こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本も新型コロナウイルスの第4波が現実になっていますが、ここタイでも新規感染者が急激に増えています。
この表にあるように、4月17日のタイ全土での新規感染者数は1,547人で過去最悪。一週間平均でも1,000人を突破しました。
昨年、コロナウイルスが発生してから最初の山を乗り越えた後、タイではずっと一日あたり感染者は一桁台と、コロナの抑え込みに成功してきました。
ところが今年に入って感染が急拡大し、現在第三波と見られる状況に突入しています。
タイは先週はソンクラン(タイ正月)休暇で、多くの人が田舎に帰省していました。これによってまたさらにコロナ感染者が増えないか心配されています。
こうした状況を受けて、バンコクでは新たな規制措置が発表されました。
主な内容は次の通り。
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学校、教育機関の閉鎖(ただし、4月はもともと新学期休み)
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パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付浴場、などの娯楽施設の閉鎖(最低14日間)
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飲食店内での飲食は午後9時まで、テイクアウトは午後11時まで
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飲食店でのアルコール類の提供の禁止
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ショッピングモールなどは入場者数の制限ならびに、営業時間は午後9時まで
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コンビニ、スーパー、屋台などの営業時間は午後11時まで。24時間営業の店舗の営業開始は午前4時から
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フィットネスジムなどの営業時間は午後9時まで
適用開始は4月18日(昨日)から。
市民生活に直接影響を与える内容(そうでなければ意味もないわけですが)とはなっていますが、商業施設が全面的に閉鎖となった昨年の対応よりは弱いような印象を受けます。
コロナで観光産業を中心に経済に大打撃を受けているタイで、さらなるダメージをできるだけ小さくしようということかもしれません。
日本と比べて新型コロナウイルスに関してはずっと安全だったタイ・バンコクですが、今後はさらに注意が必要です。