
こんにちは、タイの晩ごはんです。
なかなか収まる気配の見えない、令和の米騒動。
ここタイの主食もやっぱりお米ですが、日本のお米とは種類が違います。でもタイでも、日本米が販売されています。
そんなタイにおける日本米の状況と、気になる味についてレポートしたいと思います。
日本米は、ジャポニカ米。
一方のタイ米は、インディカ米。
細長くて炊きあがってもパラパラとしているインディカ米は、やはり日本米とは全く異なります。
タイの人たちが普段食べるのはやっぱりタイ米なので、ローカルスーパーで日本米を見かけることは多くはありません。

山積みになっているのは、全てタイ米。
タイの人たちにとって「お米=タイ米」なので、当然ですよね。
ちなみに我が家でも、普段はタイ米の中でもランクの高い「ジャスミン米」を食べています。
ランクが高いと言っても、5kgで200Bちょっとなので、1,000円程度。
タイ米の美味しい食べ方については、こちらをご覧ください。
タイ米、普通に美味しいんです。
とはいえ、たまには日本米も食べたくなる(特に妻などが)。
そんなときには、海外製品を多く取り扱っているスーパーに向かいます。

こちらは、TOPSのお米売り場。
このように日本米が並んでいますが、タイで売られている日本米には2つの種類があります。
- タイで栽培された日本米
- 日本から輸入した、日本産の日本米

こちらが、タイで栽培し収穫された日本米(ササニシキ)。
5kgで255Bなので、約1,000円。ジャスミンライスと値段はほとんど変わりません。
あんまり安いので、先日遊びにやってきた友人にお土産として持たせました。

一方でこちらは、北海道産のお米(ブレンド米)。
2kgで355Bですから、5kg換算で3,500円ほど。
今の日本の状況を考えると普通かもしれませんが、タイ産の日本米と比べると3倍以上。タイでは富裕層の食べ物です。

こちらは、タイのローカルスーパーで一番良く見かけるタイ産の日本米。
2kgで110B(≒440円)というロープライス。
今回は、こちらのお米を食べてみました。

タイ産とは言っても、見た目は普通に日本のお米。
粒もしっかり立っています。

特段、おかしな香りもしません。
味わってみると…
う~ん、普通。
普通に美味しい、日本のお米。
ただやっぱり、日本で食べる銘柄米には一歩か二歩ほど届かない、といったところでしょうか。
あくまでも個人的な感想ですが、値段が同じならタイ産の日本米よりも、ジャスミンライスの方が味は上だと思います。ま、自分がタイ米好きっていうのもありますけどね。
タイ産の日本米にしても、ジャスミンライスにしても、少しだけ水を多めにして炊くと、さらに日本人好みの味わいになると思います。
お米不足が続けば、もしかするとタイ産の日本米が日本のスーパーに並ぶようになるかもしれません。
その際にはぜひ、タイ産の日本米もお試しください。
あ、タイ米(ジャスミンライス)も美味しいので、そちらもぜひどうぞ!
今日もごちそうさまでした。