タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

余ったスマホをバイク用のドラレコに!事故の瞬間も

はてな読者登録をする

こんにちは、タイの晩ごはんです。

タイ(に限らずですが)でバイクを運転していて、一番心配なのが事故。

何しろこちらは外国人ですから、圧倒的に立場は弱い。事故後のやり取りを想像しただけで、気が遠くなりそうです。

実際、しばらく前に友人がバイク同士の事故に遭ったのですが、その話もひどい。

友人のバイクは大破、本人も入院。赤信号を無視して突っ込んで来た相手側が完全に悪いという判断が裁判でも下されたのですが、「お金がない」という理由で賠償金の支払いはずっと滞っているんだとか。無保険の人も多いですからね。

タイ語が流暢な友人と違い、こちらはタイ語も話せない。

万が一の事故の時に自分に代わって証言してもらえるよう、バイクにドラレコを搭載することにしました。

利用したのが、買い替えで余っていたスマホ

専用のドラレコがもちろん一番良いのでしょうが、購入や設置がちょっと面倒くさい。

その点スマホなら、スマホホルダーとアプリだけ用意すれば良いので、楽ちんです。

というわけで、こんな感じになりました。

なんだか、仰々しくなってしまいましたね。

Googleマップもなくてはなりませんが、縦画面で見たい。

一方のドラレコはやはり、横画面で録画したい。

というわけで、二台設置することにしたのです。

スマホホルダーはこんな感じ。バンコクでは100B(≒¥350)程度でどこでも売っています。

左側のスマホホルダーは以前から使用していたもので、このようにアームに直接取り付けます。ガッチリ固定できて、びくともしません。

ドラレコ用に新しく取り付けたホルダーは、このようにサイドミラーの根本に取り付けるタイプで、レンチが必要です。アームで角度が自由に調整できるので、ドラレコ用にももってこい。

ただしこのタイプのホルダーは、スマホの背面カメラとホルダーが干渉しないか確認する必要があります。

実際に自分のスマホではホルダーがレンズを覆ってしまうため、調整が必要でした。

アプリは、こちらを利用しています。

このアプリにしたのは評価が高かったというだけで特別な理由はないのですが、バックグラウンドでも録画可能で、録画中も画面をオフにできるのが良い。スマホのバッテリーが多少ヘタっていても、これなら電池の減りを気にせずに利用できます。

ただし、録画保存用にメモリーカードを用意しました。使っていないスマホなのでストレージ容量は余りまくっているんですが、メモリーカードに保存しておけば、事故でスマホが壊れても動画を取り出せる確率が高くなるわけです。

では、スマホドラレコは実用に耐えうるのか?

こちらが実際の動画です。

バンコクの渋滞の酷さがよく分かりますね。

画面の右側が暗いのは、スマホホルダーが干渉しているから。でも、このくらいなら問題ないでしょう。

道路がボコボコなので画面も縦に激しく揺れますが、ナンバーもしっかり読み取れます。

こちらが夜の様子です。

さすがにナンバーは読み取れませんが、事故の検証には役立ちそうです。

というのも上の動画の撮影途中、実際に事故の現場に直面したからなんですね。

それが、こちら。

ちょっと分かりにくいですが、こちら側の車線にいた左側のバイクが信号が青になった瞬間に飛び出したところ、信号無視して直進(画面左から右に)してきたバイクに衝突しています。

これ、本当にバンコクではありがちで、自分は信号が青になっても1~2秒は必ず待つようにしています。

ドラレコ取り付けた直後にこうした事故を目撃したのも複雑な気持ちですが、やっぱりドラレコは必須だということが実感できました。

 

備えあれば憂いなし。

自分の身は自分で守れ。

 

タイで生活している以上、安全面に関しては日本以上に気を配らなくてはなりません。

皆さんも、くれぐれもお気をつけください。