こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本も梅雨入りの時期を迎えていますが、ここタイ・バンコクでもいよいよ今日から雨季に突入した模様です。
タイの雨季は日本の梅雨と違って一日中シトシトと雨が降り続くというわけではないのですが、それでも鬱陶しいことに違いはありません。
しかし、そんな雨季の時期に多くの果物が旬を迎えます。
そんなタイのフルーツの中でも筆頭格と言えば、やはりこちら。
果物の王様とも言われる、ドリアンです。
タイ人はとにかくドリアンが大好きで、この時期ではスーパーはもちろん、屋台などいろいろな場所でドリアンを見かけます。
ドリアンの屋台に群がるタイ人たち。
タイでもドリアンは高級品ですが、ドリアンのためならお金は惜しまない?と見えるほどの人気ぶり。
上の屋台ではドリアンがキロ130B(≒¥460)と、割とリーズナブル。
ただし、丸ごと買っても日本人には持て余してしまうと思うので、パックに小分けされたものを買うのがおすすめです。
このドリアン・パックは一房(?)で73B(≒¥260)と、かなりのお値打ち品。
これくらいの大きさです。
ドリアンと言えば、その匂いの強さで日本でも有名。
ただ、現地で口にするドリアンは匂いこそ強いけれども、そこまで臭いとは思いません。
納豆やウォッシュタイプのチーズの方がよほど臭いんじゃないかな?
やっぱり日本で手に入るドリアンは、鮮度が落ちてしまっているのでしょう。
そもそも、臭いものにマズイものなしと言われるくらいですから、ドリアンも美味しいんでしょう。好きな人にとっては…。
そう、実は私自身はドリアン苦手なんです。
いや、食べられますよ?
食べられるけど、美味しいとは思わない。
完熟のドリアンはネットリとジューシーで、クセの強いクリームチーズのような味わい。
ただ、やっぱり鼻から抜ける匂いはかなり強いです。
この匂い自体がダメと言う人も多いから、やっぱり好き嫌いがハッキリ分かれるフルーツなんでしょうね。
上のドリアンは妻がいただきました。
地元のタイ人に言わせると、ドリアンは完熟の一歩手前のちょっと固さが残っているくらいの方が美味しいんだとか。
今度はそんなドリアンにもチャレンジしてみようかな。
ドリアンはコレ自体で完結している、いわば一種のスイーツのようなものなので、加工品には向きません。
ドリアン・アイスなんかもありますけどね。あまりこうしたものが好き!という人を見かけない。
ドリアン好きにとっては、ドリアンそのものが至高の味なのでしょう。
日本ではなかなか手に入らないドリアンですが、この時期であればタイのどこでも簡単に手に入ります。
ハマる人にとっては底なし沼のようにどっぷりとハマってしまうらしい、魅惑の果物ドリアン。
ぜひ一度、タイでお試しください。
今日もごちそう様でした(ほとんど食べていない)。