タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイの安旨ワイン@「Knight Black Horse - Classic Red・Pinot Noir」

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

ソンクラン真っ最中のタイですが、水をかけられたりしないよう、家でひっそりと過ごしています。

でもせっかくの休みなので、ワインを開けることにしました。

今回いただくワインは上の写真の「Knight Black Horse - Classic Red」。

このメーカーのワインは以前に一度いただいたことがあります。

こちら。

 

 

以前と同じ、Ekkamaiのマックスバリューで購入しました。

前回購入した「Knight Black Hose Red Wine - Cabernet Sauvignon」はタイのワイナリーであるにも関わらず、なぜかフランスワインの表示になっていたことを記事のネタにさせていただきましたが、今回はそうした表示はなし。

ただし、ラベル自体に「South Australia」の表記がありました。

ラベルの裏を見てみると、『南オーストラリアの厳選したぶどう(ピノ・ノワール)を使用』と書いてあります。

南オーストラリアのぶどうをタイでワインに仕込んだのか、オーストラリアのワインを輸入・販売しているのか、ちょっと定かではありません。

タイのワインはエチケット(ラベル)の表記がどういうルールに基づいているのか、そもそもちゃんとした規定があるのかどうかが謎…。

まぁそれはさておき、いただきましょう。

 

本日の晩ごはんです。

 

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ポークチョップにコーンバター、フライドポテトにサラダというラインナップ。

ただし、本日の主役はワインです。

 

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こちらのワインの価格は299B(≒¥1000)。

この価格帯のワインで美味しいものを探そう!というのが本企画の趣旨。

これまでいただいたタイの安旨ワインシリーズについては、ブログ内の『タイのワイン』カテゴリーでぜひ検索してみてください。

 

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ワインのエッジはやや枯れたような色合い。

ピノ(・ノワール)らしいと言えばピノらしいですね。

口に含んでみると、酸味はなく穏やかな味わい。

ピノ特有のイチゴやベリー系の香りもしっかりと感じられます。

安いピノ・ノワールのワインはなかなかこれは!というものに出会えないんですが、こちらのワインはなかなかどうして頑張っています。

 

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ワインに合わせるポークチョップは、塩・コショウで下味をつけた豚肩ロース肉の塊をフライパンで焼き目をつけ、お酒、ケチャップ、ウスターソース、醤油、すりおろしニンニク、玉ねぎの千切り、トマトを放り込んで蓋をし、弱火でじっくりと蒸し焼きにしていきます。

ケチャップとソースの生み出すまろやかな味わいが、優しい味わいのピノにもなかなか合うじゃありませんか。

しかもこのワイン、時間が立つほど味わいが変化してきて、さらに美味しくなってきました。

安いワインではなかなかこうしたワインの香りと味わいの変化(“開く”とも言いますね)は期待できないんですが、この「Knight Black Horse - Classic Red」は及第点以上。

これはいいワインに出会えました。

タイでこの味わいのワインで299Bなら大当たり。

ただし、以前に同じく299Bで購入した「Knight Black Hose,Red Wine, Cabernet Sauvignon」は、今回見たところ399Bに値上がりしていました。

この「Knight Black Horse - Classic Red」も、新発売のプロモーション価格なのかもしれません。

エカマイのマックスバリューの近くにお住まいの方は、ぜひ今のうちにこちらのワインをお買い求めください。

 

日本では1000円前後でも美味しいワインがゴロゴロしてますが、ここタイではなかなかそうはいきません。

これからも300B前後の美味しいワインを探す旅は続きそうです。

 

今日もごちそうさまでした。