こんにちは、日本に一時帰国したばかりなのに再び旅行に出かけてブログの更新も滞っていた、タイの晩ごはんです。
普通、旅行に出かけるときにはチケットとホテルの手配をして、手荷物をまとめて空港に向かえば良いのですが、長期ビザでタイに滞在している外国人がタイ国外に出かける場合、もう一つ絶対に必要になるものがあります。
それが「リエントリーパーミット(再入国許可証)」です。
- リエントリーパーミットとは?
- リエントリーパーミットの種類
- リエントリーパーミットの申請場所
- リエントリーパーミット申請書の書き方
- リエントリーパーミット申請に必要なもの
- リエントリーパーミット申請の流れ
- チャムチュリースクウェアのお昼ごはん
リエントリーパーミットとは?
リエントリーパーミットは簡単に言うと、「長期滞在ビザを保有している在タイ外国人がタイ国外に出る際に、保有しているビザが失効しないための再入国許可証」のことです。
どうしてわざわざこんなものが必要かというと、タイのビザは一度出国してしまうと、その時点で効力を失ってしまうからなんですね。
ビジネスビザやリタイアメントビザなどの1年以上タイに留まれるビザを保有している人でも、2ヶ月の観光ビザでも考え方は同じ。タイ国外に出た時点でそのビザの役目は終了してしまいます。
そこでビザの有効期限内にタイ国外へ出る場合、そのビザの効力を失わないためにリエントリーパーミットの手続きが必要になるというわけです。
リエントリーパーミットの種類
リエントリーパーミットは目的に合わせて、2つの種類が存在します。
- シングル:1回のみ再入国可能。申請費/1,000B(≒¥3,500)
- マルチプル:複数回の入出国が可能。申請費/3,800B(¥13,300)
ビザの期限内に4回以上出国する予定があれば、マルチの方がお得になります。
一方で、シングルの場合は出国する度に申請しなければなりません。
リエントリーパーミットの申請場所
バンコクに住んでいる人がリエントリーパーミットを申請できるのは、以下の4ヶ所になります。
本来ならば空港で手続きしたほうが面倒がなくて良いのですが、日と時間によっては空港内のイミグレが混んでいて飛行機の時間に遅れてしまった。という人の話を聞いていたので、今回は大事をとって前もってイミグレオフィスに出かけることにしました。
我が家からはチェーンワッタナーのイミグレオフィスが近いのですが、ビザ発給の管轄の関係でチャムチュリースクウェアのイミグレまで出向かなければならないとのこと(Oビザの人は自動的にチャムチュリースクウェアのイミグレオフィスになるという未確認情報もあり)。
イミグレオフィスが入居している、チャムチュリースクウェアの場所はこちら。
ここのオフィスビルの18階にあるイミグレオフィスでリエントリーパミットの申請を行います。
リエントリーパーミット申請書の書き方
オフィスに行けばもちろん申請書はありますが、事前に記入しておくと楽ちんです。
フォーマットのダウンロードはこちらから。
この一覧の中のNo.15「คำขออนุญาตเพื่อกลับเข้ามาในราชอาณาจักรอีก (ตม. ๘)」がリエントリーパーミットの申請書類となります。
必要記入事項は英語でも書かれているため、それほど難しくはないはず。
どうしても分からない点があれば、当日係の人が代わりに書いてくれるため、空白があっても大丈夫です。
リエントリーパーミット申請に必要なもの
リエントリーパーミットの申請に必要なものは以下の通り。
- パスポート(原本)
- パスポートの顔写真があるページのコピー
- ビザのスタンプが押されているページのコピー
- 直近の耐入国時のスタンプが押されているページのコピー
- 入出国カード(TM6)
- 顔写真(申請書類に貼り付ける)
- 申請書
- 申請費用
以上を揃えたら、実際にイミグレーションオフィスに出かけて申請しましょう!
リエントリーパーミット申請の流れ
まず始めに、チャムチュリースクウェアの18階にあるイミグレオフィスに入って右手にあるカウンターに申請書を提出します。
書類に不備がなければ、受付番号がもらえます。
入口のすぐ左側にあるカウンターがリエントリーパーミットの受付なので、そこで番号を呼ばれるまで待ちましょう。
カウンターで申請受付後、さらにその奥にある納付カウンターで費用を支払います。
納付が済んだら、レシートと申請書類、パスポートの原本をまとめて提出します。
待つことしばし、無事にパスポートにリエントリーパーミットのスタンプが押されて手続き終了です。
このように、タイはとにかくビザ関係の事柄が面倒くさくて大変ですが、外国人として住まわせてもらっている立場なので大きな声で文句は言えません。小声で言いたいことは色々ありますけどね…。
とにかく、これで無事にリエントリーパーミットの申請が終了しました。
書類を書いて提出するだけなので、難しいことはとくにありません。タイ語が出来なくても全く問題ありませんよ。
チャムチュリースクウェアのお昼ごはん
チャムチュリースクウェアはショッピングモールとオフィスビルが併設する商業施設なので、当然のようにフードコートが用意されています(地下フロア)。
ローカル色が高めのフードコートなので、色々と楽しめそう。
注文したのは、定番のおかず乗せご飯。
豚ひき肉のカレー炒めに、空芯菜のカレーの合掛け。
ご飯が大盛りで65B(≒¥227)でした。
こちらの店は漬物とキャベツの千切りも自由に追加トッピング可能です。本来はタイ風カレーラーメン、カオソーイの付け合せなんですが、おかず乗せご飯にプラスしてもマイペンライ。
味はしっかりと辛味の効いた本格的な味わいです。
豚の挽肉と一緒にご飯を口に運んで刺激と旨味を堪能したら、ちょっと酸っぱい漬物とキャベツの千切りでリフレッシュ。豚のばら肉と一緒に煮込まれた空芯菜のシャバシャバなカレーをご飯が吸い込んで、シンプルながらも奥深い味わい。
決して特別な料理ではありませんが、こうした日常的な食べ物がしみじみとしっかり美味しいのがタイのいいところですよね。
せっかく取得したタイのビザですから、うっかりリエントリーパーミットを取りそこねて失効したりしないように気をつけましょう。
今日もごちそう様でした。