こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本人にとってもタイ人にとっても、一番大切な食べ物といえばお米。
タイのローカルスーパーに行くと、日本以上にお米の種類や数が多くてびっくりします。
そして先日はこんなものも見つけました。
お米の量り売りですね。
いつもは5キロの米袋でタイ米(ジャスミンライス)を買っているのですが、こうしていろんな種類のお米を少しずつ試せるのはありがたい。
どれどれ、どんなお米があるのかなと見てみると…
日本米がありました。
日本米といっても、タイで生産しているジャポニカ米という意味です。
フジなどの日系スーパーに行けば普通に売っていますが、ローカルスーパーで見かけるのは珍しい。
タイ人も日本米を食べるようになったのか、それとも日本米を試してみたいというニーズに応えるためか…。おそらくは後者でしょう。
値段は1kgで61B(≒¥215)。
日本の感覚だと激安ですが、並んでいるお米の中では一番高いお値付け。
- 日本米 > もち米 > ジャスミンライス > それ以外
といった感じでした。
せっかくなので、買ってみましょう。
こちらが、タイ産の日本米。
見た目はほんとに日本のお米とかわりませんね。
一粒一粒もしっかりと立っていて、日本米らしい粘りもしっかり出ています。
肝心のお味は…
う~ん、普通。
日本で出回っているコシヒカリやササニシキと比べると、味の差は歴然としています。
安い食堂で出されるご飯、といったら伝わるでしょうか。
まぁ、お値段がお値段ですしね。
もちろんまずいわけではなく、しっかりと食べられるのですが、このクオリティであればちょっと高めの(それでも日本米より安い)ジャスミンライスの方が個人的には美味しいと思います。
ただ、おにぎりにしたり、納豆やお刺身などの純和食に合わせるのであれば断然、日本米の方が良いでしょう。
どうしてもタイ米はだめ、という人もいるので、そうした人にとってはタイのローカルスーパーでも普通に日本米が買えるのは嬉しいでしょうしね。
バンコクでは日本食レストランが人気で、なんでも外国料理(タイ人にとって)の中では一番数も多いそうです。
ローカルスーパーでも日本米が売られているのは、タイ人の中でも日本食が馴染み深いものになってきた、という証拠かもしれません。
こうしてタイ・バンコクは、日本人にとってもますます住みやすい街になっていくのでしょう。
今日もごちそうさまでした。