タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

暑さ対策に!簡単・絶品ポークソテーの作り方

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

ここしばらく、タイ・バンコクの様子がおかしい。

と言っても世間を騒がせているコロナウイルスのせいではなく、半端なく暑いんですね。

タイって年中暑いんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、誤解です。

タイにも一応、季節による気候の変化があるんですね。

タイの季節は大まかに分けて3種類。

  • 暑気:3~5月の最も暑い時期。
  • 雨季:6~10月のスコールが降る時期。
  • 乾季:11~2月。タイで最も過ごしやすい時期。 

今は一年で最も暑い、暑気のシーズンにあたります。

この時期は夜でも30度を下回らないことも多く、日中の最高気温は35℃を超え、体感気温では42~3℃になることも珍しくありません。

タイで最も有名な水かけ祭り、ソンクランは4月13~15日に行われます(今年は新型コロナウイルスのため中止)。

これはタイ歴の正月を祝うお祭りですが、暑い時期に水をかけあうのが気持ちい!ということで(多分)、世界中からもソンクランを求めて観光客がやってくるわけです。

 

ただ、今はもう5月。

本来であれば雨季に向かって少しずつ気温が下がってくるはずなんですが、まだまだ暑い!

というよりも、今年はソンクランの時期の暑さがそれほどでもなかったかわりに、暑さのピークが今やって来ている感じです。

本日、5月15日の最高気温は37℃、体感気温は40℃にまで上がる予報。

水道の蛇口を開くじゃないですか。その水が温かいんですよ。そのままシャワーで使えるくらい。

この暑さ、ヤバい。

コロナウイルスのために家に引きこもっているとはいえ、これだとさすがにバテてしまう。

そんな時にはやはり豚肉料理が一番ですね。

豚肉は夏バテ対策にも良いといいますし、なによりタイでもよく食べられていて、お値段も手頃なのがGood。

 

というわけで、ポークソテーを作ってみました。

 

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ポークソテーの作り方】

  1. 豚肩ロース肉の固まり2cmほどの厚さにスライスする。とんかつ用のお肉でもOK。
  2. 豚肉を包丁で筋切りし、肉たたき器で叩く。肉たたき器がなければ、ビール瓶などでも代用可。
  3. 豚肉に塩・コショウで下味をつけ、全体に小麦粉を軽くまぶす。
  4. フライパンに油を引いて、中火で片面をじっくり焼く。
  5. 焼き目がついたら裏返し、1cm幅にスライスした玉ねぎ(半個分)をお肉に乗せ、フライパンにフタをして中火の弱火で蒸し焼きにする。
  6. お肉に火が通ったら適当な大きさにカットし、皿に盛る。玉ねぎはフライパンに残しておく。
  7. ソース作り。フライパンにウイスキー(1フィンガーほど)を入れ、中火の強火でアルコールを飛ばす。その際に玉ねぎと一緒に、フライパンの底に残ったお肉の旨味を木べらでこそげ落とすイメージで。バターをひとかけ、醤油を軽く振り回したらソースの完成。玉ねぎごとお肉に乗せましょう。

 

これで完成です。

筋切りは豚肉の脂身と赤身の境目に、等間隔で包丁の刃先で切り目を入れていきます。さらに肉たたき器で叩くことによって、豚肉が柔らかく仕上がります。

玉ねぎは旨味+お肉が柔らかくなることを期待して。ソースは何でもいいんですが、ウィスキーと醤油を合わせるとポークソテーにバッチリなのでおすすめ。

 

厚めに切った豚肉ですが、下ごしらえをしっかりすることによって柔らかくてとってもジューシー。ちょっと大人の味のソースが、ご飯にもお酒にもピッタリ。ビール、焼酎、ワインなど何にでも合います。

 

日本でも5月とは思えない暑さと聞きますから、今から豚肉をしっかり食べて、一緒に暑さを乗り切りましょう!

 

今日もごちそうさまでした。