こんにちは、タイの晩ごはんです。
タイではこれまで新型コロナウイルスの抑え込みに成功してきましたが、12月にサムットサコンで発生した大規模なクラスター以降、徐々に新規感染者数が増えてきています。
この事態を受けて今日1月4日から、バンコクやチョンブリなどの28県で再びロックダウンの措置が下されました。
ただし今回のロックダウンは限定的なものになっており、閉鎖の対象となるのは以下の施設。
- すべての教育機関
- バー、ナイトクラブ、カラオケなど
- ボクシングスタジアム
- 闘鶏場
- マッサージパーラー
- サロン
- ジム
- etc
コンビニやスーパー、ショッピングモールなどはコロナ対策を徹底した上での営業が許可されています。
レストランは当初、夜7時以降の食事の提供を禁止(テイクアウトは可能)となっていましたが、その後21時までの店内飲食が認められるようになりました。
バンコクでは県境で検問が行われており、特に外国人を中心に移動の制限も始まっているようです。
近所のスーパーに行ってみると、ご覧のように野菜を中心に商品棚がガラガラ。
これが直接ロックダウンの影響を受けてのことなのか、それとも正月明けで市場がまだ再開されていないのかは不明ですが、ロックダウンが市民生活にも影響を及ぼすのは間違いのないところでしょう。
今回のロックダウンは2月1日までとなっていますが、状況が改善されなければさらに強い措置が取られるとのこと。
それにしても、緊急事態宣言を出す・出さないで揉めている国もあれば、タイのように軍事政権下で急にロックダウンが行われる国もある。
どちらが良い、悪いという話ではありませんが、この辺りにもお国柄がよく出ていますね。
タイでも今後コロナ感染者が増加するのか、それとも今回のロックダウンで再び抑え込みに成功するのか、しばらくは事態の推移に目が離せそうにありません。