タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイでチーズは高級食材

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こんにちは、タイの晩ご飯です。

当ブログでも度々お伝えしていますが、食費が安く抑えられるタイで例外的に高いものがあります。

それが輸入食品。

外国から輸入される食品や食材には高い関税が課せられるため、下手すると日本で買うよりも高くついてしまうこともあるんです。

その筆頭がワイン。

日本でワンコイン(500円)で買えるようなワインが、タイでは300B(≒¥1,050)もするなんてことはザラ。

ワインは自家製することによって一応の解決を見ましたが、手作りが難しいものもあります。

例えばチーズ。

ワインのベストパートナーであるチーズですが、もちろんタイでも手に入ります。ただし、やっぱり高い。

 

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近所にあるTopsというスーパーの中にチーズ専用のコーナーができました。

種類も豊富で素晴らしいのですが、値段を見るとホールのカマンベールチーズがなんと598B(≒¥2,000)。た、高すぎる…。

日本では気軽に買えるチーズでも、タイでは高値の花…と普段は冷やかしで終わるのですが、この日は違いました。

なんと、色々なチーズが見切りで販売されていたんですね。

 

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こちらが購入したチーズ(の一部)。

カマンベールチーズが一度198Bに値下げされ、それが再度99.5B(≒¥350)への大幅ディスカウント。

これは買うしかないというわけで、安くなっているチーズを手当り次第に購入してしまいました。

買ったチーズはもちろん食べるでしょ!

 

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こちらが本日の晩ご飯です。

 

頂点(12時の位置)から右回りに

  • カマンベール
  • ブリア・サヴァラン
  • ダニッシュブルー
  • トリュフ・チェダー
  • サント・モール・ド・トゥレーヌ
  • クロタン

 

カマンベールは説明不要ですね。

ブリア・サヴァランは、カマンベールと同じ白カビタイプのチーズで、カマンベールよりもさらにクリーミーで酸味も少し強め。バケットやクラッカーに塗って食べると最高です。

 

ダニッシュブルーはデンマーク産のブルーチーズ。イギリスのブルーチーズ、ロックフォールに良く似ていて、刺激は少し強め。そこにハチミツを少しかけてやると、ぐっとまろやかで食べやすくなるのでおすすめです。

 

トリュフ・チェダーはその名の通り、チェダーチーズにトリュフを練り込んだもの。これがびっくりするくらいトリュフの香りがする!口の中ではトリュフのなんとも言えない芳香がさらに広がって最高に美味しい!個人的にはこの中でNo.1でした。

 

サント・モール・ド・トゥレーヌは、円筒状で中心を棒(藁)が貫いているのが特徴。その穴がありますよね。シェーブルタイプ(山羊のチーズ)で、表面を覆っているのはカビではなくて木炭。このチーズは初めていただいたんですが、酸味とコクのバランスが絶妙でかなり気に入りました。もともと山羊のチーズ好きなんですよね。

 

クロトンもシェーブルタイプのチーズで、その形から馬糞(クロタン)の名前を持ちます(諸説あり)。これ、そのまま食べても陽だまりの中の干し草を思わせる味わいが素敵なんですが、焼いて食べるとさらに最高!パンの上に乗っけてトースターで炙って食べるのもおすすめです。

 

チーズは単品で食べてももちろん美味しいんですが、このように複数のチーズを少しずつ皿に盛っていただくと、それぞれのチーズの個性や味わいが堪能できるのでおすすめ。

今回購入したチーズは全部合わせても600B程。もちろんいっぺんに全て食べるのではなく、少しずついただくのでかなりの期間楽しめます。

 

タイでは高級食材のチーズが今回こんなにも安く買えてかなり幸せでした。

ファランやセレブな人たちはともかく、一般のタイ人にはこうしたナチュラルチーズはなかなか気軽に手が出せない金額なので、見切りになるチャンスももしかしたら多いのかも?

これからも定期的に巡回せねば。

 

今日もごちそう様でした。