タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

パラパラチャーハンを作るたった一つの冴えたやりかた

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

今日のテーマはチャーハン。

やはりチャーハンはパラパラに仕上げたいですよね。しかし、家庭でパラパラのチャーハンを作るのは難しい。ところが、とっても簡単にパラパラチャーハンを作る方法があるんです。

それが、タイ米を使うこと。

どうしてそれが効果的なのかを考えてみましょう。

 ネットで調べると、パラパラチャーハンを作るための色々な方法が見つかります。

例えば…

  • 冷めたご飯を温める(熱々にはしない)。

  • 油の代わりにマヨネーズを使う。

  • 冷やごはんを水洗いする。

  • 卵は白身と黄身に分けて、順番にご飯と合わせる

などなど。

ところが、どれもちょっと面倒なんですよね。

ご飯を一度冷ましたり、また温めたりするのはご飯の『ストック』が必要ですし、ご飯と卵を最初に合わせると、卵の『具感』が減ってしまう。マヨネーズは手軽かもしれませんが、カロリーが気になる…。

 

そもそも、パラパラチャーハンを作るためにどうしてこんな工夫が必要なのかというと、日本米が水分が多く、モッチリとした食感だから。

それなら、最初からパラパラしたお米を使えばいいじゃない!

美味しんぼ」で山岡さんもこう仰っています。

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パラパラチャーハンを作りたいなら、最初からパラパラなタイ米を使えば良いんです。

タイ米でチャーハンを作ると、特別な手間をかける必要もありません。ごくごく普通なチャーハンの作り方で、パラパラの絶品チャーハンに仕上がります。

これ、この通り。

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お米が一粒一粒、パラパラな状態に仕上がっているのがわかるでしょうか?

タイ米を使ったパラパラチャーハンに特別な作り方は何もないんですが、念のために我が家のレシピも公開します。

 

タイ米を使ったパラパラチャーハンの作り方】

  1. 卵をといて熱したフライパンに投入する。
  2. その直後にタイ米を加える(炊きたてでも問題なし)。
  3. 卵とご飯を混ぜ合わせる。
  4. ハム、ネギなどの好みの具を加える。
  5. 塩・コショウで味付けする。
  6. 香り付けとして醤油を鍋肌から少量回しかける。
  7. お皿に盛って完成。

 

本当に、特別なコツは何もありません。

タイ米を使うだけでパラパラチャーハンが簡単にできるんですから、タイ米を使わない手はない。

最近はアマゾンでも手軽にタイ米(インディカ米)が買えるようになりました。

中国で普通に食べられているお米はタイ米と同じインディカ米ですから、やっぱりチャーハンに日本米は合わないんですね。

でも、わざわざチャーハンのためだけにタイ米を買うのものな…。というのももっともだと思います。

しかし、タイ米に合うのはチャーハンだけではありません。

インドカレーやタイカレーはもちろん、麻婆豆腐やチンジャオロースーなどの中華料理にもタイ米はピッタリ!

サラッとしたタイ米が、おかずの水分を吸ってさらに美味しさが増すんです。

タイ米の美味しい炊き方については、こちらをご覧ください。

 

 

タイ米の最も美味しい炊き方として「湯取り法」を勧めていますが、普通に日本の炊飯器で炊いても十分に美味しく炊きあがります。

チャーハン用にタイ米を炊くときの水加減は、タイ米1:水1.1くらいが丁度いいかと思います。

 

日本人はどうしてもタイ米に悪いイメージを持っている方が多いかと思いますが、日本米(ジャポニカ米)とタイ米(インディカ米)は全く別の品種。

タイ米を毛嫌いするのではなく、料理に合わせたピッタリのお米を使えば、食卓もさらに豊かになるでしょう。

 

ぜひ一度、タイ米を使ってチャーハンを作ってみてください。あまりの簡単さと美味しさにビックリすると思いますよ!

 

今日もごちそう様でした。