こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本はそろそろ花粉が飛び散る季節でしょうか?
ここタイには杉が無いので、花粉症持ちには非常に嬉しい。そしてタイでも少しずつ季節が移り変わってきています。
バンコクでは少しずつ気温と湿度が上がってきていて、乾季ももうすぐ終わり。これから一年で一番シンドイ暑季がやってきます。
日本のような四季のないタイで、季節の移ろいを感じられるものと言えばフルーツ。
フルーツ好きな妻は、マンゴーが美味しくなる3~4月が何よりの楽しみだそう。
果物にあまり関心が無い私のような人間は、タイにいる甲斐があまりないのですが、そんな私でも楽しみにしているフルーツがあります。
それがポメロ。
タイ語ではソムオー、日本ではザボンやブンタンなどとも言われている大型の柑橘類です。
オレンジと並べるとその大きさが際立ちますね。とにかくデカイ!
重さをはかると1.6kgもありました。
日本でこのサイズのポメロを買おうとすると、1個2,000円は軽くするでしょうが、そこはさすがタイ。
市場で妻が買ってきたこのポメロはなんと30B(≒¥100)。やっぱりタイ国内のものは安いですね。
ただしこのポメロ、タイのフルーツカレンダーによると旬は8~10月なっています。
季節外れのポメロ、果たしてそのお味は?
…の前に、まずは皮をむかなくてはなりません。
外側の分厚い皮と、内側の白い薄皮(?)の部分も包丁を使って剥いていきます。
この皮むき作業がポメロを食べる最大の難関。
ちなみに、スーパーなどでは剥き身のポメロがパックに包まれて売られていますが、値段はかなりお高め。やはりそれだけ大変ということなのでしょう。
そしてやっぱり剥き身のポメロは美味しくない。やっぱりむきたてが一番です。
皮を剥いてもやはりかなりの迫力。
このポメロ、味わいはグレープフルーツに近いですが、それよりも酸味は少なく、一つ一つの粒が大きいので口の中でプチプチ弾けて食感もとっても楽しい。
見た目から大味なイメージがありますが、非常にジューシーで味わいも繊細。
さすがに旬まっただ中のものと比べると少し落ちますが、それでも十分に美味しい。
タイに数多くあるフルーツの中でも、トップレベルの美味しさではないでしょうか?
人間にとっては1年で一番快適なタイの乾季ですが、実はフルーツ目線で見るとつまらない季節。やっぱり雨が降らないとダメなんでしょうね。
これから暑季、それが終わると雨季と季節が巡っていきますが、それに伴い美味しい果物が続々と登場します。
せっかくタイにいるので、もう少しフルーツも食べてみようかな。
今日もごちそう様でした。