タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイの食用花(サノー)を食べてみた

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こんにちは、タイの晩ごはんです

ここバンコクは、もうすぐ雨季の終わりを迎えます。

その時期に、タイ人が楽しみにしている食材が出回るそうです。

それが、サノー。

マメ科の植物で、その花の部分を食べるんだそうです。

地元のスーパーにも売られていました。

真ん中にある、黄色い花がサノー。

これまであまり気にしていなかったんですが、タイは色々な花を食べるんだそうです。

今回はこのサノーをいただいたので、サラダにしてみました。

食感が悪い茎の部分は取り除いて、さっと湯がいたサノー。

良くも悪くも強い味わいがあるわけではなく、アッサリとした酸味とほのかな甘味が感じられます。

むしろ、シャクシャクとした食感を楽しむものかもしれません。

おひたしにしても美味しそう。

油と合わせるのもおすすめだというので、パスタにもしてみました。

キャベツと塩昆布のペペロンチーノ。

水洗いしたサノーを、乳化させたペペロンチーノのソースに最後にサッと合わせただけ。

あまり火を入れすぎると、せっかくの食感もなくなってしまいますからね。

こちらも、普通に美味しい。

サノー自体にクセがほとんど無いので、色々な料理にでも合わせられそうです。

タイではもっぱら、オムレツにするのが一般的な食べ方なんだそう。

確かにそれも美味しそうなので、今度タラート(市場)で探してみましょう。

 

日本のような四季はないタイですが、それでもこのサノーのように、季節ごとの食材を楽しむことができます。

よりディープにタイを楽しむために、そんな「旬」の食材を味わってみたはいかがでしょうか。

 

今日もごちそう様でした。