こんにちは、タイの晩ごはんです。
先日夕食も終えて、さあゆっくりしようかと思った夜の10時頃、突然外から「ドドドドド…」と激しい騒音が響き渡ってきました。
何事?と思って窓から覗いてみると…
なんと、目の前の道路で工事が始まっています。
こちらのエントリーでもお伝えしたとおり、バンコクの道路の多くはコンクリート舗装。
丈夫で長持ちするというメリットはありますが、いざ工事を始める際にはそのコンクリートを粉砕しなくてはなりません。
この激しい音は、コンクリートを砕いている音なんですね。
それにしてもうるさい。
タイ人はこんな状態で眠れるんでしょうか?
突然の騒音を伴う工事もマイペンライ?
もちろんそんなことはありません。
同じコンドに住むタイ人もこの騒音には参ったようで、コンドの住居者のLINEグループで連絡を取り合い、代表者が業者に問い尋ねたようです。
後から聞いたところによると、隣のコンドの水道が出なくなり、そのために急遽工事をしなければならず、2時間ほどはかかるという回答だったそう。
そしてその言葉の通り、この騒音は深夜の12時過ぎまで止むことはありませんでした…。
そんな日本ではちょっと考えられないような事態もたまに起きるタイ・バンコクですが、食事の面は充実しています。
輸入品はそうでもありませんが、現地の食べ物や食材は日本の半分~1/3ほどの値段で購入できます。
今回はそんなタイの食材を使った豚足ポトフをご紹介しましょう。
豚足については一度こちらのエントリーでも取り上げました。
豚足はタイでもポピュラーな食材で、タップリのコラーゲンが女性には嬉しい食材ですよね。
ただし、その見た目から敬遠する人も多いのが残念。
タイでも豚足は安くて美味しい食材なので、しっかり調理して美味しくいただきましょう。
まずは豚足を下茹でします。
タップリのお湯で1時間ほど茹でます。その間どんどんアクが出てくるので、しっかりとすくいましょう。
一度お湯を捨て、もう一度お湯をはって再び1時間ほど茹でます。今度はお湯が白く濁ってくるはずです。これがいわゆる豚骨スープになるものですね。
一度お湯を取り替えることで、豚足の臭みをしっかりと取り除くことができます。
下茹でが終わったら、さらにお湯を取り替えてコンソメスープの素、皮を剥いた玉ねぎを丸ごと、粒のにんにく2~3片、人参、ジャガイモ、ヘタをとったトマトを丸ごと、タイで手に入りやすいセロリの葉(日本ではローリエなどの香草を使ってください)を入れて中火でコトコト煮ていきます。トマトは最初に皮を剥くと煮崩れちゃうので、そのまま入れましょう。
ジャガイモに火が通ったら最後に塩・コショウで味を整えて完成です。あ、この時にトマトの皮はむいてくださいね。ツルリと剥けるはずです。
こちらが豚足のポトフ。黒胡椒をガリガリひいて、マスタードを添えていただきます。柚子胡椒でも美味しいですよ。
じっくり下茹でした豚足はトロトロプルプル。変な臭みやクセもまったくありません。
お肉の部分はしっかりと食べごたえがあり、ご馳走感さえただよいます。
日本でよく見かけるいわゆる『爪先』ではなくて腕の部分なので、豚足が苦手という人もこれなら食べられるんじゃないでしょうか。
タイで売られている豚足は一つ一つが大きいので、ボリュームもありますよね。
これで材料費は2人前で70~80B(≒¥250)ほど。
下茹でに時間こそかかるものの、調理面で難しいことはなんにもありません。ただひたすら茹でて、煮ていくだけ。
だれでも簡単にできる簡単・絶品、しかも格安の豚足ポトフ。
ぜひ一度お試しください。
今日もごちそうさまでした。