こんにちは、タイの晩ごはんです。
先日、バンコクの郊外に出かけた時のお昼ご飯の話。
いつもは知らない土地では、外れが無くて清潔なフードコートをよく利用するのですが、生憎とここにはスーパーもモールも何もない。
どうしようか、と周囲を見渡した時に目に入ったのが、ポツンと佇む一軒のローカルレストランでした。
タイにはすっかり慣れてきたとはいえ、さすがにこれはちょっと身構えてしまうタイプ。
とはいえ、店頭にメニュー表があったので、どんなものが食べられるかは分かります。
もちろん全てタイ語のため、スマホの翻訳アプリで調べていると、お店の人が声をかけてきました。
どうやら、写真付きのメニューがあるので、それを見なさいということらしい。
このおばちゃんが一人で切り盛りしている様子です。
旦那さんらしき人もいたのですが、何もせずに見ているだけ。そんなところもタイらしい?
店内のテーブルも椅子もプラスチック製で、当然エアコンもありません。
ただお店の中は覚悟していたよりも清潔で、これなら食べてもお腹を壊すこともなさそうです。
あんまり変わったものを食べて失敗するのもあれなので、タイのローカルフードでは定番の「パッカナームークローブ」を注文しました。
「パッ」=「炒め」
「カナー」=「ケール」
「ムー」=「豚」
「クローブ」=「揚げる」
ですから、「カリカリに揚げた豚肉とケールのオイスターソース炒め」となります。
ケールというのは、青汁の元になっている野菜ですね。
ちょっとほろ苦いのですが、油で炒めるとその苦みも和らいで、とても美味。
ご飯に合わないわけがないので、ペロリと完食です。
というか、タイのこういう料理って、どこで食べてもそこそこ美味い。
ビックリするほど美味というわけではないけれど、安定した美味しさ。
日本で食べるラーメンに外れがないのと近いのかな?
ご飯大盛り+目玉焼きのトッピングで、80B(≒¥320)でした。
フードコートで食べるよりも高くついたけれど、たまには良いでしょう。
入るのに勇気のいるタイのローカルレストランですが、こちらが外国人だと分かると、大抵の人は優しく接してくれます。
こちらのお店も写真付きのメニューを見せてくれたり、「辛いの大丈夫か?辛くしないで作ろうか?」とわざわざ聞いてくてくれました。
それよりも、自分もこういうお店にも一人で普通に入れるようになったんだなーと、すっかりタイに馴染んだ自分を再発見。
美味しいものがあれば、言葉がカタコトでも大丈夫なんですね。
今日もごちそうさまでした。