
こんにちは、タイの晩ごはんです。
私たち夫婦はこれまで妻がバンコクにある日本企業で働き、私がその配偶者ビザを所持していたのですが、妻がその職場を退職することに。
タイでロングステイするには新たにビザを取得する必要があるのですが、そこで目をつけたのが新設されたノマドビザ(DTVビザ)です。
実際にノマドビザが取れたので、申請から取得までの流れや注意点を解説したいと思います。
- ノマドビザとは
- ノマドビザの申請方法
- 申請書の作成方法
- ノマドビザに必要な書類(「サポート書類」でアップロードするもの)
- ノマドビザの申請はどこで行うのがベスト?
- ノマドビザの申請から取得までの日数は?
- オンラインで発給されるビザの取り扱い方は?
- 家族ビザの申請方法
- まとめ
ノマドビザとは
正式名称を「デスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)」というこのビザは、主にオンラインで働くリモートワーカーを対象に、2024年7月に新設されたばかりのロングステイビザです。
有効期限は5年間で、その間は何度でもタイに入国可能。一度の入国で滞在できるのは180日、さらに180日延長できるため、最長360日滞在できます。
ノマドワーカーだけではなく、例えばムエタイやタイ料理など、タイの文化を長期間学びたい人や、ビザ取得者の配偶者にも同じ内容のビザが与えられます。
ノマドビザの申請方法
ノマドビザの申請は2025年1月以降、全てオンラインで行うことになりました。
こちらのサイトからアカウントを作成し、申請書を作成して必要な書類をアップロードし、費用(日本の場合は52,000円)を支払えば、申請完了となります。
申請書の作成方法
アカウントを作成してログインしたら、申請書を作成します。

- 旅行書類を発行する国/地域:自分のパスポートを発行した国のこと。日本のパスポート所有者なら、Japanを選択します。
- 現在地:ノマドビザを申請する国のこと。
- 申請場所:申請する国によっては、複数の大使館が表示されます。日本の場合は、住んでいる地域によって申請できる大使館が決められています。
- 旅行書類の種類:ノマドビザの場合は、”Ordinary Passport/Travel Document”を選択。
- ビザの種類:当然、”DTV (Destination Thailand Visa)”を選択。
- 訪問目的:これは、ノマドワーカーなのか、ビザ所有者の家族なのか、タイ文化を学ぶ人かによって異なります。ノマドワーカーの場合は、”Workcation (digital nomad/remote worker/foreign talent/freelancer)”を選択してください。
- 入国回数:これは自動的に”Multiple”が選択されます。マルチプルとは、何度でも入出国を繰り返すことができるという意味です。
「Next」をクリックして、次のステップ「申請者情報」に進みます。

パスポートと顔写真の画像(JPEGデータ)をアップロードします。

名前はパスポート番号などは、アップロードしたパスポート番号の情報を元に自動入力されます。空いている部分を埋めていってください。

次のステップは「旅行情報」です。
- 予定到着日:これは、タイに入国する日のことです。
- 予定出発日:タイを出国する予定日のこと。ノマドビザでは1回の入国で180日滞在可能(延長も可能)です。
- 到着港:空路、陸路、海路から自分の予定に合ったものを選択してください。
最後のステップが「サポート書類」です。

1と2については、すでにアップロードしたパスポートと顔写真が自動的に登録されます。
それ以降のアップロードする書類について、次の項目で説明していきます。
ノマドビザに必要な書類(「サポート書類」でアップロードするもの)
「サポート書類」のページでタイのノマドビザの申請に必要な書類は、以下の通り。
- パスポートの顔写真ページ
- 過去 6 か月以内に撮影した写真
- 現在の滞在場所を示す書類
- 500,000THB 以上の預金残高証明書(英文)
- リモートワーカーの場合、以下該当する書類のいずれか一つ
- 在職証明書
- 会社登記簿謄本
- 企業等との業務委託契約書
- ポートフォリオ(これまでの業績や成果を示す資料
現在HP上で出回っている情報(在タイ大使館含む)は、オンライン申請になる以前のもので、必要書類はかなり簡素化されています。
では一つ一つ、解説していきます。
1.パスポートの顔写真ページ
2.過去 6 か月以内に撮影した写真
すでに説明したので、割愛します。
3.現在の滞在場所を示す書類
これは現在、あなたがどこにいるかで変わってきます。
日本にいる場合は、マイナンバーカードや運転免許証などの画像データをアップロードします。
もしあなたが私のようにタイに長期滞在している場合は、DTVビザを申請する国に滞在していることの証明書となります。航空券や、ホテルの予約票などで良いでしょう。
タイ国内の滞在場所を示す書類(コンドの賃貸契約書など)ではないので、注意してください。
(タイ国内からDTVビザの申請はできません)
4.500,000THB 以上の預金残高証明書(英文)
日本円だと現時点のレートで約225万円ですか。
銀行に英文の預金残高証明書の発行を申請してください。アップロードするのは、その画像データでOKです。
5.リモートワーカーの場合、以下該当する書類のいずれか一つ
私が今回提出したのは、以下の通り。
- 英訳をつけた開業届
- Webライターとしての成果物のスクショならびにURL
- それが確かに自分のものだと証明できるもの(オリジナル原稿のスクショや契約書など)
- 事業委託契約書(原文まま)
開業届の英訳はプロに頼まなくても、自分で原本のPDFファイルに英訳を加えたもので問題ありません。
「該当する書類のいずれか一つ」となっていますが、再提出を求められることが多い(自分の場合もそうでした)ので、集められるだけの書類は集めたほうが安心だと思います。
複数のデータをアップすることはできないので、一つのPDFファイルにまとめてください。3MB以内という制限があるので、データを小さくするか、成果物は厳選するなどの工夫が必要かもしれません。
ノマドビザの申請はどこで行うのがベスト?
日本にいる場合は、普通に日本のタイ大使館に申請する(居住場所によって管轄は決められている)でしょうが、もしあなたがタイ滞在中の場合は、日本以外で申請することを強くおすすめします。
なぜなら、国によって受理のハードルが全然違うから。
実際に日本でノマドビザを申請した人は、必要書類以外にDTVビザを希望する理由を英語で説明するように求められ、さらに面接まで必要だったそうです。オンライン申請なのに!
始まったばかりなので混乱があるかのもしれませんが、ビザを断られた人もいるので、日本は可能な限り避けたほうが良さそうです。
私の場合は、フィリピンで申請しました。面接などは必要なく、オンラインで全て完結したので、国によって対応はやはり、かなり異なるようです。
ノマドビザの申請から取得までの日数は?
私の場合は、月曜日に申請、火曜日に追加資料の提出、土曜日にメールでビザ承認の知らせが届きました。
土日を挟むとさらにもう少し時間がかかるかもしれないので、1週間以上の日程は見込んだほうが良さそうです。
オンラインで発給されるビザの取り扱い方は?
ここは私も一番の謎でしたが、ビザ承認を知らせるメールに、以下の書類(PDF)が添付されていました。

タイ入国時に入国審査官にこの画像を見せれば、180日滞在許可のスタンプを押してくれるはずです。
パスポートにはDTVビザを示すものは無いため、このPDFファイルを必ず保存しておいてください。
家族ビザの申請方法
ノマドビザ所持者の家族は、所持者と全く同じ条件で家族ビザが取得できます。
申請方法も基本的にはノマドビザと同じですが、いくつか気をつけたほうが良い点もあります。
家族ビザの申請方法については、こちらをご覧ください。
まとめ
DTVビザは申請費が高額なこと(5年間有効と考えるとそうでもありませんが)、日本での申請が今のところちょっとまだ面倒というのがネックですが、一度に180日滞在可能で、さらに180日の延長が可能。そしてそれが5年間有効という、ノマドワーカーにとっては夢のようなビザではないでしょうか。
オンラインになったので申請のハードルも手間も下がりましたし、タイでの長期滞在を希望する人は、今後はこのノマドビザが主流になるかもしれません。
タイのノマドビザ申請の際には、ぜひ当記事を参考になさってください!