こんにちは、タイの晩ごはんです。
バンスー地区に引っ越してはや半年。
少しずつこのエリアを開拓しているのですが、気になる場所を見つけました。
それがこちら。
ビニールに覆われていている中に大きな鍋が見えますから、きっとおかず屋さんでしょう。
立ち寄ってみたら、ビンゴ!おかず屋さんでした。
しかしそれにしても、ここのおかず屋さんは品数が非常に多い。
ズラズラっと様々なおかずが並んでいますが、お店の中には他にも料理が並んでいます。日本のデパ地下のデリカ顔負け。
並んでいる料理はいかにもローカル・タイフードといった趣きですが、それが良いんですよね。
野菜系のおかずも充実しています。
こういうおかず屋さんでは指差しオーダーが可能。一応お店の中でも食べられるのですが、ほとんどの人はテイクアウトしているようでした。
かなり悩みつつ、我々もこちらの4品をオーダー。
まずはこちらは、定番のガパオ。
こちらのはガパオ(ホーリーバジル)がしっかり効いていて、かなりガツンときます。でもそれがご飯にピッタリ合う。ビールもグビグビいけちゃいます。
続いてのこちらは、鶏のぶつ切りとインゲンの炒めもの。見た目的にガパオと同じような味付けなのかな?と思ったら、全然違う。こちらはどちらかというとカレーよりで、結構スパイシー。それが食欲を刺激して、こちらもビールが進みます。
こちらもタイ料理定番の空芯菜炒めと、春雨の炒めもの。
空芯菜が美味しいのは決まっているのですが、この春雨炒めが絶品!スープをたっぷり吸った春雨は見た目以上に優しい味わい。そして具の薄切りソーセージ。こういう料理に使うタイのソーセージはなぜか激甘であることも多いのですが、こちらはちゃんとしょっぱい。美味です。
一品がそれぞれ30Bで、計120B(≒¥420)。安い!
ボリュームもかなりあるので、二人なら二品も買えば十分かもしれない。
当ブログで何度もお伝えしている通り、タイの家庭ではキッチンが無いところも多く、こうしたおかず屋さんや市場などで買って、家で食べるわけです。
日本でもコロナ禍で「中食」が注目されましたが、タイではこれが当たり前。
おかずを買って家でご飯だけ炊けばいいわけですし、何ならご飯だって売っている。
一品30Bなら、自分で作るよりも安いかもしれないですよね。
タイではこういうおかず屋さんは非常にポピュラーですが、こちらのお店は非常にレベルが高い。
すっかりファンになってリピートしているのですが、日によって料理も少しずつ違うんですよね。これだけの品数があるにも関わらず。しかもどれも美味い!今のところ外れはありません。
このおかず屋さんの場所はこちら。
MRTタオプーン駅から降りてすぐそこ、ちょうどタオプーン市場の入り口の道を挟んで真向かいにあたります。
それにしてもGoogleマップによると、こちらの営業時間は10:00~4:00となってますが、ホンマかいな。
これだとおかず屋さんというよりも、ほとんどこの地域の皆さんの台所という感じですね。
タイ人の暑さに負けないバイタリティーは、こうした安くて美味しいお店によって支えられているわけです。
今日もごちそうさまでした。