
こんにちは、タイの晩ごはんです。
タイといえば屋台が有名ですが、住んでいるとそれ以上に利用頻度が高くなるのがフードコート。
屋台よりはちょっとだけ高めだけど、レストランよりは全然安い。一通りのメニューが揃っていて清潔。そして建物の中なのでクーラーが効いていて快適(超重要)というフードコートは、本当に便利な存在なんです。
ショッピングモールはもちろん、ちょっと大きめのスーパーにもほぼ必ず設置されています。
そんなフードコートで、29B(≒¥120)フェアが開催されていました。

どうやら、フードコート内の各店舗がそれぞれ1品ずつ、29Bのメニューを提供しているよう。
今日び、フードコートでも一皿50Bを切ることなんてほとんどありませんから、これは凄い。
まずは現金をカードにチャージしてもらいます。普段は夫婦二人でそれぞれ1枚ずつ、100Bをチャージするのですが、今日は1枚だけで問題ないでしょう。


ざっとフードコート内を巡ってみると、60~70B(≒¥240~280)帯のメニューが中心のよう。各店舗で29Bのメニューは一品だけとはいえ、これではほぼ半額以下じゃないですか。

フードコートを利用するときは、いつも出来合いのおかずをご飯に乗せる、ぶっかけ飯なのですが、今日はせっかくなので調理してもらうものに。
その間に他のメニューも頼んで…
これが、今日の我々のお昼ごはんです。

もちろん、2人分です。

こちらは「ไก่ทอดผัดพริก(ガイトート・パット・プリック)」、鶏唐揚の唐辛子炒めです。
唐揚げを唐辛子とニンニク、玉ねぎなどと一緒に炒め、ナンプラーベースの調味料で味付け。

これは、間違いのないやつでしょう。
うん、美味い!
辛味はそれほどでもなく、逆に鶏肉の美味しさを引き出している。
唐揚げを炒めるのでヘルシーな理由はありませんが、これが白ご飯に合う!

ギトギトになった口の中を、スープでさっぱり洗い流します。
これは、「ก๋วยเตี๋ยวต้มยำ(クイッティアオ・トムヤム)」。トムヤムヌードルですね。
トムヤムの酸味があまり得意じゃないんので普段はあまり食べないのですが、ここのは酸味がマイルドで美味しい。
麺も選べましたが、やっぱりセンレック(中細の米麺)でしょう。
タイのヌードルは日本のラーメンと違って油をほとんど使わないので、中華麺よりも米麺の方が合います。というか、米麺に合わせるためのさっぱりスープなのかな?

そしてこちらが「ราดหน้า(ラートナー)」。麺は、幅広の米麺であるセンヤイ。
どろっとしたスープは辛味が一切なく、オイスターベースの甘めの味付け。辛いのが苦手!という人でも全く問題なく食べられるタイ料理の一つです。
ただ、自分はこの甘めの味付けが苦手。妻は大好きなので、モシャモシャ食べていました。残ったものに、唐辛子をかけていただきました。
二人でこれだけ食べて、会計は89B(≒¥360)。安い!
一品29Bってやっぱり凄いな…。
今月いっぱいのフェアのようなので、あと一度くらいは訪れようかと思います。
肝心のフードコートの場所なんですが、Marketplace Wongsawangという、バンコクの外れのバンスー地区の、さらに外れの方にあるショッピングセンター内。
チャトゥチャック公園からも離れているため、わざわざこのフードコートのために訪れることはないとは思うのですが、万が一お近くにお住いの方、このあたりを通りかかる予定の方は、ぜひお立ち寄りください。
今日もごちそうさまでした。