こんにちは、タイの晩ごはんです。
静岡おでん、金沢おでん、名古屋味噌おでんなどなど、全国各地にそれぞれのおでんがありますが、やっぱり「おでん=冬の食べ物」というイメージがありますよね。
でも、夏だっておでんを食べたくなるときもあるじゃないですか。
タイ・バンコクは現在、日中の最高気温が40℃近くまで上がる暑季の真っただ中。
ただ、この日はどうしてもおでんを食べたくなって、鍋いっぱいに仕込んでしまいました。
考えてみると、沖縄にもおでん屋さんの数が意外と多くて、夏でも普通に営業していましたし、クーラーの効いた部屋でおでんを食べるのもオツじゃないですか。
北海道時代も、真冬の手土産はアイスクリーと決まっていたので、季節と逆行する食べ物というの良いもんですよね。
今回のおでんのタネは以下の通り。
- テビチ
- 大根
- 卵
- コンニャク
- 昆布
- じゃがいも
- 青菜
- エリンギ
テビチ(豚足)は沖縄のおでんでは大定番。バンコクでも沖縄と同じように、豚足が簡単に手に入るので助かります。
その辺りについては、ぜひこちらをご覧ください。
青菜も沖縄のおでんには必ず入ってますね。
おでんのタネとなる具材についても、バンコクでは普通に入手可能。
個人的にあまり好きではないので使いませんでしたが、練り物もタイのフィッシュボールなどを使えば良さそう。
ダシはもちろん昆布とカツオで取ると美味しいのですが、今回はヒガシマルのうどんスープを使いました。ヒガシマルはおでんにしてもすごく優秀。
そんなわけで、こちらが我が家のおでん。
辛子ではなく、柚子胡椒でいただきます。
おでんにテビチが入っているのは他県の人が見るとビックリしますが、ゼラチン質がたっぷりでプリプリですごく美味しいんですよ。
おでんの定番、牛すじはここタイでは手に入りにくいので、簡単に手に入るテビチをぜひ一度お試しください。
大根は日本のものに比べると繊維のキメが荒くて、おでんには不向きなのが今回判明しました。今後の改善点ですね。
じゃがいもはおでんの具に使わないところもあるのかな?でも、絶対に美味しいですよね。
カマンベール系のチーズをレンジで軽くチンして、おでんの出汁を張ったものも抜群に美味しいです。食べかけの汚い写真ですみません。黒胡椒をガリガリ挽いてみました。
年中暑いタイですから、おでんは季節も関係なくいただきます。
ていうか、冬を待っていたらおでん食べられない。冬ないし。
日本でもタイでも、真夏でも構わずおでん食べちゃいましょう!
今日もごちそう様でした。