こんにちは、一時帰国中のタイの晩ごはんです。
バンコクにいる間は「タイの業務スーパーとも呼ばれている」、makro(マクロ)」に大分お世話になりました。
日本に帰ってきたら早速、本家の「業務スーパー」へ繰り出すわけですが、そこで俄然気になる商品を見つけました。
その名も「長岡藩」という新潟の日本酒が、一升瓶でなんと999円(税別)です。
これはまさに衝撃価格。
タイでこの金額で買える日本酒は、一合瓶がいいところ。
それがなんと純米酒で、しかも一升瓶で999円ですからね。一体どうなっているんでしょうか?
ただし、安くてもマズければ意味がありません。
試しに、同じお酒の四合瓶を買ってみました。こちらは498円。
純米酒を名乗っている通り、このお値段なのに醸造アルコールも糖類も添加されていません。
精米歩合は70%と低いですから、何しろこのプライスなので全く問題なし。
そして肝心のお味ですが…。
あ、全然悪くない。
精米歩合の低い純米酒ならこういう味わいになるよね、という想像通りの味わいではありますが、全然普通に飲める。
味はドッシリしているですが、ちゃんと酸味もあるので重さが気にならないんですよね。
ボックスワインのように、デイリーで飲む日本酒と考えたら全然アリですよ。
お魚と合わせてみます。
ノドグロの塩焼き。
先日、炙りにしたノドグロ。なんと2匹いただいていたので、一匹は塩焼きにしました。
ノドグロはお刺身も最高ですが、焼くと脂の旨さがさらに引き立ちます。
本当は一匹まるごと焼くのが良いんですが、二人前にしたので三枚におろして焼き上げます(頭と中骨も別に焼いて美味しくいただきました)。
んで、ノドグロを一口ほおばって長岡藩を口に含むと…
単独で飲むよりさらに美味しい!
お魚に日本酒が合うのは当たり前ですが、こんなに安いお酒でも口の中は幸せ。
「1+1」の足し算ではなく、掛け算の美味しさが長岡藩でもしっかり楽しめます。
デイリーの食中酒としての長岡藩の株は爆上がり。
こちらはカニカマと九条ネギの卵とじ。
近所のスーパーで九条ネギが安く売っていたので、卵でとじてみました。
九条ネギを2cmくらいの幅にカットし、麺つゆ、カニカマと一緒にさっと炊いて卵でとじたもの、簡単なのに、九条ネギの甘さが引き立って最高に美味しいんです。
カニカマはタイでも売っていますが、やはり日本のものと比べると雲泥の差ですね。
日本のカニカマって、レベル高すぎません?
この卵とじももちろん、長岡藩にバッチリ合います。ちょっと余ったら、ご飯にかけて食べても幸せなのは言うまでもありません。
物は試しと手を出した長岡藩ですが、予想以上の満足度。もちろん追加で一升瓶も買い足しました。
日本にいる間はお魚を中心にと考えているので、こんなに安くて満足できる日本酒が手に入る業務スーパーはやっぱりすごい!
コスパ的には文句なしの星5つ。
安くてもちゃんと呑める日本酒をお探しの方は、長岡藩をぜひお試しください。
今日もごちそうさまでした。