(新しいキッチンからの眺め)
こんにちは,タイの晩ごはんです。
4日ほどブログの更新をお休みしていました。
この間に何をしていたかというと,引っ越しをしていたんです。
元々以前の部屋は最低利用期間が3ヶ月に設定されていて,3ヶ月経過すればいつ出てもいい,という契約だったため(バンコクでは1年契約が普通),最初からお試しというつもりで入居したんですが,それでもこんなに早く引っ越すことになるとは思っていませんでした。
というのも,以前の部屋も結構気に入ってたんですよね。
ではどうして引っ越したのか?
これからタイに移住する人の参考にもなるかもしれないので,簡単にまとめてみました。
アパートとコンドミニアムの違い
タイで家を探す場合,大きく分けて3つのスタイルがあります。
それがアパート,コンドミニアム(コンド),サービスアパートメントです。
アパートは日本で普通に想像するような賃貸物件。通常1棟を丸ごと一人のオーナーが所有していて,管理や清掃もオーナーの指示の下,常駐のスタッフがやってくれます。最低限の家具が揃っていることが普通ですが,家電などは自分で揃える必要があります。
コンドは部屋ごとにオーナーがいて,そのオーナーと契約を結ぶことになります。当然部屋(オーナー)によって家具や内装は異なりますし,家賃もオーナー次第です。フィットネスジムやプールが併設されていることが多く,家電なども備え付きのものを使えます。
サービスアパートメントとはホテルとアパートの中間の機能をもった住居のことで、水道光熱費、リネン交換、クリーニング、ハウスキーピング、朝食などのサービスを受けられます。
お家賃的には,アパート < コンド < サービスアパートメント となります。
サービスアパートメントは住居というよりも長期滞在者向けなので,通常住む家を探すとなるとアパートかコンドミニアムになると思います。
私たちがこれまで住んでいたのはアパート。
この物件のメリットとしては,
・駅に近い
・バンコクの中心部まですぐに行ける
・買い物も便利
・家賃が安い
といったところでしょうか。
とくに家賃の安さは特筆もので,BTSのEkkamai駅から歩いてわずか7~8分という立地にも関わらず,5500B(≒¥17,600)というのは格安だと思います。
もちろん住むにも便利な場所で,BTSを使えばバンコクの中心部であるAsokエリアまで10分足らず,Ekkamai駅にもこのブログで度々登場しているGateWayというモールが直結していて買い物には困りませんし,日本人が多く住んでいるエリアのため,日本食もいつでも食べられます。
一方デメリットというと,
・建物が古い
・部屋がスタジオタイプ
・キッチンがない
・電気代が高い
といったあたりでしょうか。
建物が古いのは家賃を考えると仕方ありませんね。文句はありません。
スタジオタイプというのは日本では馴染みがない言葉ですが,タイでは一般的な部屋の仕様で,要は広めのワンルームのことです。箱のような四角の部屋になっていて,収納などもありません。
キッチンがないのもタイではよくあるスタイルですが,前の部屋は幸いにもベランダに流しがついていたため,調理も問題ありませんでした(その辺りの詳しいところは我が家のキッチン公開のエントリーをご覧ください)。
今回引っ越しを決意した一番の問題が,電気代が高いこと。
タイのアパートは家賃が安めの代わりに,電気代が高く設定されていることが多く,しかも以前の部屋は建物と一緒でエアコンも年代物で,すごく燃費が悪いんですよね。
そのためエアコンの使用を節約してもすぐに1000~2000B(≒¥3200~6400)もかかってしまいます。
これだと安い部屋に住んでるメリットがありませんもんね。しかもこれから一番暑い時期を迎えます。電気代に怯えながら(大ゲサ)生活するよりも,いっそのこと引っ越してしまえ!ということになったわけです。
では新しい物件はどうかというと,まずメリットを上げると
・新しくてきれいな建物
・1ベッドルーム
・プール付き
・キッチンあり
・家賃が安い
という感じです。
今回引っ越したコンドは2012年に建てられたもので,外見も内装もすごくきれい。オーナーの内装の趣味も良く,家具や家電も揃っていました。
間取りは1ベッドルームといって,独立した寝室にリビング,キッチンがついています。
やっぱりキッチンがあるのは良いですよね!
その気になるキッチンがこちら。
ちょっとせまく感じるかもしれませんが,必要十分かつきれいなキッチンですよね。
以前のキッチンも自分で手を加えて少しずつ使いやすしていましたが,やはり部屋の中にキッチンがあるのとでは大分違います。
プールがついているのもポイント高し。暑いタイで泳ぐのは至福の一時です。
そして気になるお値段ですが,新しめのコンド,プール付き,1ベッドルームで何と7500B!(≒¥24000)
クーラーが省エネタイプでしかも電気代が安いことを考えると,総支出金額は前の部屋と大きく変わらない可能性もあります。
もちろん,デメリットもあって,それは駅から遠いこと。
今回引っ越したのは,駅からさらにバスで10分ほどかかる場所にあります。
エリア的にも大きく異なり,以前はスクンビット通りという日本企業や日本人が多く住むエリアでしたが,新居はチャトゥチャックというバンコクの北側のエリアで,日本人もほとんど見かけません。
ただその分バンコクの新しい一面が覗ける気がして楽しみです。
そしてチャトゥチャックには以前紹介したウィークエンドマーケットやオートーコー市場もありますからね。食の世界もさらに広がりそうです。
このように駅チカでも安い物件はありますし,ちょっと郊外に行けば比較的安い賃料でプールがついているコンドミニアムに住むことが出来ます。
バンコクでのお部屋探しの参考になさってください。
では,新しくなったキッチンで早速昼食を作ってみましょう。
ナスとハムの和風スパゲッティです。
トマトとキャベツも入れてみました。
パスタは基本さえ押さえれば,融通がきいてバリエーションも広がりますからね。手軽に美味しくできて昼食にはとても便利です。
まずは大きめのなべにたっぷりのお湯を沸かして,塩を大目(1リットルに10グラムが目安)入れます。大分しょっぱくなりますが,これで良いんです。パスタはうどんやそばと違って麺に塩がほとんど入っていませんから,茹でる際にしっかりと塩分を含ませましょう。
次にソース作り(二人分)です。
フライパンにオリーブオイルをカレースプーンで8杯,潰したニンニクを2片,中の種を取った鷹の爪を入れて弱火にかけます。
オリーブオイル大分多いんじゃないの?と思いますが,オイルが大事なソースになりますので,たっぷり入れましょう。唐辛子は中の種が実は辛いので取り除きます。ニンニクを焦がさないように必ずこれらをフライパンに入れてから火にかけましょう。
油から小さな泡が出てきて,ニンニクの香りがたってきたら,カットして酢水にさらした茄子(切り方はお好みで大丈夫です)を入れて中火にします。ナスがしんなりしたらキャベツとトマトを入れて,パスタの茹で汁をお玉一杯分投入しましょう。茹で汁にはパスタの旨みが溶け出してますから,しっかり活用です。
塩二つまみ,コショウ適量,醤油を大さじ1ほど入れたらソースは完成。
茹で上がったパスタをフライパンに入れて,ソースとよく和えます。
皿に盛ったパスタの上にソースをかけるよりも,こうした方がパスタとソースが混じり合って数倍美味しくなります。
パスタの茹で方はよくアルデンテと言いますが,伸びすぎなければそこまで気にしなくて大丈夫です。フライパンでソースと合わせる時に火が入りますので,指定時間よりも1分ほど短く茹でればピッタリだと思います。
お皿に盛り付けたらゴマをふって完成。
大葉や刻み海苔があっても美味しいですね。
具材や使う調味料でパスタはまさに七変化です。
上の茹で方,ソースの作り方の基本だけ抑えればどんなパスタでもバッチリ美味しくなりますよ!
ぜひ,美味しいパスタを召し上がれ。
今日もごちそうさまでした。