タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。駐在ではない日本人夫婦の生活をご覧ください

クアラルンプール・ビザランの旅で食べ尽くす!@ベトナム・ホーチミン、ラオス・ビエンチャンと比較してどうなのよ?

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(ホテルから眺めたKLタワーとツインタワー)

 

こんにちは、タイの晩ごはんです。

前回のクアラルンプール・ビザランの旅で食べ尽くす!@KLIA2でアルコール問題クリア?&絶品カレーの続きを昨日アップする予定でしたが、風邪で寝込んでしまいました。申し訳ありません。

では改めて。

 クアラルンプール到着の最初の夜は、ホテル近くにある「アロー通り」にやってきました。

このアロー通りはクアラルンプール随一の屋台通りということで、確かに沢山の屋台と、それ以上の人で溢れかえっています。

 

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屋台といえばバンコクも有名ですが、バンコクの屋台はどこにもでもあるので、逆にこうして屋台だけが集まった通りというのは見かけません。

一つの通りを屋台だけが占領しているというのはなかなかに壮観ですね。

あまりにも屋台の数が多いので、どこに入れば良いのか迷ってしまうところですが、『偽ミッキー』で知られ、地元民にも人気だというこの店に入ることにしました。

 

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ここのオススメは鶏手羽ということで真っ先に注文したんですが、30分待ちになるとか。

これだけ混んでいたら仕方ないかもしれません。どのみち他のものも注文するつもりでしたので、ゆっくり食べながら待つことにしましょう。

最初にやって来たのがこちら。

 

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Hokkien Mee(ホッケンミー)という料理で10RM(≒¥270。量によって値段は変わります。以下同)。

まぁ焼きうどんですよね。

ただし、当然のように日本の焼きうどんのようなソース味ではなく、甘くて濃厚な味わい。オイスターソースや中国醤油などで味付けするそうですが、ちょっと八丁味噌っぽい感じもしますね。不味くはないけれど、ちょっとくどいかなぁ…。最初に来ましたが、結局最後まで残っていました(全部食べたけれどね)。

 

お次はこちら。

 

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もやし炒めですが、干し魚の千切りも一緒に入っているのがポイント。14RM(≒¥380)。

基本の味付けはやはり中国醤油でしょうか。これは普通に美味しい。日本人も食べ慣れた味ではないでしょうか。ただし干し魚がかなり塩っぱいのでもやしと一緒にいただくのが正解です。

 

まだまだ続きます。

 

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手羽と一緒に頼んだ串焼き。マレーシアと言えばの「サテ」ですね。

鶏、牛、羊のサテ盛り合わせ10串で12RM(≒¥320。注文は10串単位)。

まあ見た目も味も焼き鳥ですよね。

だがしかし、タレが甘い!

ピーナッツを使ったソースなんですが、ちょっと味噌っぽくてお味噌系のタレが苦手な筆者にはちょっと辛い。

これ、そのまんま塩で食べたほうが美味しいんじゃないかなぁ。

というわけで、後半はソースをつけずにいただきました。

 

そしてやってきました、お待ちかねのこちら。

 

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こちらの名物だという鶏手羽です。

一本3.3RM(≒¥90)

手羽と言っても手羽元もついているのはタイと同じですね。

タレに漬け込んで、炭火で焼き上げたのでしょう。これが不味いわけがありません。

だがしかし。

う~ん、こんなもんかなぁ?

不味くはないんですが、感動するほどの美味しさはなし。

普通に食べられますが、わざわざこれ目当てに来るほどのものではない気がします。

相席させてもらった、中国人の若いお姉さん二人組に最後「ここの料理どうだった?」と聞いてみたところ、返ってきた答えは「イマイチ」とのこと。

やっぱりね。

お値段も観光地価格なのかそこまでリーズナブルではありませんし、ちょっと残念なディナーとなってしまいました。

 

気を取り直して。

 

翌日ビザの申請のあと寄ったのがこちらです。

 

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クアラルンプールで一番と言われている、バクテーの老舗「新峰肉骨茶(Sun Hong Muk Koot Tea)」。

バクテーというのは、豚のスペアリブと内蔵を煮込んだスープをご飯にぶっかけていただく、マレーシア華僑が生み出した料理。

実は今回のクアラルンプール訪問で食べるのを一番楽しみにしていたのがこのバクテーなんです。

なぜそこまでバクテーに思い入れがあるかということ、理由はこちらの本にあります。

 

アジアを喰う

アジアを喰う

 

 

漫画家の鈴木みそ氏が1年かけてアジア8国を周遊した旅行記(もちろんマンガ)なんです。

この中の食エッセイのコーナーで取り上げられていたのがバクテー。

この漫画を読んで以来、一度食べてみたかったんですよね。

マンガ自体もスゴく面白いんですよ。当ブログを読んでくださる方ならきっと楽しめる一冊だと思います。kindleで手軽に読めるので(読み放題版もあり)、ぜひ一度試し読みしてみてください。

 

閑話休題

 

こちらのバクテーは本来のスープ状のものと、ドライもあるというので両方いただきました。

 

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まず通常のパクテーからいただきます。

 

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じっくり煮込んだお肉は柔らかく、スープの味がしっかりと染み込んでいます。

肝心のスープは八角が効いた薬膳的な味わい。

個人的には八角も好きなので全く問題ないのですが、想像していのとちょっと違う。

もっと複雑で奥深い味を期待していたのですが、サラッとした平坦な印象です。

これはこれであっさりとしていて食べやすい味と言えなくもないのですが、ちょっと肩透かしをくらったような気分。

出汁があまり効いていない豚汁を飲んでいるような気分、といえば感じが伝わるでしょうか?

美味しいスープを啜った時に思わずこぼれ出る「ハァ~」というため息が出てこないんですよね。

ご飯にかけて食べるならなおさら、ガッツリとした感じの方がいいと思うんだけどなぁ…。

 

ドライバクテーの方もいただきましょう。

 

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こちらは濃い目のしっかりとした味付けで、ご飯にもよく合います。

千切りになったスルメが入っているのが面白いですね。

これも美味しい。美味しいんですが…。

同じ豚のスペアリブなら、沖縄のソーキの煮付けの方が数倍美味しいなぁ。

バクテーが好きな皆さんごめんなさい。決してバクテーをdisるつもりはないんです。

ただちょっと食べる前から自分の中で想像を膨らませすぎちゃって、ハードルを上げてしまったのが失敗のようです。

バクテーを召し上がる際にはフラットな状態でどうぞ。

 

クアラルンプール滞在中に泊まったホテルの近くには中華街があり、そこに有名なお店が固まっているというので、無事ビザを取得した最終日に行ってきました。

 

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最初に訪れたのは、マレーシア・チキンライスの名店「南香飯店(Nam Heong)」です。

タイのチキンライス・カオマンガイ好きの筆者にとっては絶対に外せないですよね。

 

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こちらが運ばれてきたチキンライス。

チキンは蒸しとローストの2種類があって、それをハーフ&ハーフで頼めないか聞いたんですが、やってきたのはハーフ(鶏半羽)。なんてこった!かなりのボリュームです。

まぁしかし来てしまったものは食べるしか仕方ありません。

鶏肉を口に頬張ると…

あ、美味しい!

鶏肉は調理した後店先に吊り下げておくので、冷めてしまっているのはタイと同じなんですが、しっとりとした肉質に出汁が染み込んでいてスゴく美味しい。

さらにご飯が!

鶏の出汁と一緒に炊き込んだご飯は鶏肉の旨味と香りを吸い込んで、これ単品でも十分にいける美味しさ。

これはもしかするとタイのカオマンガイよりも美味しいかもしれないなあ。

鶏半羽というボリュームにも関わらずペロリといただきました。

お値段はスチームとグリルの鶏肉ハーフにご飯とスープ✕2で計27RM(≒¥730)。

これでも十分お安いですが、チキン単品だと5.3RM(≒¥140)とさらにリーズナブルです(ご飯単品は1.5RM)。

 

さらに場所を変えていただいたのが、こちらの汁なしワンタン麺。

 

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いかにもB級グルメっぽい食欲を誘う表情をしていますよね。

この汁なしワンタン麺を提供しているのは「冠記」というかなり有名な店らしいのですが、とにかく入り口が分かりづらい。

 

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この入った奥が店なんですよ。

看板もないし、これじゃ分からないでしょー。

地元の人が通うには構わないのでしょうが。

 

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店内もローカル感満載です。

やはり同じアジア、タイと通じるところがありますよね。

肝心のワンタン麺ですが、しっかりとコシのある細麺に濃い目のオイスターソースがしっかり絡んでなかなかの美味。

これは汁ありの普通のワンタン麺も美味しいんじゃないかなー、と思うのですが、何しろ先程のチキンライスでお腹もいい感じなので、二人で汁なし1人前をシェアしました。

ただし、一緒についてくるスープがおそらくワンタン麺と同じスープなので、味の予想はつきますよね。

汁なしワンタン麺6.5RM(≒¥175)。美味しゅうございました。

 

中華街グルメ祭り最後に訪れたのがこちら。

 

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ビーフヌードル専門店、「Shin Kee Beef Noodle」です。

こちらもガイドブックにも載る有名な店だそうで、店内は地元の方と観光客が半々でギッシリと詰まっていました。

専門店なので、頼めるのはビーフヌードル一択。

ただし、具が牛肉の薄切り、牛肉団子、ハーフ&ハーフ(出た!)の3種から、麺も中華玉子麺、米麺の細麺と平麺の3種から選択可能です。

 

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いい加減お腹も一杯なので、二人でシェアしたかったのですがそれは不可とのこと。

私は中華麺+牛薄切りトッピング、嫁様は米麺の細麺でいただきましたが、圧倒的に中華麺の方が美味しかったですね。

スープはあっさりしていながらもしっかりと出汁が効いていて、ラーメン好きの日本人ならみんな好きでしょ!という味。

タイの食堂と同じように、食卓の上の調味料で自分好みの味に整えられるんですが、タイには必ずある砂糖がないのが残念。お砂糖をちょっと足すとグッとスープの味に奥行きが生まれるんですけどね。

ビーフヌードル8RM(≒¥216)。

美味しかったんですが、お腹がはちきれそうです。

 

この3店は中華街の全て徒歩圏内にあってそれぞれ美味しかったので、ぜひハシゴしてほしいですね。チキンライスをちゃんと1人前で済ませば、それぞれの分量は少なめなのできっと大丈夫でしょう。

 

こんな感じのクアラルンプール・ビザランの旅でしたが、これまで行ったベトナムホーチミンラオスビエンチャンと比較するとどうでしょうか?

まず、ビザの取り易さについてはどこもそんなに変わらないように思います。

ちゃんと書類を準備すればそれぞれすんなりと受理してくれました。

ビエンチャンはビザランで訪れる人が多いので、大使館での待ち時間が多少長くなるくらいかな?

ホーチミンのタイ大使館はガラガラ、クアラルンプールもビザ取得希望者はそんなに多くはありませんでした。

 

食に関して言うと、圧倒的にベトナムが美味しかったですね。

バインミーにしろフォーにしろ、何しろ口にするもの全てが美味しかった。

ビエンチャンも美味しかったですが、タイ料理に似ていることもあってそこまでインパクトはなし。

それに比べるとクアラルンプールは当たりハズレが大きくて、個人的にはちょっと残念でした。

物価もバンコクとそんなに変わらないですし、何しろお酒が高いのが厳しいですよねぇ。

ベトナムラオスもソフトドリンクと変わらない値段でビールが飲めることを考えると、お酒好きには堪えます。

ただし、観光という面でいうとクアラルンプールが有利でしょう。

何しろ何もないですからね、ビエンチャン

ホーチミンはまだ楽しめるところが色々とありますが、国を挙げて観光に力を入れているクアラルンプールには劣ります。

何しろ市内観光用のバスが無料で乗れて、それだけで観光名所を回れるのは旅行者にとってはとても助かります。

 

まとめると、

とにかく安くビザを取得するなら陸路でも行けるラオスビエンチャン

観光を楽しむならマレーシア・クアラルンプール。

観光も楽しみつつ、美味しいフォーやバインミーと一緒にビールを飲みまくるならベトナムホーチミン。といったところでしょうか。

もしこの中から次にまたビザランで行くならベトナムかなぁ。

 

とにもかくにも無事にビザを取得し、またこれでバンコクでの生活が続けられそうです。

 

クアラルンプールでもごちそうさまでした。