こんにちは、タイの晩ごはんです。
新型コロナウィルスがなかなか収束を見せない中、家でずっとTVをつけているという人も多いでしょう。
そんな中、NHKはインターネット経由で番組が視聴できる「NHKプラス」をスタートさせました。
今回はそのNHKプラスの内容と、海外から視聴する方法をご紹介します。
- NHKプラスとは?
- NHKプラスを視聴するには?
- NHKプラスを海外から利用するには?
- Proton VPNとは?
- VPNはセキュリティ対策にも有効
- 民法各社もNHKプラスのようなサービスを導入してほしい
NHKプラスとは?
NHKプラスは、NHKが提供するNHK総合・Eテレの常時同時配信ならびに見逃し番組配信サービスの公称。
PCやスマホ、タブレットなどでNHKの番組が視聴可能です。
同じようなサービスですでに先行しているのがおなじみの「TVer」ですが、NHKプラスとTVerには2つの大きな違いがあります。
【NHKプラスとTVerの違い】
- NHKプラスはリアルタイム配信&追っかけ再生可能。TVerは見逃し配信のみ。
- NHKプラスは基本的にすべての番組が対象(6:00~0:00までの時間帯)。TVerは一部の番組のみ。
NHKプラスはリアルタイム視聴と追っかけ再生ができること、見逃し配信でも基本的にすべての番組が対象になっていることが大きな特徴です。
【2022年4月追記】
4/11からTverもリアルタイム視聴&追っかけ再生に対応しました!ネット経由でのTV視聴が、ますます便利になってきましたね。ただ、まだまだ対応番組が限られているので、NHKプラスのような前番組配信が望まれます。
NHKプラスを視聴するには?
NHKプラスはPCのブラウザ(IEは不可)、スマホアプリなどで視聴可能ですが、サービスをフルに活用するには利用登録が必要になります。
利用登録なしでもリアルタイム視聴はできますが、画面中にテロップが表示され、見逃し番組も再生できません。
利用登録の方法は以下の通り。
- NHKプラスのトップページ の「設定」→「NHKプラスID利用申込み」→「登録手続きへ」から、メールアドレスを入力する
- 届いたメールに記載されたURLから、24時間以内に登録手続きを行う。登録に必要な情報は、NHK放送受信契約の氏名・住所・電話番号など。
- 後日、NHKから契約住所宛に「確認コード」が記載されたハガキが届く。
- ハガキに記されている「確認コード」を「マイページ」で入力すると利用登録完了。
一つの受信契約につき登録できるIDは一つだけですが、そのIDで5台のデバイスまで利用可能となっています。
仮登録後、一ヶ月以内にマイページから本登録を完了させてください。
当然ですが、NHKと受信契約を結んでいないと、NHKプラスを利用することはできません。海外在住の方は、実家の契約情報などを利用すると良いでしょう。
NHKプラスを海外から利用するには?
PCでもスマホでもリアルタイムでNHKの番組を視聴できたり、見逃し番組にも対応しているNHKプラスですが、残念ながら海外から利用することはできません。
海外からアクセスするとこんな感じ。
海外から視聴不可なのは、TVerと一緒ですね。
しかしこれまたTVerと同じく、海外からでもNHKプラスを利用する方法が存在します。
海外からTVerを視聴する方法については、以前にこちらの記事で紹介しました。
NHKプラスを海外から視聴する方法も、基本的には変わりません。VPNサービスを利用して、日本国内からアクセスしている体にすることによって、NHKプラスの利用が可能です。
NHKプラスの視聴にも、無料で安心して利用できるVPNサービスの「Proton VPN」がおすすめです。
Proton VPNとは?
Proton VPNはスイスのVPNプロバイダが提供するVPNアプリで安全性が高く、無料プランでも使用データ量に上限が無いのが特徴です。
無料プランでは使用できるデバイスが1アカウントに対して1台のみ、接続サーバーは日本、オランダ、アメリカの3カ国に限定されていますが、逆に言えば日本へのアクセスなら無料プランで十分ということです。
Proton VPNの利用方法
- サイト からアプリをダウンロード(PC版、スマホ版あり)する。
- アプリを起動し、「Create new account」をタップ。プランセレクト画面で「Free」を選択する。
- 「Sing up」の画面でユーザーネーム、パスワード、メールアドレスを入力する。
- 確認コードの受取先をメールかSMSから選択する。
- 受け取った確認コードを「6-digit code」に入力し、「Verify」をクリック。
- ProtonVPNアプリにユーザーネームとパスワードを入力してログインする。
以上で初回登録完了。
では実際の利用方法を、PCアプリで説明します。
こちらがProton VPNのホーム画面。
画面左には、 無料プランでも接続できるアメリカ、オランダ、そして日本の接続先が表示されているので、日本を選択して「CONNECT」をクリックすればVPN接続が有効になります。
スマホアプリでも基本的には同じ。
Proton VPNは英語メニューですが、困ることはないはずです。
NHKと契約している実家の名義などを利用する必要はありますが、これで海外からでもNHKプラスが視聴可能になります。
VPN接続中はどうしても回線速度が落ちてしまうので、不要の際には「DISCONNECT」をクリックしてVPN接続を終了させると良いでしょう。
【追記】
2024年2月に配布されたver.3.2.10にアップデートすると、無料で日本へのVPN接続できなくなってしまいました。
古いバージョンはこちらで配布されていますので、アップデートされてしまった方はprotonを一度アンイストールした後、ver.3.2.7などを再インストールされてください。
VPNはセキュリティ対策にも有効
VPNは海外からNHKプラスやTVerを視聴するだけではなく、セキュリティ対策にも有効です。というか、もともとVPNはセキュリティ対策のためのサービスですからね。
カフェなどで無料Wi-Fiに接続する際には、こうしたVPNサービスを利用することによって大切な情報を保護することができます。
民法各社もNHKプラスのようなサービスを導入してほしい
NHKプラスは見逃し番組の配信だけではなく、リアルタイム視聴も可能な非常に便利なサービスです。
TVerも悪くないんですが、視聴可能な番組が限られていること、リアルタイム放送が無いことから、NHKプラスと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
民放各社も、NHKプラスのように全番組をリアルタイム&追っかけ再生可能にしてくれると、海外生活もより豊かになるのですが…。
とにもかくにも、NHKプラスは海外在住者にとっても非常にありがたいサービスです。
NHKとの受信契約と確認コードの入力が必要になりますが、それは日本の実家や家族にお願いすると良いでしょう。
今回の記事を参考に、海外生活をより充実させてくださいね!