こんにちは、日本に帰ってきてからずっと魚を食べ続けているタイの晩ごはんです。
だって、お魚が美味しすぎるんですもの。日本って。
しかも安いし。
タイではシーフード関係は(お肉に比べて)高い上に、鮮度もイマイチで種類も限られています。
ところが日本では四季ごとに豊富なお魚を、安価で(ここ大事)いただけます。
本日はタイのあら炊きを作ってみました。
鯛のあら炊きもバンコクで食べることは難しいですね~。
そもそも鯛のアラなんて売っていない。
ところが、日本ではスーパーで普通に鯛のアラが200円~300円という非常にリーズナブルなお値段で売られています。
お魚で一番美味しいのって、アラだと思うんですよね。
魚の王様の鯛のアラ(お頭+中骨の部分)をさっと炊いたものが、美味しくないはずがありません。
しかも鯛のあら炊きって少し手間こそかかるものの、とても簡単で絶品に仕上がるのですごくオススメなんです。
【鯛のあら炊きの作り方】
- ウロコをしっかり取り除く
- 鯛のお頭をボウルに入れ、熱湯をたっぷり注ぎ、血合いや汚れを丁寧に取り除く(霜降り)
- 鍋やフライパンに鯛のアラを並べ、お頭の半分が浸かる程度の水を張る
- 酒100ml(お玉一杯が目安)、砂糖大さじ1、みりん大さじ2、醤油大さじ2、生姜一欠を入れて火にかける。
- 煮汁が沸騰してきたらアクを取り除く。落し蓋をして(穴を開けたアルミホイルでも可)中火の弱火で煮詰めていく
- 15分ほど炊いて煮汁が煮詰まってきたら皿に盛り付ける
- 白髪ねぎをちらして完成
鯛のあら炊きを作る時にちょっと手間なのが、ウロコや血合いを丁寧に取り除くところ。でもこの工程をしっかりとやることで、生臭さが一切感じられなくなります。
後は煮汁を加えて煮詰めるだけなので、本当に簡単。しかも味は大げさではなく、お店で食べるのと変わりません。
白髪ねぎはお好みではありますが、これも簡単にできるのでこの際に覚えておきましょう。
まず長ネギを5cmほどの長さにカットし、縦に切れ目を入れます。
そうするとこんな風に長ネギがクルリと広がるので、重ねた上で縦になるべく細く刻みます。後はさっと水でさらしてあげればOK。
鯛の目玉や頬肉、カマの部分など、トロトロで濃いめの味付けがご飯にもお酒にも合う抜群の味わい。
あら炊きは鯛の一番美味しい食べ方なんじゃないか?と思うほどの美味しさです。
難しいイメージのある鯛のあら炊きですが、一度作ればその簡単さと美味しさにビックリするでしょう。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
今日もごちそうさまでした。