こんにちは、タイの晩ごはんです。
朝晩すっかり涼しくなり、秋の訪れを感じています。四季の移ろいを五感で感じられるのは、やはり日本の良さの一つですね。
ならば、味覚でも秋を満喫しようと買ってきたのが、茄子。
タイでも茄子は気軽に手に入りますが、焼き茄子はあまりやっていませんでした。
というのも、トースターがなかったから。
フライパンでも魚焼きグリルでも焼き茄子はできますが、なんといっても一番お手軽なのがトースターを使うこと。
まずは焦げやすいガクの部分を切り落とします。
上の写真のように、包丁でぐるりと切れ目を入れて、ガクを取り除きましょう。
その後は爪楊枝で数カ所穴を開け、アルミホイルの上に並べてトースターで焼くだけ。
焼き時間は茄子の大きさやトースターの性能にもよりますが、今回は230℃で片面15分。裏返してさらに15分焼きました。
茄子の表面を押してみて、柔らかくなっていたら焼き上がりOK。
皮が黒焦げになっていても問題ありません。
少し冷まして粗熱をとったら、竹串か包丁を使って皮を剥きましょう。しっかり火が入った茄子であれば、皮もスルリと向けるはず。
皮を剥いたら好きな大きさに切り分けて、生醤油、おろし生姜、鰹節をふりかけていただきます。
これぞ翡翠色という茄子の身に、醤油と鰹節が映えるではありませんか。
じっくり火を通した茄子はフワフワ・トロトロでなんとも言えない食感。
油と相性の良い茄子ではありますが、油を使わない焼き茄子はヘルシーなのに茄子の美味しさが十分に味わえて最高。
冷えた日本酒がひときわ美味しく感じられます。
料理とは言えないほど簡単なのに、こんなに美味しい焼き茄子。
やはり旬の食材はシンプルに調理して、素材そのものの美味しさを味わうのが一番おいしいですね。
まだまだ茄子の時期は残っているので、今のうちに存分にいただきましょう。
今日もごちそうさまでした。