タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイ移住に必要なものは?夫婦二人で一ヶ月に必要な生活費@我が家の家計を大公開!

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プーケットの夕日)

 

こんにちは、先日仕事の都合でプーケットに行ってきたタイの晩ごはんです。

タイは乾季に入り、今が絶好のベストシーズン。

プーケットだけではなく、アユタヤ、チェンマイパタヤ、そしてもちろんバンコク等々と、年末年始の長期休暇を利用してタイへの旅行を計画している人も多いでしょう。

その中にはもしかすると、冬がなくて物価も安いタイへの移住を計画している人もいらっしゃるかもしれません。

駐在員としてではなく、自分の意思でタイへの移住を考える場合、一番気になるのはやっぱりひと月の生活費がどのくらいかかるかですよね?

そこで今回は、子供なし、夫婦二人でタイのバンコクで生活している我が家の家計を大公開したいと思います。

 始めに、我が家で使っている家計簿アプリについて。

色々試してみて、こちらのアプリに落ち着きました。

 

 

このマネーフォワードはクレジットカードの利用分が自動的に項目ごとで集計されるのがとにかく便利なんです。

日々の支払いのほとんどをクレジットカードで決済しているため、家計簿をつける面倒さから開放されています。

複数のクレジットカード・銀行口座とも連携できるため、お金の出し入れも一目瞭然ですし、とにかく楽チンなのが一番気にいっています。

 

では、そのマネーフォワードで集計された先月11月の我が家の家計はどうなっているでしょうか?

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これが一ヶ月の我が家の出費の内訳グラフ。

でもこれではさっぱり訳が分からないので、さらに細かく見ていきましょう。

 

まずこのグラフの中で一番大きな割合を占めているのが食費。

その内訳を見てみると、

  • 食料品:¥24,066
  • 外食:¥5,968
  • その他食費:¥4,242

合計:¥34,276

となっています。

食料品の中には、毎日飲むお酒やティッシュ、洗剤などの日用品も含まれています。

スーパーで購入したものは全て食料品として集計されているわけですね。

こんなブログをやっている割に外食にかかる費用が少なめなのは、夜はほぼ自炊のため。外出時のお昼は外食になりますが、それもショッピングモールなどのフードコートを利用すると、一食50B(≒¥170)もあれば十分です。

代わりに毎日のように日本食レストランに通うとなると、こんなものではききません。

タイ料理NG。日本料理LOVE!という方はちょっと厳しいかもしれませんね。

 

続いて大きな項目が住宅費。毎月の家賃です。

我が家はコンドを借りていて、その家賃が7500B(≒¥25,500)。

借りている部屋は1ベッドルームという言われているもので、リビング・ベッドルーム・キッチン・シャワールーム(トイレ)という構成です。

うちのコンドにはジムはありませんが、プール付きでこのお家賃。

日本人が多く暮らしているスクンビットあたりで同じような部屋を探すと最低でも1万Bはするでしょうが、我が家のあるラップラオ地区はバンコクの外れなのでこのお値段となっています。

とはいっても徒歩圏内にスーパーもショッピングモールもMRT(地下鉄)の駅もありますし、来年には目の前にBTS高架鉄道)の駅も開通予定です。

日本と比べると家賃はかなり安いんじゃないでしょうか。

 

光熱費は

  • 電気代:¥3,498
  • 水道代:¥620

家にいる間は24時間エアコンつけっぱなしなので、電気代もかなり安い。水道代もビックリするほど安いですよね。

アパート時代は電気代に苦しめられましたが、コンドに引っ越して大分楽になりました。

その辺の詳しい事情はこちらでどうぞ。

 

 

 

その他の項目もどんどん見ていきましょう。

  • 交通費(電車代):¥4,146
  • ガソリン代:¥1,292
  • 駐車場代:¥538
  • 通信費:インターネット/¥2,210。携帯電話/¥1,907(二台分)
  • 薬代:¥1,234
  • その他雑費:¥1,668

電車代は妻の職場までの交通費なので、全額会社負担。

バイクのガソリン代はリッター¥100前後でひと月の合計もこれくらい。コンドの駐車料金は無料ですが、外出時にショッピングモールなどにバイクを止めると1回あたり20~30B(¥68~¥102)ほどかかります。

通信費は家にADSLを引いており(光はまだまだこれから)、速度に不満はあるものの、特に問題なく利用できています。

タイでスマホを使う時にはプリペイド式のSIMカードを利用するのが一般的で、私が高速通信5GB/月で299B(≒¥1020)、妻が1.5GB/月で199B(≒¥680)のプランを利用しています。これも日本と比べると割安ですね。

 

そんなこんなで11月中の一ヶ月間の出費合計は¥79,215。

どうでしょうか。思ったよりも安い?それとも意外とかかるイメージですか?

 

もちろん、生活レベルによるので一概には言えませんが、我が家の暮らしで言えばひと月8万円あれば生活できることになります。

地方に行くともっと安くすみ、例えばチェンマイあたりだと5~6万円でも十分だとか。

バリバリ働いてバリバリ稼ぐという生き方ももちろん否定するつもりはありませんが、必要な分だけ稼いで、残りの時間は本当に自分がしたいことに費やす。というのも一つの生き方ではないでしょうか。

 

日本での生活に疲れてしまったら、たとえば半年だけでもタイでノンビリ過ごしてみると人生の見方が変わるかもしれません。

それでも50~60万円の貯金があれば、働かなくても半年間バンコクで生活できますよ。

 

では、本日の晩ごはんです。

 

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今日は天ぷらを揚げてみました。

鶏天、アスパラ、エリンギ、かぼちゃの天ぷらとトマトサラダです。

鶏天は大分の名物ですね。

鶏肉を普通に天ぷらにするだけですが、これが美味。唐揚げとは一味違った世界が堪能できます。

アスパラもエリンギもかぼちゃもバンコクの地元スーパーで普通に買えるので、手間さえ惜しまなければタイでも普通に日本食が食べられます(お金を惜しまなければ、さらに楽して日本食を楽しむことももちろん可能)。

 

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このトマトサラダはぶつ切りにしたトマトに千切り玉ねぎと刻んだニンニク、バジルを加え、砂糖大さじ1、塩・コショウ適量、バルサミコ酢大さじ1,オリーブオイル(エキストラ・バージン)大さじ3(分量は大体です。好みで加減して下さい)のドレッシングをふりかけました。

バルサミコ酢が全体の味を引き締めて、簡単なのにとっても美味しいサラダが出来上がります。

タイはトマトが信じられないほど安く、我が家では毎日のようにいただいています(これに関しても タイのトマト事情と調理法 をぜひご覧ください)。

 

タイは外食にせよ、自炊するにせよ、食生活で苦労することがあまりない(主観ですが)のも、日本人が住みやすい大きな理由の一つだと思っています。

 

移住とまではいかなくても、ぜひ一度ぜひタイに遊びにいらして下さい。

 

今日もごちそうさまでした。