こんにちは、タイ米大好きタイの晩ごはんです。
日本ではあまり良いイメージが無いかもしれないタイ米ですが、実は美味しいんです。
特に、上の写真のようにご飯を乗せて食べるようなスタイルの場合、お米がおかずの汁気を吸って美味しさもアップ!
そんなタイ米の美味しい食べ方については、こちらの過去記事をご覧ください。
もともと日本米(ジャポニカ種)とタイ米(インディカ種)は違う品種のお米なので、同じように食べようというのが間違い。当然ですが日本食には日本米が合いますし、タイ料理にはタイ米が合うわけです。
さらにタイ米はタイ料理だけではなく、インド料理や中華料理との相性もバッチリ。特にチャーハンにするにはタイ米が一番ですよ。
と・こ・ろ・が。
そんなタイ米にも重大な欠点(?)があります。
それが、冷めると途端に不味くなるということ。
これまでも薄々は気づいていたんですが、先日冷めたタイ米をチンするのが面倒くさくてそのまま食べた時にハッキリと気がついてしまいました。
日本米って、冷めると逆に甘みが増してそれはそれで美味しい。ってあるじゃないですか。
おにぎりも基本は冷めてますよね。
コンビニで「おにぎりあたためますか?」と聞かれるのも、基本的には北海道と沖縄だけですよね。
それがタイ米の場合、冷めるとパサパサ感が際立ち、香りも鼻についてしまう。
まぁそのこと自体はタイ米の特性ということで、なるべく炊きたてを食べればいいのですが、ふと気がついたことがありました。
中国人が冷めた白飯を食べないのは、タイ米のせいなのではないか?
中国人が冷めた白飯を食べないのは有名な話(?)で、チャーハンも冷めたご飯を食べるための調理法だったと言われていますよね。
実際、以前に同じ職場にいた中国人スタッフにも直接聞いたことあるのですが、彼も冷めたご飯はほとんど食べない(日本だと食べざるえないときもある)と話していました。
中国には医食同源の考え方があって、冷たいものをもともと食べないとか、衛生管理の観点から当局の指導があったためとかいろいろと理由はあるそうですが、ただ単純に冷めた白飯が美味しくないというのが根本的な理由では?
中国といっても広いので一概には言えないのですが、南部を中心に多く食べられるのがインディカ米。
インディカ米は冷めると途端に不味くるので、中国人は冷めた白飯をたべなくなったのではないか。
これは単なる個人の思いつきではあるのですが、有り得そうな話ではあります。
では、タイはどうなのかというと、タイの人は食事が冷めていることを全く気にしないんですよね。
というか、そもそも熱々のものを食べない。
ヌードル系のスープもぬるいですし、鍋料理もお椀に移して冷めてから食べる。
ただ、ご飯そのものは屋台で売っている時でも大きな発泡スチロールに入れているのは、保温を考えてのことかもしれません。
というわけで結局のところ、
タイ米でも日本米でも、炊きたてを食べるのが最強!
という、ごくごく当たり前の結論になってしまいました。