(遠くに浮かぶバンコクのビル群/Bearing)
こんにちは、外食の店選びはコスパ第一のタイの晩ごはんです。
バンコクでちょっと落ち着いた雰囲気でゆっくり昼食を取りたいという時に、選択肢として上がるのがホテルビュッフェです。
これまで何度か紹介しているバンコクのフードコートでは安くて美味しい食事をいただけますが、しっりとしたサービス、衛生的な設備、きちんと整った料理…ということを求めるならば,やはりホテルビュッフェに軍配があがります。
ただ、それに比例してやはりお値段はそれなりにかかります。
お手頃と言われているホテルビュッフェでも、一人500B(≒¥1600)くらいでしょうか。
それが今回、格安でホテルビュッフェを味わえるところを発見したので、ご報告します。
それがバンコクの中心地区、アソークにあるタイパンホテルです。
場所はBTSのAsok駅を降りた先のsoi23を上がってすぐ,駅から徒歩10分もかからない好立地。
ホテルに向かうとドアマンが入り口を開けてくれます。レストランはその入口を入ってすぐ右手に。
入り口にかかっている看板を見てみると,プロモーション価格でランチビュッフェが149Bとなっています。
日本円にすると約480円。
ホテルビュッフェの値段としては格安ですね。
ただ問題は,この価格でどんなお食事がいただけるかです。安かろう悪かろうでは意味がありませんもんね。
まずはこちら。パスタコーナーです。
麺が普通のスパゲッティと,イカ墨のフィットチーネ(幅広麺)から自由に選べます。
ソースも2種類でミートソースとカルボナーラでした。
今日はミートソースにしてみました。
粉チーズをたっぷりかけて頂きます。
味は…まあ普通のミートソーススパゲッティですね。特別美味しくもまずくもありません。
これでお腹いっぱいにする必要はないので,次に行ってみます。
こちらはタイヌードルコーナー。
パスタは自分で盛り付けますが,こっちは注文するとその場で調理してもらえます。
今日はトムヤムスープで,麺も4種類(太さの違う米麺3種と小麦麺)から選べます。
タイに来てからお米麺ばかり頂いているので,今日は小麦面のバミーにしてみました。ラーメンですね。
スープの味は酸味と辛味がしっかり効いた本格的なトムヤム。
薬味として砕いたナッツを入れて頂くと,香りも引き立ってさらに美味しくなります。
食べていくと額に汗が吹き出てきますが,お箸も止まりません。あっという間に完食です。量も少なめなのが良いですね。
ではメインとなるおかずコーナーも見てみましょう。
まずこちらは目玉焼きとシーフードのカレー炒め。
タイ人が大好きな目玉焼きはやはりかかせませんね。
こちらはお魚のソテー,チリソース。
ソテーと書いてはありましたが,揚げてありますね,これ。
でも味は抜群で,クリスピーな食感の魚に玉ねぎとネギをたっぷり使ったピリ辛ソースがよく合います。今日一番の味でした。
こちらはウリの卵炒め。
タイ料理では定番ですが,あっさりとした味でとても美味しいです。
これはコックルカレーと言って,葉野菜と貝のカレー。
独特の風味がちょっと苦手で,今回もやっぱり口に合いませでした。好きな人は好きなんでしょうけどね。
こちらはチキンのココナッツスープ。
全然辛くありません。優しい味です。
お皿に盛るとこんな感じです。
品数は少なめですが,お値段を考えるとこんなもんでしょう。
でも一品一品の味はしっかりしています。
フードコートでおかず2品にご飯を頼むと50~60Bですから,おかず5品+目玉焼き+サイドメニューで149Bなら十分でしょう。
デザートもありますしね。
フルーツコーナー。
スイカとパイナップルとパパイヤですね。
写真にはありませんがアイスクリームのコーナーもありました。
こちらのトッピングを利用してタイ風かき氷,ナームケン サイ作りにチャレンジです。
出来上がりがこちら。
具沢山のトッピングが嬉しいですね。
自分で作れるので,甘さも加減できていい感じです。
他にコーヒーと紅茶もあるんですが,コーヒーがインスタントなのがなんとも…
このようにちょっといただけない部分もありますが,何しろ繰り返しますがお値段149Bですからね。
ちゃんとしたタイ料理をお腹いっぱい食べられて,ホテルのしっかりとしたサービスと落ち着いた空間でゆっくり時間を過ごせることを考えると,お値打ちあるビュッフェと言えるのではないでしょうか。
色々なタイ料理を食べたい,でもフードコートは騒々しくてゆっくり出来ない。という方にお薦めのタイパンホテルのランチブッフェ。
料金のプロモーション価格がいつまで続くのかが確認できませんでしたが,料理の内容も日替わりで毎日変わるようなので,またぜひお邪魔したいと思います。
今日もごちそうさまでした。