タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイで新型コロナウイルスのワクチン接種はいつになる?

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

ここタイでの直近7日間の新型コロナウイルスの新規感染者数の平均は、およそ3,000~4,000人という高い割合で推移しています。

こうした状況の中で望まれるのが、一刻も早いワクチンの接種。

タイにおけるワクチンの摂取状況はどのようになっているでしょうか?

まずタイ政府としては2021年末までに、全人口の70%にあたる5,000万人の接種完了を目標に掲げているようです。

 

5月末時点でのタイのワクチン接種状況は

  • 合計接種数:361万
  • 必要回数のワクチン接種が完了した割合 1.6%

となっており、まだまだ始まったばかりというのが実情です。

 

またタイ政府は、国籍を問わずに外国人も含めて全ての人がワクチンを接種できる方針を発表しています。

では、日本人を含む外国人は、タイでいつから、どこでワクチンを接種できるようになるのでしょうか?

 

5月21日に発表された内容によると、タイ国内での外国人のワクチン接種に関する方針は次のようになっています。

  • 社会保険番号または、パスポート番号を保健省の指定病院へ登録する
  • 現時点のバンコクの指定病院は、ウィムット病院とバンラック・ワクチン接種ヘルスセンターの2病院。他県では、各人の健康記録を有する病院が指定病院となっている

要は指定病院に登録してから、ワクチンを接種してね。ということなのですが、この登録の窓口がよく分からない。

一応、ここに意思確認フォームは開設されているのですが、クリックしてみると「この度は、COVID-19ワクチンの接種をお申し込みいただきありがとうございます。登録は終了しました。ワクチンの配分が関係省庁で確定しましたら、追ってご連絡させていただきます(原文は英語)」と表示されるのみ。

外個人向けのワクチン接種は6月7日から始まるようですが、もう初回受付分は終了したということなのでしょう。

今後、いつ受付が再開されるかは未定です。

 

タイ在住の外国人向けに、個人とは別にグループによる接種登録も行われています。

そしてこのグループは以下の5つに分類されているようです。

  1. 外交団や国際機関、その帯同家族
  2. 外国政府機関
  3. タイ国籍を有する配偶者を持つ外国人
  4. 外国人留学生
  5. 移民労働者

このグループに属しているからか分かりませんが、妻の会社で来週の月曜日(6月7日ですね)に、ワクチンの集団接種を行なうようです。

ただ、政府からの通知が急だったこと(昨日の金曜日)、接種時間が限定されている(2時間)ために社内調整が追いつかず、わずか数人の接種になる見込みなんだとか。

妻は当日出勤のため、ワクチン接種は不可なんだそうです。ちょっと抜けさせてくれればいいのにね。

ちなみに、配偶者は接種の対象外となるそうです。

 

このように、タイでは我々がいつワクチンを接種できるようになるか、まだまだハッキリしたことは見えてきません。

学校に勤めている外国人はすでに接種が始まっていて、知り合いも何人か受けています。

 

またタイ国内の流れとは別に先日、在タイ日本大使館からワクチン接種に関するアンケートがメールで届きました。

内容は、日本でワクチンを接種できるようになったら帰国する意思はありますか?というもの。

どうやら今夏以降に、日本に一時帰国してワクチン接種を行うことを希望する人を対象としたワクチン接種事業を、成田空港及び羽田空港又はその周辺で実施する方向で準備を進めているようです。

これが実現するなら、このタイミングで一時帰国するというのも良いかもしれませんね。

スムーズに一時帰国&再入国ができると良いのですが…。

 

とにもかくにも、なるべく早くワクチン接種ができて、もとの生活に戻れることを願うのみです。