こんにちは、タイの晩ごはんです。
いつもお世話になっている近所の タラート(市場)に、新しい屋台が店を広げていました。
それがカオカームー屋さん。
カオカームーとは、豚足を醤油や八角などのスパイスと一緒に中華風に煮込んで、ご飯の上にかけて食べる料理。
タイ料理にしては珍しく辛くないので、八角の香りさえ問題なければ、日本人にも馴染みやすい料理の一つです。
タイではとてもポピュラーなメニューで、大きなフードコートでは必ずと言っていいほどカオカームー屋さんが入っています。
こちらがそのカオカームー。
ご飯にジックリ煮込んでトロトロになった豚足と、カナーという青菜、煮玉子を追加トッピングするのも定番です。
これは、ターミナル21のフードコート のカオカームー屋さんですが、こういう風に巨大な鍋でまとめて煮込むのが美味しさのコツ。おそらく、タレも継ぎ足していくんでしょう。
そのため、タラートの中にカオカームー屋さんがあるのは珍しい。
常時店を出せるならともかく、我が家の近所のタラートは月・水・金曜日の夕方のみの開催(最近月曜日も加わりました)ですからね。
60B(≒¥210)だというカオカームーを購入して家に戻りました。
屋台のカオカームーのため、ご飯はなし(ご飯だけ買うことも可能)。
青菜を別に買って追加し、ゆで卵も自分で用意します。そうすると、これが60Bとは思えないボリュームになりました。
屋台のカオカームーとはいっても、その美味しさはバッチリ!
豚肉は柔らかくてホロホロ。豚足の皮の部分はプルップルで、口の中で溶けていきます。
ついてきた酸っぱめのタレも悪くないんですが、日本人的には辛子でいただくと最高。
ご飯がないと、立派なツマミになりますよね。
ビールや焼酎がすすんで仕方ありません。
カオカームーはお昼にいただくだけではなく、こうして持ち帰ると晩酌のお供にもピッタリ。
タイの屋台の奥深さがまた一つ味わえました。
今日もごちそう様でした。