こんにちは、タイの晩ごはんです。
前回の記事でタイの二大スーパーの一つ、ビッグCの安くて美味しい惣菜について取り上げました。
その中でも少し触れましたが、タイにはビッグCとテスコ・ロータスの他にもう一つ、「Tops(トップス)」というスーパー・チェーンが存在します。
今回はそのTopsのお惣菜をご紹介しましょう。
ロータスやビッグCは、地元の人たちが普段の買い物に利用するローカル・スーパーですが、Topsはちょっと毛色が異なります。
日本や韓国、欧米などの海外商品も多く並び、価格帯も少しお高めの高級スーパーといった趣き。成城石井のような感じですね。
Topsはセントラル・グループの一員ということで、我が家の近くにある「セントラル・ラップラオ」にも店を構えています。
ショッピングモールの中ということもあるのでしょうが、ここのTopsのお惣菜売り場に足を踏み入れると、まるで日本のデパ地下を訪れたかのよう。
スペアリブやローストチキン、ソーセージなどのいわゆる『洋食』が並んでいます。
こちらはハムや串焼き、チキンのチーズ焼きなどなど。
お惣菜と言うよりも、デリカと呼んだほうがしっくり来ますね。
これらは基本的に量り売りなので、イマイチ値段のイメージがわかないところが難点でしょうか。
こちらはピザコーナー。
この日はもともと、妻がBuy1 Get1フリーのプロモーションをやっているピザのデリバリー(700B)を食べたがっていたのですが、ソンクランでお休みだったので、代わりにこちらにやってきたのです。
サンドウィッチ系も充実しています。
こちらは一箱120B(≒¥420)ほどしますので、やはりタイの水準からするとお高い。
そんなわけで、Topsのお惣菜で揃えた本日の晩ごはんがこちら。
まずこちらがインチラーダ。
インチラーダは、鶏肉やひき肉をトルティーヤで包んでオーブンで焼き、サルサソースやホットソースなどでいただくメキシコ料理。
実家の近くには、インチラーダの名店である「オブリガード」があり、沖縄時代にはよく通っていました。
Topsのインチラーダも食べごたえがあり、トマトソースとの相性もバッチリ。サワークリームが全体をよくまとめています。ビールでも、ワインでもいいですね。
こちらのインチラーダは133B(≒¥460)。
このクオリティを考えると、お値打ちです。
こちらは、ミートローフと鴨のグリル。
タイで鴨料理を見るのは珍しいので喜んで買ったんですが、レンジで火を通しすぎてしまってせっかくのミディアムレアが残念な結果に。これはリベンジのためにもう一度買わなくては。131B(≒¥460)でした。
手前にあるのはハンバーグではなくてミートローフ。
ミートローフとハンバーグの大きな違いは、種を一つ一つ焼くか、大きな塊を焼いてそれを切り分けるか。「loaf(塊)」というくらいですからね。
こちらのミートローフは見た目通りの美味しさ。ワインがデミグラスソースの味を引き立てます。タイにいることを忘れそうですね。
これで97B(≒¥340)なので、お買い得ではないでしょうか。
今回、冒険のつもりで購入したのがこちらのサラミ・カルツォーネ。
ところが、これが予想以上の美味しさ!
生地の表面はパリッと、中はフンワリとしていて食感がまず美味しい。
中のサラミとチーズ、トマトソースもかなり本格的で大満足。
このボリュームで129B(≒¥450)ですから、リピート間違いなしでしょう。
今回Topsで購入したお惣菜は合計で490B(≒¥1,715)なり。
一つ一つはお値打ちに思えても、やっぱりまとめると結構な金額になりますね。
屋台やスーパーで普段、購入しているお惣菜と比べると大分お高い買い物になりましたが、700Bでピザをデリバリーするよりは質・量ともに良かったかな?と言い訳したりして。
ソンクラン休暇の街の雰囲気にもあてられたのかもしれません。
高くて美味しいTopsのデリカですが、タイ料理や自炊から離れて、たまにはこんな風にテーブルを囲むのも悪くないですね。
今日もごちそう様でした。