こんにちは、ラオスとの国境の街・ノンカイに滞在中のタイの晩ごはんです。
日常的に使っているPCが壊れてしまうと非常にダメージが大きいですが、それが海外だと?
今回、私が仕事でもプライベートでも使いこなしているそのPCが、ここノンカイで壊れてしまいました。
壊れてしまった愛機は、LenovoのThinkpad E585。
15.6型の画面サイズと、なんと言ってもブロガー、物書きには嬉しい、Thinkpadならではの キーボードの打ちやすさが最大の魅力です。
このE585、昨年買ったばかりの機種なんですが、先月あたりからブルースクリーンになって強制終了になるという事象が度々おきるようになりました。
だましだまし使っていたんですが、ついにここノンカイで本格的にダメになってしまう。
症例を少し細かく説明すると、PC自体は立ち上がってホーム画面まではいくんですが、そのうちすぐにダウンしてしまうんです。
念のため、セーフモードで立ち上げてみますが、これもダメ。
すぐにシャットダウンしてしまうため、初期化も怖くてできません。
一応ホーム画面までは進むため、ソフト周りの不具合ではなさそう。
とはいえ、ハード面での故障は別の意味で困ってしまいます。
というのも、ここはタイ。しかも川一本わたればそこはラオスという片田舎の街ノンカイです。
E-585のメーカー1年保証はつい先日切れたばかり、そもそもノンカイにThinkpadの正規代理店があるはずもなし。
途方にくれていると、ここで知り合って友人になった日本人が声をかけてくれました。
「PCショップに持っていったら?」
タイにはバンコクだけではなく、どこに行ってもPCショップがあり、そこに持ち込めば修理可能かもしれないとのこと。
一縷の望みをかけて、友人に連れて行ってもらいました。
着いたのは、ノンカイのAsawanというショッピングセンター。その一角にスマホやPC関連のショップが集まるスペースがあり、その中の1件のPCショップに持ち込んでみました。
そこは新品のPCや周辺機器を売っているショップでしたが、修理はここではできない。別の店でやっている、案内してあげるよ。とのこと。
そのまま別のフロアにあるショップまで案内してもらいました。
タイ人のこういうところって、本当に親切ですよね。
そこは中古のPCやアイテムを扱う店で、症状を説明すると「開けてもいい?」と聞いてきます。
メーカー保証も切れているので、どうぞどうぞ。そのために持ってまいりました。
ちょっと前田日明似のお兄ちゃんがチェックをし始めます。
少し時間がかかるので、適当に買い物でもしてて。終わったら電話するとのこと。
というわけで、適当にブラブラして、フードコートでお茶することになりました。
メニューにあるカプチーノをお願いしたら、それはできないと。じゃあ、別ので良いよ。と言ったらそれもできない。今できるのは、目の前に並んでいるフルーツ(みかん、りんご、スイカ、メロン)のスムージーだけとのこと。
時間的な問題なのか(19時過ぎていました)、土地柄なのかはわかりませんが、ずい分のんびりした対応です。まあでも、できないものは仕方がない。オレンジスムージーをお願いしました。
こちらがそのオレンジスムージーと、バナナスムージー。各40バーツ(≒¥140)でした。
ほぼオレンジ100%のスムージーのため、甘さも控えめでスッキリしていてとても美味。疲れた身体に染み込みます。
1時間ほど経ったところで連絡が入り、修理完了とのお知らせ!
お兄ちゃんの説明によると、ファンが全く動かなくなっており、それによる熱暴走が不調の原因とのこと。
ファンを取り替えて、修理費用は総額で500B(≒¥1,750)。
これは安い!
もし日本でメーカー修理に出すと、送料だけでそれ位はかかってしまいますし、ファンの交換だけだとしても、初期化されてしまう可能性大。
それを考えると、その場で修理してくれて、データも無事で、しかもこんなに安く済ませるなんて、タイのPCショップ超優秀!
今回持ち込んだ機種がタイでも普及しているLenovo製品だということもあるかもしれませんが、それにしてもすごく助かりました。
考えてみると、バンコクもどこにでもスマホショップがあって、フィルム貼りや割れた画面の交換なんかもチャチャッとやってくれるので、PCやガジェットのケアと言う面では、日本よりも全然良いかもしれません。
とにもかくにも、PCが無事に直ってめでたし、めでたし。
もうしばらく、ノンカイに滞在します。