タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

年金でタイ移住を考えている方へ@バンコクなら日本食問題ありません!

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こんにちは、年金の受給はまだまだ先のタイの晩ごはんです。

日本では年金に関する報告書が話題になっているようですね。

老後の生活とお金に関係することなので、皆さんやはり敏感に反応しているようです。

その報告書では、老後は生活費の安い地方への移住の検討を勧める項目もあるんだとか。

実際に、退職後は年金を使ってタイで生活している日本人は少なくありません。

タイは気候が温暖なこと、治安が良いこと、医療設備が整っていること、物価が安いことなどから、退職後の第二の人生を送る場所として根強い人気があります。

物価が安いというのは大前提ですよね。

日本では年金だけだとちょっと厳しい…。という方でも、タイなら十分な生活がおくれます。

ちなみに、駐在員ではない我々夫婦(二人暮らし)のバンコクで一ヶ月にかかる生活費についてはこちらをご覧ください。

 

 

 

もちろん生活スタイルによりますが、厚生年金を満額で受給されている方なら全く問題ないですし、 国民年金だけの方でもこれならなんとかなるのではないでしょうか。

しかし、ある程度年齢を重ねてからの海外生活は不安なことも多いですよね。

言語、医療、気候、新しいコミュニティを築けるかなどなど、新たな場所での生活は色々と心配がつきません。

その中でも今回は当ブログにふさわしいテーマ、「食」について取り上げたいと思います。

 

日本でも人気のタイ料理。でも毎日タイ料理を食べ続けるのはちょっと厳しい。そもそも辛い料理は苦手という方もおられるでしょう。

ご心配なく。

タイ・バンコクではありとあらゆる日本食を口にすることができます。

特に日本人が多いスクンビット通り沿いには、寿司やラーメンにうどん、とんかつ、居酒屋など様々な日本食レストランが軒を連ねています。

またすき家coco壱大戸屋、てんや、大阪王将一風堂など、日本でもおなじみのチェーン店も数多く存在します。

 

でもやはり、毎日外食というわけにはいきませんし、タイで食べる日本食はちょっとコスパが悪い。そもそも飽きちゃいますよね。

ならば自炊ということになりますが、キッチン付きの物件であれば(タイではキッチンなしの部屋も多い)それも問題ありません。

バンコクのスーパーに行けば、和食に必要な食材や調味料を入手することは決して難しいことではありません。

それも、いわゆる日系スーパーと呼ばれるスーパーに行かなくても、タイのローカルスーパーで必要な食材は調達可能です。

我が家の今日の晩ごはんを例に見てみましょう。

 

こちらが本日の晩ごはん。

 

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手羽と大根の煮物、揚げ出し豆腐、卵焼きです。

 

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鶏肉はタイでもよく食べれれるので、どこでも簡単に手に入ります。大根も普通にスーパーに売られていて、値段は日本の半分くらい。鶏肉は部位によりますが、1/3ほどでしょうか。今回の鶏手羽は6本で120円ほどでした。

まずは大根をたっぷりのお湯で下茹でします。

手羽は塩・コショウで下味をつけた後、フライパンに油を引いて中火で皮目から焼きましょう。

ある程度焦げ目がついたら、余分な油を拭き取って、大根、大根の茹で汁、醤油、味醂で味付けをして中火の弱火で煮ていきます。

日本食には絶対に欠かせない醤油や味醂などの調味料も、バンコクのローカルスーパーで手軽に購入可能です。

 

  

醤油はもちろん、タイ人はほとんど使わないとんかつソースもちゃんとあるんですよ。

ただし、味醂だけは別。

お酒扱いになってしまう日本の本味醂は、酒税が高いタイでは高級調味料になってしまいます。

そこでオススメなのがこちら。

 

  

タイのあま~いお酒、「Siam Sato」は味醂と同じ感覚で使うことができます。タイのお酒の中では例外的に値段も安いのが嬉しいところ。

 

続いては揚げ出し豆腐です。

 

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実はタイのローカルスーパーでも豆腐は普通に売られています。特に卵豆腐はタイ料理のスープでも使われるポピュラーな食材。

もちろん、フジスーパーなどの日系スーパーで売られているお豆腐に比べると味のランクは落ちますが、こうして火を通していただくと全く問題ありません。

 

 

 

大根同様、小ねぎも当たり前のようにスーパーに並んでいます。あと問題なのは麺つゆですね。

バンコクで麺つゆを買うのにオススメなのがこちらです。

 

 

 

タイの業務スーパー、「マクロ」では麺つゆ意外にも白だしや薄口醤油などのタイでは手に入りにくい調味料も、それこそ業務スーパー値段で販売されています。

 

ある程度水を切った豆腐に片栗粉をしっかりとまぶして、油で揚げればハイ完成。麺つゆとおろし大根を添えるだけでカリ・フワ・トロの揚げ出し豆腐がいただけます。

 

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最後は卵焼きですね。

もちろんタイでも卵は庶民の味方で、特にテスコ・ロータスやBig Cなどのローカルスーパーでは卵の30個パックが80B前後(≒¥280)で売られています。

我が家の卵焼きは甘くないだし巻きなので、「マクロ」で買った白だしが重宝します。ただし、卵焼き器は無いので形が不細工なのは大目に見てください。

 

このように、タイのバンコクであれば地元スーパーで手に入る食材で日本食を整えることは難しいことではありません。

限られた(?)年金を有効に使うべく、タイ移住を考えている方はぜひ参考にしてください。

 

あ、でも年金を待たなくても、セミリタイアという手もあるなぁ…。

 

今日もごちそうさまでした。