こんにちは、タイの晩ごはんです。
お魚系が弱いタイ・バンコクですが、フジスーパーなどの日系スーパーに行けば、良い食材と出会えることも。
今日はスズキのカマとしめ鯖を手に入れました。
しかししめ鯖はともかく、スズキのカマはどうするか?
というのも、タイのキッチンには魚焼きグリルなんていうものは無いんですね。
当ブログでも度々お伝えしていますが、タイの一般家庭にはそもそも台所がない家も非常に多い。
キッチンがあるコンドやアパートでもバンコクはそのほとんどが火気厳禁で、ガスコンロは使用不可。うちのキッチンもIHです。
しかも備え付きのコンロ(実際には電熱式)が壊れてしまって、今は自分で購入したIHを2台並べて使っている。
こんな感じです。
当然ですが、魚焼きグリルなんてついていません。
仕方がないので、フライパンで焼きましょう。
その前にまずは下ごしらえ。
カマを熱湯で洗い、血合いなどを取り除き、水気をしっかり拭き取ります。その後、塩を全体にふりかけ、15分ほど放置しましょう。こうすることによって生臭さがきれいにとれて美味しく仕上がります。
水分が出たらもう一度きれいに拭き取って、フライパンへ。
フライパンにアルミホイルもしくはクッキングシートを引いてその上にカマを皮目を下にして、中火でじっくり焼いていきます。
皮目にきれいに焦げ目がついたら裏返し、しばし焼き上げる。
しっかり火が通れば出来上がりです。
グリルで焼いたのと変わらない、スズキのカマの塩焼きができました。
魚は身よりもカマなどのアラの部分が一番おいしい。
大根おろしに醤油をちょろりとかけて一緒にいただくと、ここがタイであることを忘れてしまいそうです。
骨の周りが美味しいのは肉も魚も一緒ですね。
これならグリルが汚れない分、フライパンで焼くほうがいいのかも。
魚焼きグリルが無いタイはもちろん、調理後のグリルの掃除が面倒で魚は家で焼かない、という方はぜひフライパン調理をお試しください。
今日もごちそう様でした。