こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本はタイ以上(?)の猛暑が続いているようですが、皆さんお元気でしょうか。
こんなに暑いと外を出歩くのも億劫ですよね。
そんなときに重宝するのが移動販売車。
タイの田舎では、ソイ(通り)を行き来するこんな移動販売車をよく見かけます。
どんなものが売られているのか、ちょっと覗いてみましょう。
見るからに新鮮そうな野菜や果物のほかに、卵や干し魚なども陳列されています。
近くに寄ってみると、移動販売車というよりも小さな八百屋さんのようですね。
その辺の露天で野菜を並べている(タイでは普通に良く見かけます)物売りよりも、よっぽど品揃えは充実しています。
サイドもこんな感じ。
野菜が溢れ出ているかのようですね。
しかも、この品物がどれもこれもビックリするくらい安いんです。
例えば、こぶりな大根が3本で15B(≒¥52)、太いきゅうりが玉ねぎが10個以上入ったものが一袋20B(≒¥70)、 青ネギやパクチーが3房で10B(≒¥35)、キャベツ1玉20B、トウモロコシ5本で20B、といった感じ。
以前に紹介したタイのタラート(市場)も安かったんですが、移動販売車はそれ以上ですね。
おそらくは自分の畑や仲間の農家さんで収穫されたものを直接販売することでこの安さが実現できているんでしょうが、それにしても安い。
スーパーで買うのが馬鹿らしくなるほどの安さですね。
もちろん、我が家もいくつか購入いたしました。
そしてこちらが本日の晩ごはん。
タイのソーセージと豚のBBQはタラートで購入しましたが、野菜は移動販売車で購入したものです。
トウモロコシは茹でるのが一般的ですが、ラップでぐるぐる巻いて、レンジで600wで2分2~30秒、ひっくり返して同じ時間チンするとキレイに火が通ります。
あ、必ず1本ずつチンしてくださいね。
トウモロコシを1~2本茹でるときには、レンジが楽でおすすめです。
こちらはオクラのおひたし。
オクラは20本前後入っていたものが10Bだったかな?
スーパーで買うものに比べると大きさも不揃いですが、全く問題ないですよね。
オクラは塩もみして産毛をとって、たっぷりのお湯で2分ほど茹でましょう。
水っぽくならないよう、茹でるときは必ず丸のまま、塩も流し落とさずにそのままお湯に入れてください。湯で塩代わりになります。
茹で上がったら水気を切って、程よく冷めたところで白だしのつけ汁に浸しましょう。
白だしがない場合は、薄く伸ばした麺つゆでもOK。
つけ汁の濃度はお好みですが、こういうのはなるべく薄味に仕上げた方が美味しいですえ。
ビールや日本酒のアテとしても最高。
冷蔵庫で2~3日は持ちます。
こちらは新生姜の甘酢漬け。いわゆるガリですね。青のりを振りかけてみました。
柔らかな触感と口当たりの良さが一番の美味しさのポイントなので、生姜は繊維に沿って縦方向に、なるべく薄くスライスしましょう。
スライサーを使えば楽ですが、切り口がギザギザになって食感が悪くなるため、頑張って包丁でスライスしてください(切れ味抜群のスライサーなら問題ないですが)。
スライスした生姜をお湯で茹で、茹で上がったらしっかり冷まして、生姜の水分を十分に絞りとります。
消毒した瓶に甘酢と生姜を入れたら冷蔵庫で保管しましょう。半日も漬ければ食べられまし、2ヶ月程は保存できます。
【甘酢のレシピ】
- 昆布だし(水でもOK):大さじ10
- お酢:大さじ6~7
- 砂糖:大さじ2~3
- 塩:少々
我が家は甘いガリは苦手なので、砂糖はちょっと控えめです。その辺はお好みで調整してください。
こうやって自分好みに仕上げられるのが、自家製の良さですよね。
ガリはさらに細く刻めば、紅しょうがとしても使えます。
タイの生野菜は農薬が心配なので、特にこういった農家直販のものは十分に水洗いして使いましょう。
残留農薬は水で洗い流すことができます。しっかり水洗いすればそれほど心配する必要はありません。
重曹やオゾン水、野菜水洗い専用の水(!)などもあるようですが、これらの効用に科学的な裏付けはありません。流水でしっかりと洗うことが一番効果的です。
特に日本のスーパーで販売されている野菜は残留農薬のチェックもしっかりされているので、そもそも過度に心配する必要はありません。水洗いして安心してお召し上がりください。
近くに大きなスーパーがないタイの郊外で、向こうからやって来てくれるありがたい移動販売車。しかもこんなに安いならば、これからも見かけたときには積極的に利用したいですね。
さすがにバンコク市内を走っていることは少ないようですが、ちょっと郊外に出かけると見つけられると思うので、ぜひ一度のぞいてみてください!
今日もごちそうさまでした。