タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイでコロナに感染しました

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

ついにというか、とうとうと言うべきか、夫婦で新型コロナウイルスに感染してしまいました。

2022年7月現在、世界がアフターコロナに進んでいる中、タイでコロナに感染するとどんな感じになるのか?レポートしたいと思います。

先日の記事にあるように、具合が悪いという妻にタイのおかゆ「ジョーク」を作ったわけですが、そのときにはただの風邪だと思っていました。

ジョークのおかげ、というわけではないのでしょうが、体調が回復した妻が出勤した職場のATK(抗原検査キット)でなんと陽性反応!

すぐに病院に向かいます。

やってきたのは、スクンビット病院。まるでホテルのロビーみたいですよね。日本語通訳のいるバンコクの市立病院はみんなこんな感じ。こちらは予約無しでコロナ疑いの患者を診察してくれています。

受け付けをすませ、屋外でPCR検査。その結果を受けて診察です。

受付から診察まで通訳の方が付きっきりで対応してくれます。

結果は、やはり陽性。

軽症であること、基礎疾患がないことから、とりあえず家で隔離だけとのこと。希望するならアビガンも処方しますがどうしますか?と聞かれましたが、エビデンスがないことと、お医者さんも勧めてはいなかったため、お断りしました。

こちらが診療費の領収書(一人分)。

総額で3,488B(≒¥12,000)。思ったよりも安かったですね。これは全て保険でカバーされます。

この段階では感染していたのは妻だけだったのですが、しばらく後に自分も感染。まあ、仕方がないですね。

二人ともワクチンを3回接種していたので軽症で済みましたが、しかし結構しんどかった。

<主な症状>

  • 38前後の熱
  • 喉の痛み
  • 軽い咳
  • 激しい倦怠感

咳以外の症状が重なって、夜も眠れないくらいの苦しさ。4日間くらい続いたかな?

自分は普段あまり風邪も引かいないのですが、熱が出そうだな?と思った時点で厚着して一晩かけて汗を出せばそれで治る。しかし、コロナにはこの手は全く効きませんでした。

今の時点で新型コロナウイルスの特効薬が無いのはご存知のとおりですが、熱を下げるための解熱剤、咳止め、喉の痛みや倦怠感を緩和させるための風邪薬はちゃんと効果があります。

その中でも特に今回ビックリしたのが、これ。

タイで広く利用されている伝統的なハーブ薬、「センシンレン(タイ名:ファータラーイジョーン)」。主に風邪のときなどに服用されていたようですが、コロナ禍で大ブレイク。タイではコロナ薬=ファータラーイジョーン!というほど、圧倒的な支持を得ています。

自分的にはハーブ?民間療法?と半信半疑…どころか眉唾ものと疑っていたのですが、これが非常に効く!(あくまでも個人の感想です)あんなに苦しかった体が、嘘のように楽になりました。

ただ、センシンレンを飲み始めたのがピークを過ぎた頃?だったというのも関係しているかもしれません。

タイでは一時期品薄になっていたようですが、今ではどこでも手に入ります。

日本でも(タイ産ではないようですが)Amazonなどで入手できるようですね。

国産もあるようです。

タイでは新型コロナウイルスパンデミックから「風土病」にする、ということを国として定めています。

今回も病院を受診後、普通にタクシーで帰れましたし、濃厚接触者であっても買い物はOKと言われたので、だいぶコロナに対するイメージが変わってきているな、という印象を受けました。

ただ、世間の見方がどのように変わったとしても、コロナに感染・発症するとシンドいのは変わりはありません。実際、自分自身もコロナを少し甘く見ていたな、ということを思い知らされました。

 

日本でも第七波の兆しがあるようです。

皆さんも改めて、感染対策に十分お気をつけください。