タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイ産日本米の実力は?

はてな読者登録をする

f:id:dctyk:20210815155814j:plain

こんにちは、タイの晩ごはんです。

日本人にとってもタイ人にとっても、一番大切な食べ物といえばお米。

タイのローカルスーパーに行くと、日本以上にお米の種類や数が多くてびっくりします。

そして先日はこんなものも見つけました。

f:id:dctyk:20210815160017j:plain

お米の量り売りですね。

いつもは5キロの米袋でタイ米ジャスミンライス)を買っているのですが、こうしていろんな種類のお米を少しずつ試せるのはありがたい。

どれどれ、どんなお米があるのかなと見てみると…

f:id:dctyk:20210815160711j:plain

日本米がありました。

日本米といっても、タイで生産しているジャポニカ米という意味です。

フジなどの日系スーパーに行けば普通に売っていますが、ローカルスーパーで見かけるのは珍しい。

タイ人も日本米を食べるようになったのか、それとも日本米を試してみたいというニーズに応えるためか…。おそらくは後者でしょう。

値段は1kgで61B(≒¥215)。

日本の感覚だと激安ですが、並んでいるお米の中では一番高いお値付け。

といった感じでした。

せっかくなので、買ってみましょう。

f:id:dctyk:20210815161236j:plain

こちらが、タイ産の日本米。

見た目はほんとに日本のお米とかわりませんね。

f:id:dctyk:20210815161310j:plain

一粒一粒もしっかりと立っていて、日本米らしい粘りもしっかり出ています。

肝心のお味は…

う~ん、普通。

日本で出回っているコシヒカリササニシキと比べると、味の差は歴然としています。

安い食堂で出されるご飯、といったら伝わるでしょうか。

まぁ、お値段がお値段ですしね。

もちろんまずいわけではなく、しっかりと食べられるのですが、このクオリティであればちょっと高めの(それでも日本米より安い)ジャスミンライスの方が個人的には美味しいと思います。

ただ、おにぎりにしたり、納豆やお刺身などの純和食に合わせるのであれば断然、日本米の方が良いでしょう。

どうしてもタイ米はだめ、という人もいるので、そうした人にとってはタイのローカルスーパーでも普通に日本米が買えるのは嬉しいでしょうしね。

 

バンコクでは日本食レストランが人気で、なんでも外国料理(タイ人にとって)の中では一番数も多いそうです。

ローカルスーパーでも日本米が売られているのは、タイ人の中でも日本食が馴染み深いものになってきた、という証拠かもしれません。

こうしてタイ・バンコクは、日本人にとってもますます住みやすい街になっていくのでしょう。

 

今日もごちそうさまでした。