タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

コロナ禍のスワンナプーム空港&日本帰国便の現状は?【2021年8月】

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こんにちは、PCR検査で無事に陰性証明を獲得したタイの晩ごはんです。

これで無事に日本に戻ることができます。

そうなると気になるのが、スワンナプーム空港と帰国便の様子。

そこで今回はこうした点をレポートします。

これから日本への帰国を考えている人のご参考になれば。

まずスワンナプーム空港の発着便ですが、このように軒並みキャンセルが並んでいます。

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2021年8月現在、バンコクと日本を結んでいるのはJALANA、タイ航空、LCCのZIPAIRなど。

普段はLCCを使っているのですが、今回は(PCRで陽性になるなどの)緊急事態にも対応できるように、JALをチョイスしました。

JALではパンデミックの中、予約変更料無料や預け入れ荷物の1個追加無料などのキャンペーンを行っています。

詳しくは、JALの公式HPでご確認ください。

 

さて、スワンナプーム空港ですが…

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このようにガラガラ。

皆さんも同じことを仰っていますが、本当にビックリする光景です。

ロックダウンのために、空港内のレストランも全てクローズになっています。チェックイン前に腹ごしらえをしたいなら、出発ロビーの突き当り、VAT REFUNDの並びにあるローソンをご利用ください。

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ちなみに、チェックイン後には食料品の調達はほぼ不可能(スナックなどを売っている自販機はある)ですので、ご注意を。

時間になってカウンターへ向かうと、思ったよりも人が並んでいます。

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しかも、そのほとんどがタイ人なんですよね。なぜ???という疑問は、日本到着後に明らかになります。

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免税品店の多くもクローズ。特にキングパワーは全て営業していませんでした。

ジムトンプソンは営業していましたが、やはりお土産も事前に購入するのが良いでしょう。

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そして一番ビックリしたのがこの風景。

出発ゲートなのですが、本当に人影が見えない。実際には奥に進むといるんですが、パンデミックの異様さがヒシヒシと伝わってきます。

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機内ももちろんガラガラ。

全部で30人ほどの乗客でしょうか?

CAさんに聞いてみると、これでも今日は多い方なんだとか。

航空会社も本当に大変ですね。飛んでくれているだけでありがたい。

ちなみに、私たちの座席は窓際の前後並びにしました。あえて隣に席を取る人もいないだろうから、座席を広く使えるだろうという目論見だったのですが、それすらも必要なかったほどの空き具合。

出発は深夜の1:30だったので、機内食はありません(朝食対応)。

ただし、飲み物は自由にオーダー可能です。

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最初にいただいたのは、エビスビール。アルコールを頼むとその都度、あられミックスの小袋もついてきます。

いや~、エビスも久しぶりですが、やっぱり美味しいですね。最高!

ビールは他にもスーパードライ一番搾り黒ラベルがあるようです。

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続いて日本酒の銘柄も何があるか尋ねたのですが、答えの代わりに出されたのが白鶴。

これだと分かっていれば頼まなかったのに…。

これ以上のコメントは控えます。

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ワインはJALオリジナルだという、「DOUBLE O」。

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白も赤も良く言えば飲みやすく、悪く言えば個性が乏しくてあっさりとしたワイン。

あまり期待せずに飲むのが良いでしょう。

しかし航空会社には悪いですが、乗客の少ない飛行機の旅がこんなにも快適だとは思いもよりませんでした。

眠くなれば中央のシートに移って体を横にして休めます。

飛行機ではなかなか眠れないのですが、横になると一瞬ですね。気がついたらもう成田上空でした。

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あまりにも気持ちよく眠っていたため、朝食は食べられませんでした。

CAさんは妻に「起こされますか?」と聞いたそうですが、断ったとのこと。妻の判断は正しい。

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こちらがその朝食。妻によると大変美味しかったということです。

 

そしてついに日本到着。「乗り継ぎの方はしばらく機内におとどまり下さい」というアナウンスが流れます。

そうなんです、JALのカウンターに並んでいたタイの人たちは、日本経由でアメリカなどに向かう方たちだったんですね。

この便で成田に降りたのは、私たちを含めてなんと5人のみ!

しかもそのうちの二人はパラリンピックの関係者(アスリートではありませんでした)だったので、一般の利用者は3人だけだったんです。いやあ、こりゃ本当に大変だわ。

 

これまでにないほど快適だった空の旅ですが、それもコロナ禍のゆえだと思うと少し複雑…。

そしてこの後には入国に伴う手続きが控えています。

それについてはまた改めて。