こんにちは,タイの晩ごはんです。
タイ・バンコクは暑い日が続いています。本日の最高気温は手元のアプリを見ると38℃。前日降った雨の影響か湿度も高く,体感気温は45℃となっています。
暑い!
1月にタイに引っ越してきて今日が一番暑い気がします。
そんな中お邪魔したのがここ,『かんてきやプロンポン店』です。
『かんてきや』さんは九州博多料理を中心にした居酒屋チェーンで,バンコクにはアソーク,プロンポン,トンローに店舗を展開しています。
ただし今日訪問したのはお昼。お目当てはランチメニューです。
安くてボリューム満点の居酒屋ランチは日本でもおなじみですよね。
食材の使い回しができること,余計な経費がかからないこと,そして夜の宣伝のためにお店側も採算度外視で出してくれる居酒屋さんのランチメニュー。庶民の味方です。昼から飲みたくなるのを抑えるのだけが大変ですね。
かんてきやのランチ
かんてきやさんのランチの目玉はこちら。
ご飯,サラダバー,明太子が食べ放題。太っ腹です。
早速入ってみましょう。
店内に入ると左手がカウンターと厨房,奥が掘りごたつ式の個室になっています。
2名での入店でしたが個室に案内されました。
テーブルに着くと冷たいおしぼりと冷えた緑茶が出されます。
これは嬉しいサービスですね。緑茶は「甘くない」タイプ(タイは緑茶も甘い)。おしぼりも日本では当たり前ですが,こんな暑い日にはありがた味が増します。
メニューを見てみましょう。
各種定食が160B(≒¥512)からとリーズナブル。
ただしこのメニューはプロンポン店限定ということなのでご注意ください。
今日はチキン南蛮定食と豚玉定食にしました。
先にサラダバーをいただきます。
レタス,千切りキャベツ,コーン,人参,トマト,ワカメ,玉ねぎ,きゅうりといった内容。
ドレッシングは和風,ゴマ,シーザーの3種類でした。
和風ドレッシングはタイらしくちょっと甘め。個人的にはゴマドレが美味しかったです。
サラダを食べている間に料理が運ばれてきました。
まずはチキン南蛮定食です。
大振りな鶏肉が4つ,小鉢は冷奴にきゅうりと人参の酢の物でした。
チキンは衣がサクッとしていて,中身はふっくらジューシー。甘酸っぱいタレとタルタルソースがからんでご飯がとまらなくなる美味しさです。
さすがは九州料理がウリの店なだけはありますね。
日本にいた頃は我が家でも時々チキン南蛮は作りましたが,鶏肉に下処理をして衣をつけて揚げて,南蛮酢を作ってかけて,タルタルソースを仕上げてと,結構手間がかかりますよね。
久しぶりにいただいたチキン南蛮,とても美味しかったです。
小鉢もなんてことはないんですが,これがあるのとないのとでは大違い。
ちなみにテーブルに置かれている醤油は普通の醤油と九州産の甘い醤油の二種類がありました。
個人的には甘い醤油は苦手なんですが,九州出身の方は嬉しいでしょうね。
こちらが豚玉定食。
豚玉と言ってもお好み焼きではありません。
千切りキャベツの上に豚バラと薄焼き卵がのっています。
大阪のお好み焼き定食は有名ですが,こっちの方がご飯のおかずとしては良い気がしますね。
いただいてみると想像通りの味。
ソースとマヨネーズが生み出す懐かしい,ホッとする美味しさ。
特別な美味しさはありませんが,これで良いんです。
こちらもご飯がとまらなくなりますね。
でも大丈夫。何しろご飯おかわり自由ですからね。モリモリ食べてください。
おっと,おかずの美味しさに明太子をいただくのを忘れてました。
しかしその明太子が…
なんとチューブの明太子でした。
試してみるとやっぱり業務用のチューブ入り明太子の味。
うーん,せっかく料理自体が美味しかっただけにひたすら残念。
ランチメニューのサービスに過剰な期待はそもそもおかしいのかもしれませんが,これなら食べ放題でなくてもいいので,ちゃんとした明太子を一腹か二腹いただきたかったですね。
ぜひ改善していただきたいところです。
というわけで,明太子はちょっと残念でしたが,お手頃な値段で美味しい定食が頂けるかんてきやプロンポン店さん。
場所はBTSのプロンポン駅を降りてすぐのsoi39を少し上がった所になります。
ランチメニューには他にも漬け本マグロ重定食(260B≒¥832)やカレー定食(160B≒¥512)などもありました。
また,アソーク店やトンロー店ではランチメニューも異なるようです。
詳しくはかんてきやバンコクの公式HPをご覧ください。
今日は二人でランチを頂いて計388B(≒¥1241)でした。
会計時に10%のサービスチャージと8%のVTA(付加価値税)が上乗せされますが,それでもやっぱりリーズナブルなかんてきやさんの居酒屋ランチ。
今度はぜひ夜にも行ってみたいですね(お店の目論見通り)。
今日もごちそうさまでした。