タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

ロッブリーで本格ラーメンが味わえる「ひみつラーメン」

はてな読者登録をする

こんにちは、ラーメン大好きタイの晩ごはんです。

まあ、日本人でラーメン嫌いな人なんていませんよね。タイでも日本式のラーメンは大人気。

一風堂や8番ラーメンなどのチェーン店をはじめ、数多くのラーメン店がしのぎを削っています。

そんな中、バンコクから離れたロッブリーに、まさに「本物」のラーメンを出すお店がありました。

ロッブリーは、バンコクから車で3時間弱。「サルの街」として知られていますが、現在はあまりのサルによる被害に業を煮やしたのか、対策が施されて街なかでサルを見かけることは減ったそうです。

代わりにシンボルとなっているのが、ひまわり畑と水上列車。

 

 

私たちが訪れたときには残念ながらシーズンの終わりでしたが、なんとかひまわりを見つけることが出来ました。

 

 

これが、水上鉄道の線路。ダム湖のただ中を電車が走る様子から、まるで千と千尋のワンシーンのようだとも言われています。

そんなロッブリーに暮らす友人に「ぜひ食べてもらいたい!」と連れて行ってもらったのが、こちら。

 

 

ひみつラーメン。

ここの大将は世界中を旅した末にタイに腰を据えることを決意し、タイ人と結婚してタイ国籍まで取得した(元)日本人です。

ロッブリーの駐在員(日本企業がある)やタイ人に、本物のラーメンを提供したいという思いで、ここに店を構えたそうです。

とにかく、日本の味にこだわる大将。

材料はもちろん、調味料に至るまで日本から取り寄せているそうです。

そんなひみつラーメンのメニューがこちら。

 


やはり、一番のおすすめはとんこつスープの博多ラーメンとロッブリーラーメンでしょうか。

 

 

その他のラーメンも充実しています。

ただこちら、ラーメン屋ではあるものの、おつまみ系も充実しています。

この日は色々といただいたのですが、その中でも絶品だったのがこれ。

 

 

牛肉のユッケです。

ユッケは赤身の肉じゃないと美味しくない(サシが入っていると口の中で脂がネチャつく)ので、あえてA5ではなくA3ランクのお肉を使っているんだそう。

このユッケが!

柔らかくて、文字通り口の中でとろける。

赤身だからこそ味わえる、肉本来の旨味を存分に堪能できます。

タレはあっさりとした味付けなので、お好みでラー油を足しても最高。

他にも肉厚で炙りたてのエイヒレや、牡蠣の旨味をギュッと閉じ込めたカキフライ、この組み合わせ考えた人天才!となってしまう手羽先餃子など、たくさんいただいてすっかり幸せになってしまったのですが、ここにはラーメンを食べにきたのです。

 

 

はい、博多ラーメンです。

博多ラーメンというと、あの独特の臭みを想像するかもしれませんが、こちらのは嫌な匂いは全くしません。

スープを一口すすっても、豚骨の美味しさだけが感じられる、スッキリとした味わい。

それが細麺とよく合います。

大将に聞くと、豚骨をじっくり煮出した後に一度、冷まして固まって来たところで上に浮かんでくる脂を全て捨てているんだとか。これが臭みの元なんだそう。

それによって、このスッキリとした豚骨スープが生まれるということです。

極薄に切られたチャーシューも、この麺とスープに合うように、あえてこの薄さなんでしょう。このスープに厚切りのチャーシューだとバランスが崩れてしまう。ただ極薄と言っても、この通りかなりの大きさなので、食べごたえもバッチリです。

欲を言えば、替え玉用にもう少しスープがあってもいいかな。この日はお腹いっぱいで替え玉までいけませんでしたが。ただここの大将はとにかくサービス精神が旺盛なので、スープもお願いしたら足してくれそうな気がします。

 

 

友人が頼んだ、ロッブリーラメン。自家製のマー油が加えられています。いわゆる熊本ラーメンですね。

スープだけ味見させていただいたのですが、豚骨スープにマー油が加わって、旨味もアップ。博多ラーメンよりもさらにガッツリといきたい人におすすめです。

 

 

こちらも友人が頼んだ、中野ラーメン。

煮干しのスープに魚粉が加えられた、好きな人にはたまらないラーメンとなっています。

でも、やっぱりベースのスープはスッキリとしているので、クドくなりすぎていないところが大将の腕の見せ所でしょうか。

 

 

妻が頼んだ、塩ラーメン(味玉トッピング)。

口の中に広がるのは、ただただスープの旨味と香りだけ。余計なものは加えない。これだけでいい。でも、それが最高。無我夢中で、ラーメンをすすっていました。

個人的には、この塩ラーメンが一番だったな。

 

ひみつラーメンの大将は、見た目こそいかつい(失礼!)のですが、話してみるととっても気さくでフレンドリー。

店名はひみつラーメンなのに、聞けば何でも教えてくれる、ナイスガイなんです。

料理は人柄が出ると思うのですが、ここのラーメンもまさにその通り。

とにかく本物の美味しさを味わってほしい!という思いだけで、ラーメンに打ち込んでいるのがよく分かりました。

でも、なんで「ひみつ」なの?と聞いたら、大将の「ひろし」みずから魂を込めてつくるから、ひみつラーメンなんだとか。

 

ロッブリーというタイの地方都市にあるとは思えない、まさに本物かつ絶品の日本ラーメンをいただける、ひみつらーめん。

本当に美味しかった。また必ず訪れます。

大将が言っていた、臭みのもととなる脂を全て捨てるというこの店の「秘密」。ただ、あの豚骨の全てをトコトン煮出して作る、あのくっさーい博多ラーメンも、あれはあれで、最高なのですよ。

 

今日もごちそうさまでした。

 

ひみつらーめんの場所はこちら。