわけではありませんが,タイ語に比べたらまだ楽です。

肩の力が抜けつつ,「Yes, Beef and no blood please.」とお願いしました。

ちなみにこちらのお店,店先に並んでいる麺(小麦麺,米の極細麺,細麺,幅広麺の4種)とトッピングを指差しでも注文可能です。

 

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寸胴の中にあるのがトッピング用のお肉。

向かって右側がモツ,真ん中が牛肉というところまでは確認できましたが,左側は分かりません。

一応店の人に聞いたんですが,帰ってきた答えがタイ語だったため理解不能でした。あぁ,言葉の壁…

ただ望みの品はきちんと伝えましたからね。

 

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右側のおばちゃんがこちらの主人だそうです。

テキパキと注文をさばいていきます。

すぐにやってきたのがこちら。

 

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こちらの店,麺抜きのスープの注文も出来るようで(日本の蕎麦屋の天ヌキみたいなもんですね),その場合は一緒にご飯を頼むのが一般的なようですが,今回はヌードルと一緒にそのご飯も注文しました。

いわゆるラーメンライスですね。

タイ人はこういった食べ方はしない(何しろ麺も米ですからね)んですが,先程の寸胴の中に入っていた牛肉があまりにもご飯に合いそうなので注文しちゃいました。

早速いただきます。

 

丼の中の具は基本の魚のつみれと豚肉の薄切り,そしてトロトロに煮込まれた牛肉です。

野菜はもやしとネギ,そしてパクチーのように見える緑の葉はセロリでした。

タイ料理ではセロリの葉もよく使っていて,スーパーにも普通に売っています。

具の下に隠れて見えませんが,米の細麺,センレックも大盛りできちんと入っています。

ただやはりスープの味から…

 

一口すすると,まずスパイスの芳醇な香りが鼻孔いっぱいに広がります。そして遅れてちょっぴり甘めの味付けのスープの味が喉元を通り過ぎています。

これ,多分五香粉(ごこうふん,中国の混合香辛料)がベースになっているんですね。

ちょっとクセのある香りですが,全然嫌な匂いではありません。むしろ風味豊か。いかにも体に良さそうな滋味深い味わいです。

 

あぁ,美味しい~。

 

思わず語尾が伸びるような美味しさと言えば伝わるでしょうか?

日本料理には決してない味と香りですが,しみじみとする深い味わいなんですよね。

麺がこのスープにぴったりと合うのは言うまでもありません。

そしてトッピングの牛肉が思った通りのトロトロ具合。

スープと一緒に煮込むことで,スープの美味しさが牛肉に染み込んで,そして牛肉の旨みもスープに溶け込んでいるんですね。

タイの食堂でお馴染みの各種調味料もテーブルにしっかり用意されていますが,スープの味が完成されているため全く必要性を感じません。

ただ全く辛くないスープなので,タイ料理にすっかりハマって唐辛子の辛味が必要な方はぜひどうぞ(私も半分食べ終わったところで粉唐辛子をふりかけました)。

追加で頼んだご飯ですが,日本のラーメンライスのような食べ方は合いませんでした。

やっぱり麺も米ですからね,同じ者同士ぶつかってしまうんでしょう。

ただ心配はありません。

ご飯のために残しておいたスープと牛肉をご飯にぶっかけていただきます。

ちょっとお行儀悪いですが,思った通り美味しい!

やっぱり牛肉とご飯の組み合わせは鉄板ですね。

タイ米がスパイスの効いたスープを吸い込んで,これだけで立派な一品。

スープを一滴も残さずに完食。

スパイスが早くも効いてきたのか,汗びっしょりです。

ただ一片の後悔もなし。

大満足の味でした。

 

お会計は二人で165B(≒¥530)。

内訳はあくまでも予想なんですが,基本のヌードルが60B,トッピングの牛肉が10B,大盛りで+10B,そして追加のご飯が5Bなんじゃないでしょうか,多分。

相場よりはちょっとお高めの値段ですが,これほどの味ですから文句はありません。

リピート確実の店がまた一つ加わりましたね。

ウィークエンドマーケットからも近いので,観光客相手のレストランの味に飽きて来た方も,ぜひ一度足を運んでみてください。

きっと気に入って頂けると思いますよ。

 

今日もごちそうさまでした。