タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

SNSで話題?!40バーツの絶品バインミーを食べてきた

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

先日、Twitterのタイムライン上にバインミーの情報が流れてきました。

バインミーと言えば、ベトナム名物のバケットサンド。

実は私はこのバインミーが大好物で、実際にベトナムでも食べてきました(そのことについてはこちらのエントリーをご覧ください)。

バンコクで本場顔負けのバインミー、しかもそれがたったの40B(≒¥140)で食べられるとあれば、行くしか無いじゃないですか!

我が家からバイクを走らせることおよそ20分。

Sukhonthasawat soi 8に店を構える「Pho Nakhon Phanom」が、お目当ての食堂です。 

 

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この赤い看板が目印。

 

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ベトナムでもよく見かけた、このフランスパンを山積みにしているのがバインミー屋さんの証ですね。

Pho Nakhon Phanomは完全にタイのローカル食堂で、英語もほぼ通じません。

 

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テーブルに着くと、備え付けのこちらの注文表を使ってオーダー。

ちょっと前ならすごく困ってしまうところですが、今はGoogle翻訳が進歩してタイ語も読み取ってくれるので心配ありません。

一番上のバインミーと、下から5番目のフォーを注文。

到着したのがちょうどお昼だったので、お店の中は注文をさばくのにてんてこ舞い。とはいってもほとんどの注文がGrabのデリバリーだった(やはりコロナの影響でしょうか?)ので、店内は空いていました。

 

待つことしばし。

先にバインミーがやってきました。

 

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こちらが噂のバインミー

真ん中から2つに切り分けられています。

気になる中身は…

 

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ジャジャン!

どうです?具がたっぷり詰まっていて、見るからに美味しそう。

早速いただいてみると、バケットがフッワフワ!

普通、美味しいバケットの条件というと外側パリパリ、中がフンワリというのが王道ですが、こちらのパンはこれが本当にパン?と一瞬疑ってしまうほどのフワフワ加減。

これはちょっと衝撃的な食感です。

でも考えてみると、あまり外側がパリパリしているとサンドにした時にちょっと食べづらいこともあるので、これは正解なのかも。

 

バケットにはたっぷり塗られたレバーペーストが塗られ、その間には定番の人参と大根のなます、ハム、パクチーにチリソース。

具自体にスペシャル感はありませんが、フワフワのパンとの相性はバッチリ。

いい意味で食べごたえが無いので、本当にあっという間にお腹の中に吸い込まれていきます。

 これは確かにうまい。

もちろん、ローストチキンやケバブ、厚切りのハムなどが入った本場のバインミーに比べるとちょっと物足りなさはありますが、それはこのバケットの食感が見事に打ち消しています。

何しろ、バンコクでこのクオリティのバインミーがたったの40Bでいただけるのはすごすぎる。

 

バインミーの衝撃に打ち震えている中、フォーもやってきました。

 

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これはフォーというよりも、タイヌードル(クイッティアオ)ですね。

まぁ、タイヌードルもフォーも同じ米麺を使っているので、それほど大きな違いはないと言えなくもない。

見た目とは裏腹にあっさりとしたスープで普通に美味しいんですが、とにかくバインミーのショックが強すぎてフォーが霞んでしまう。

こちらのフォーは60B(≒¥210)でした。

 

【2/11追記】

フォーだと思っていただいたこちらの麺料理、実は本当にタイヌードルのクイッティアオでした。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 


とにかく、噂に違わぬ美味しいバインミーがいただけるこちらのお店。

唯一難点なのは、そのロケーションでしょう。

 

 

バンコクの北側にあるエリア、ラップラオの東に位置するPho Nakhon Phanomは、中心部からは渋滞なしで40分以上はかかるでしょうか

とにかく他に何もない場所なので、何かの用事のついでというわけにもいかない。

ウイークエンドマーケットが開催されるチャトチャック公園からも、車かバイクで向かうしか無い(バスでいけないこともないでしょうが)ので、覚悟を決めて向かう必要があるでしょう。

とはいえ、わざわざ出向くだけの価値はあると思うので、気になった方はぜひ一度お試しください。

 

幸いなことに我が家からはそんなに離れていないので、リピートは確実でしょう。

 

今日もごちそう様でした。