(夜のペトロスツインタワー)
こんにちは、タイの晩ごはんです。
前回の更新で台風21号による被災を心配したばかりなのに、その後すぐに北海道を地震が襲い…。
今年の夏は本当に災害が多いですね。
特に北海道は独身時代に4年間過ごした思い出の土地なのでとても心配です。
そんな中ではありますが、マレーシアのクアラルンプールに行ってきました。
とは言っても観光というわけではなく、ビザランのため。
タイで長期滞在のために必要になるビザランですが、これまでベトナムのホーチミン、ラオスのビエンチャンに行ってきましたが、今回は新しい場所へ!ということでクアラルンプールにしてみたんです。
バンコクの空港にはLCCが多く乗り入れていて、近隣諸国へ安く行けるのが魅力。今回のクアラルンプール行きのエアチケットも二人分の往復で22,000円ほどでした。
ビザの獲得までの流れはベトナムやラオスでも大きく変わりません。
事前に書類をしっかりと準備しておけば、クアラルンプールでも問題なく取得できました。
というわけで今回は当ブログらしく、クアラルンプールで食べたあれやこれやをご紹介していきましょう。
まず、クアラルンプールの旅で一番気になることといえばお酒。
マレーシアはイスラム教の国なので、アルコール類が高いんですよね。
そもそもあまり売られていない!という情報も目にしましたが、街のコンビニでも普通にビールなどが売られてました。
でもやっぱり高い!
ビールは330mlの缶で6リンギット(以下RMと表記)前後。日本円だと160円程度でしょうか。
なんだ、日本と変わらないじゃなか。と思われますか?
しかしここはマレーシア。全体的な物価は日本の半分~三分の一という国です。
そんな中で日本と同じ値段ということは、感覚的には倍以上の値段になるわけです。
ちなみに、バンコクのコンビニで買う缶ビールの値段は40B前後。¥136ほどなので、タイよりもさらに高いんですね。
旅行中なのでそんなこと気にせずに飲めばいいじゃないか、という意見も十分理解できますが、せっかくならコスパよく飲みたい。どうしたもんか…。と悩んでいたところ、クアラルンプール国際空港内の免税店でこんなものを発見。
スコッチ・ウィスキーが53RM。1400円ほどでしょうか。
これは結構安いかもしれない。
マレーシア国内でお酒が高いのは関税が高いから。
戒律でお酒を飲まないムスリムの代わりに、お酒を飲む人たち(主に中華系マレーシア人)からガッポリ税金を徴収しようという意図だと思われます。
でも免税店ならそんな高税率はかかってないわけで。
毎回の食事のたびに割高なビールを買って飲むよりも(そもそも飲まなきゃ良いじゃなか、という意見は却下)、ここでウィスキーを買ってハイボールにして飲めば良くね?という計算を瞬時に弾きだし、購入いたしました。
後で調べてみると、空港の免税店でお酒を買って入国するというのはマレーシア在留の方にとっては常識のようですね。やはり皆さんアルコールの高い税率にお悩みのようでした。
安くお酒を買えてホクホクしていたらお腹がすいたので、とりあえず空港でクアラルンプール最初の食事。
空港地下にあるフードコートっぽいカレー屋さんでいただくことにしました。
見た目もバンコクのフードコートに似てますよね。
数あるカレーや具材から好きなものを指差しで注文できるので、言語の壁を感じないのもタイのフードコートと同じ。
ただ、バンコクのフードコートでは事前にカードを購入して精算するスタイルですが、こちらでは最後に現金で支払います。
(ちなみにバンコクのフードコートの利用方法についてはこちらの過去記事をご覧ください)。
それはそれで構わないのですが、料理を載せたプレートをレジに持っていくと、そこで何を注文したか入力した後に紙を渡され、その紙をさらに先にあるレジに持っていって精算するという謎システム。最初のレジで済ませれば楽だろうに、とは思いますが、彼らなりの事情があるんでしょう。
そんな2段階レジシステムを経ていただいたのがこちら。
マトン(羊肉)のカレーです。
料理も盛り付け方も全てがワイルドですね。
量もたっぷりなので、これを二人でいただきました。
でこのカレーが美味しいこと!
マトンはカレーと一緒に長時間煮込むことによって全く臭みはなく、しっとりとした肉質の美味しさのみが際立ちます。
カレーもスパイスがふんだんに用いられ、本格的かつ奥深い味わい。
食べる毎に止まらなくなるカレーマジックが存在しましたね。
このカレーにライス✕2,さっそくのウィスキー用に氷グラスで計27.3RM(≒¥740)。
なかなかのお値段ではありますが、その価値はしっかりとある美味しさでした。
マレーシア国際空港(LCC搭乗なのでKLIA2の方)地下にあるカレー専門フードコートはかなりオススメできると思います。
KLIA2での食事を考えている方はぜひ候補に入れてほしいですね。
こちらのゲートが目印です。
という感じで幸先の良いスタートを切ったクアラルンプール・ビザランの旅。これからの食事にも期待が高まるところなのですが、実は…。
続きはクアラルンプール・ビザランの旅で食べ尽くす!@ベトナム・ホーチミン、ラオス・ビエンチャンと比較してどうなのよ?でお届けしておりますので、そちらもぜひどうぞ。