タイの晩ごはん

バンコクに移住したアラフォー夫婦。タイでどんな物を食べているのか?どんな物が食べられるのか?こっそりご紹介します。

大阪喰いだおれの旅・後編~ねぎ焼き,たこせん,そして箕面ビール~

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(大津SAから臨む琵琶湖)

 

こんにちは,季節外れの台風で被害はなかったでしょうか?タイの晩ごはんです。

ちなみに我が家は物置の扉が風で吹き飛ばされてしまいました。

バンコクでも先日大雨による洪水の被害があったようですし,どこに住んでいても災害に備える必要性がますます高くなってきましたね。

さて,前回の 大阪喰いだおれの旅・前編~たこ焼き,イカ焼き,串かつとかすうどん~  の続きです。 

 まずは前日のリベンジ。ねぎ焼きです。

向かったのはねぎ焼き発祥の店と言われている,『ねぎ焼きやまもと 本店』です。

 

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ねぎ焼きというのはお好み焼きの一種で,キャベツの代わりに大量のネギを用いているのが最大の特徴。

元々まかないとして食べていたものを,お客さんの要望で出したのが始まりと言われています。

昨日は長蛇の列でしたが,今日は午前の早めの時間だったこともあって,すんなり入ることが出来ました。

 

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こちらがお目当てのねぎ焼きと焼きそば。

お好み焼き屋さんの焼きそばって美味しいですよね。

お店の中央にある大きな鉄板の上で焼き上げたものを,目の前に並べてくれます(店内の様子は撮影不可でした)。

関東のお好み焼き屋さんだと,タネだけ渡されて自分で焼き上げる店も多いですが,関西はほとんどお店の方が焼くスタイルなんだとか。

そのため,大阪人でもお好み焼きを自分で焼く機会はそんなに多くなく,案外お好み焼きが上手でない人も多いと聞きましたが,本当ですか?

確かにお好み焼きって上手に焼こうとすると結構大変で,プロに任せたほうが間違いないですけどね。

ということで目の前に運ばれてきたねぎ焼きですが,牛すじとこんにゃくが入っていて,異なった食感とネギの風味が口の中いっぱいに広がってとても美味しい。

ちなみに,ここで言うネギは白ネギではなくて青ネギ。関西でネギと言えば九条ネギに代表される青ネギですもんね。

その青ネギたっぷりのねぎ焼きを一口くちに頬張って,すかさずビールを流し込みます。

たまりませんね~。

キャベツが入っていない分,お好み焼きのようなフンワリ感はありませんが,その代わりにシットリとした食感と青ネギ特有の香りがクセになりそうです。

ねぎ焼き以外にもお好み焼きなど各種注文したんですが,人数に合わせて一人ひとり少しずつ食べられるように小分けにしてくれました。こういう細かな親切も嬉しいですよね。

私たちが食べている間にもドコドコお客さんがやってきて,持ち帰りの方も多くいらっしゃいました。その多くがが関西弁だったので,地元に愛されている店なんですね。

大阪のお母さんの味。大変美味しかったです。

 

続いての目的地に向かう前に,ちょっとつまんだのがこちら。

 

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『たこせん』です。

たこ焼きをえびせんでサンドした,大阪の駄菓子。

学生にたこ焼きを提供する時に,ゴミが出ないようにえびせんを使ったのが始まりなんだとか。

噂には聞いていましたが,私も食べるのは初めて。

えびせんにソースとマヨネーズ,そしてたこ焼きが鎮座しています。

なんとなく味のイメージが想像できますか?

そう,そんな味です。

でも,駄菓子らしい素朴な味と,タコとエビという,ありそうであんまりない組み合わせも面白いですよね。

 

その後向かった先でいただくのがこちら。

 

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大阪・箕面の地ビール,箕面ビールです。

こちらのことは恥ずかしながら私も知りませんでした。

ところが,様々なビアコンテストでも金賞を受賞している実力派のブルワリーなんだそうです。

しかし,まずは飲んでみないことには始まりません。

最初にいただいたのはこちら。

 

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『W-IPA』と『ヴァイツェン』です。

『W-IPA』は国際ビールコンテストで金賞を受賞した,箕面ビールの看板エール。

アルコール度数9%というストロングビールで,度数の高さを支えるためにモルトとホップも通常の2倍以上使っているという贅沢なビールです。

これはもう,ドッシリとして飲みごたえもあって,喉越しではなく腹の底で飲むビール。

しっかりとしたコクと華やかな香り。

文句なしにウマイです。

こういう濃くてしっかりとした味のビール好きなんですよねー。

一口一口,味わっていただきたいビールですね。

 

隣の『ヴァイツェン』は小麦を使用して仕込むビールで,『W-IPE』とは一転,軽やかな香りと柔らかな飲みくちが特徴の爽やかなビール。

こちらはもう,ゴクゴクと思いっきり飲み干しちゃいましょう。

飲み込んだ後にプハーと息を吐けば,そこにはもう幸せの残り香しか残りません。

『W-IPA』とは正反対の 味わいのビールですが,どちらもとても美味しい。

なかなかやるな,箕面ビール。

こうなるともう止まりません。

 

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手前が『ホッピーヴァイツェン』。そして奥にあるのが『桃ヴァイツェン』。

どちらも季節限定のビールです。

ベースはヴァイツェンなんですが,ホッピーヴァイツェンニュージーランド産ホップの芳醇な香り,そして桃ヴァイツェンはその名の通り桃の甘くてフルーティーな香りが鼻孔いっぱいに広がります。

これは女性でもグビグビいけちゃいそうですね。

まだまだいきます。

 

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私の大好きな黒ビール,『スタウト』です。

こちらも数々の賞を受賞しているという箕面ビール自慢の一杯。

黒ビールらしい,チョコレートのような甘い香りと,焙煎に由来する香ばしい香りが混じり合って,一口飲むともうメロメロです。

黒ビールというとその見た目から苦そう,飲みにくそう,というイメージがあるかもしれませんが,全然そんなことはなく,むしろビールが苦手な人こそ試してほしいですね。

 

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〆にいただいたのが『ペールエール』。

私たちが普段飲んでいるビールは「ラガービール」と言って,喉越しとキレが最大の特徴。一方,「エールビール」と言われる昔ながらの醸造方法で仕込まれるビールは香りとコクが出やすいと言われています。

この『ペールエール』もエールビールらしく,フルーティーな香りとスッキリとした喉越し,そしてしっかりとした後味が残る,満足の一杯。

いやー,堪能しました。箕面ビール。

最近は各地で地ビール,クラフトビールが盛んになっていますが,こうして旅先でその土地のお酒をいただけるのは旅行の最大の醍醐味かもしれませんね。

(ちなみに,上のビールは私一人で飲んだわけではありません。あしからず…)

 

たったの二日間でしたが,地元にしっかり根ざす大阪の味と,大阪の食に対する懐の深さを感じることができました。

まぁ,要は「美味しい旅だった」ということですけどね。

まだまだ大阪には美味しいものが潜んでいます。

鱧とか,きつねうどんとか,河豚とか,お寿司とか…

バンコクに戻ってしまうのでまたいつになるか分かりませんが,必ずや「大阪喰いだおれの旅・第二弾」を決行することを固く誓い,家路につくのでした。

 

大阪もごちそうさまでした。