タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

日本とタイのサービスの違いについて

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(夏ですね)

 

一時帰国中につき,ブログの更新がすっかり滞っているタイの晩ごはんです。

申し訳ありません。

さて,日本に帰ってくると,日本とタイの違いについて色々と感じることがあります。

そんな中,先日このような記事を見ました。

 

 

記事の趣旨としては,『日本のサービスは過剰だ。行き過ぎるサービスを求めるならば,自らもそれに対応するコストを支払わなくてはならない。そこそこのサービスでよしとすることが皆を幸せにするのではないか?』といったあたりでしょうか。

 

確かに海外から帰ってくると,日本のサービス,接客業のレベルの高さは痛感します。

でも同時に,上の記事にあるようにちょっとやりすぎじゃない?と感じることがあるのもまた事実なわけで。

 

例えば,「微笑みの国」と言われるタイでもコンビニなどで笑顔で接客されることはほぼありません。街中のコーヒースタンドや,スーパーのレジでも同様。みんなムスッとしています。

バンコクにある日系フードチェーンの「すき家」や「天丼てんや」などに入っても,暇な時には店員さんもスマホいじっていたり,おしゃべりしたりしています。でも,それが普通で眉をひそめる人はだれもいません。

一方で,ショッピングモールなどに入っている高級スーパーで買い物をすると,レジのお姉さんはにっこり笑ってお釣りを渡してくれますし,高級レストランでは細やかなサービスで客を満足させてくれます。

要するに,サービスも価格の内なんですよね。

 

日本のコンビニの接客水準で海外に行くと最初面食らうことがあるのも事実ですが,そのうちにそんなもんだと慣れてきます。

逆に,日本に帰ってくるとあまりにも丁寧な対応に,こっちが何だかスミマセン。って気持ちになっちゃいます。

もちろん,日本のサービスの質の高さは誇るべきことかもしれませんが,何でもかんでも質の高いサービスを求めると,みんなで無理をすることになって,結果的に全体として苦しくなっちゃうかもしれません。

相手を気持ちよくさせるためのサービスが,まわりまわって自分の首を締めることになってしまったら意味ないですもんね。

 

マイペンライ」の精神がやっぱり一番かもしれません。

 

さて,本日の晩ごはんです。

 

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本日のメインはこちら。

 

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厚揚げと茄子の煮浸しです。

 

適当な大きさにカットした厚揚げと茄子をフライパンで炒め,そこにだし汁,砂糖,醤油,酢を加えて軽く煮込むだけ。面倒ならお好みの味に加減した麺つゆをつかってもオッケーです。

仕上げに刻んた白ネギと鰹節をふりかけましょう。

熱々はもちろん,冷めても美味しいので夏向きの一品と言えるのではないでしょうか。

 

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こちらはペンネ

指定の時間茹で上げたペンネとミートソースを絡めます。

ミートソースは市販のレトルトパックを使っても良いんですが,ポイントはソースをかけるのではなくて,しっかりと合わせること。

市販のソースを使う場合は,茹で上がったペンネとソースをボールの中でしっかりと和えましょう。この一手間だけで味がよく絡み合い,グッと美味しくなります。

 

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刺し身の盛り合わせです。

買ってきたものを並べただけですが,こうしてお皿の上にキチンと盛り付けるとそれだけで美味しそうに見えますよね。

見た目も美味しさの重要な要素ですから,お惣菜でも何でも買ってきたものはキチンと盛り付けていただきます。

 

手抜きできるところは手を抜いて,でもちょっと手間をかけて美味しくなるならそこはちゃんと手間かけて。

肩の力を抜きつつ,美味しいものがいただけると良いですね。

 

日本には日本の良さ,タイにはタイの良さがありますから,それぞれいいところどりしてみんながHappyになればそれが一番。

我が家の食卓もそんな良いところどりを目指していきたいと思います。

 

今日もごちそうさまでした。