こんにちは、タイの晩ごはんです。
バンコクでは街を歩いているとコーヒースタンドをはじめとして、タイティーやトロピカルフルーツをその場で絞って提供するジューススタンドなど、喉が乾いて困るということはほとんどありません。
これだけ暑い国だから当然なのかもしれませんが。
そんなタイ・バンコクで昨年から急拡大しているのが、自動販売機の「TAO BIN(タオビン)」です。
亀のマークが目印のTAO BINは2024年度中に20,000台の設置を目指しているということですから、それもそのはず。
なんと、うちのコンドのロビーにも設置されました。
この流れに乗らないわけにはいかない!
ちょうどタイミングよく、LINEに登録すると1B(≒¥20)でTAO BINが試せるというプロモーションがあったので、TAO BIN初チャレンジです。
自販機はタッチパネル式になっていて、英語かタイ語を選択可能。
普通のコーヒーの自販機だと思っていたら、ドリンクのメニューがたくさんあるのにビックリです。
とても全ては紹介しきれないので、ジャンルと大まかなメニューだけご紹介しましょうう。
ホットコーヒー
アメリカーノ、エスプレッソ、カプチーノなどの定番のほか、珍しいところではホット抹茶カフェラテなども含めた全12種
アイスコーヒー
タイでは定番のアイスエスプレッソやアイスカプチーノはもちろん、アイスライチアメリカーノなども含めた全11種
ホットミルク
プレーンのホットミルクのほかに、ホットココアやホットキャラメルミルクなどの全5種
アイスミルク
アイスピンクミルクという珍しいメニューを含めた全5種
ホットティー
ホットタイティー、ホット抹茶ラテ、ホットライチティーなどの全10種
アイスティー
定番のアイスタイミルクティー、アイス台湾ティーのほか、初めて見たアイス菊ティーなども含めた全10種
フルーツドリンク
ストロベリーやライムのほか、タイならではのライチやサラ、ライムサラなどの全7種
ソーダ
基本的には上のフルーツドリンクの炭酸バージョンだが、ペプシやセブンアップなども含めた全10種
プロテインシェイク
プレーンのほかにもキャラメルや黒糖、エスプレッソ、タイティーなどもある全10種
ホットとアイスで同じ豆・茶葉を使うとはいえ、合計80種ものドリンクをこの箱の中に収めているというのは単純に凄い。
詳しい利用方法は、公式の動画をご覧ください(日本語に自動翻訳可能)。
支払いは現金のほか、スマホの銀行アプリなどを利用したキャッシュレス決済も可能。
というか、バンコクではほぼ全てのサービスがキャッシュレスに対応していて、この点は日本よりも優れていると一時帰国のたびに感じます。
ドリンクは甘さも選べるので、ノンシュガーも注文可能。
タイのコーヒースタンドやジューススタンドのドリンクは基本的に甘い!し、カフェでもわざわざ「ノンシュガーで」と言わないと甘いコーヒーが出されるので、これはありがたい。
さらに「ホット」「アイス」の他に、「ミックス」なるものも見つけました。
ミックスって何だろう?
というわけで、今回はアイスカプチーノのミックスを注文してみました。
抽出時にちょっとこぼれてしまったのはご愛嬌。
ミックスというのは、スムージーのことでした。アイスカプチーノのスムージーというのは初めてですが、細かな氷がカップの下に詰まっていてなかなかの美味。
コーヒー豆は全てアラビカ種を使っているというとおり、味わいも本格的。普通にコーヒースタンドで飲むのと変わりません。
これで、50B(≒¥200)
こちらは普通のアイスカプチーノ、40B(≒¥160)。
奇をてらうことなく、しっかり美味しい。
TAO BINは注文してから豆を挽き始めるので受け取るのに多少の時間はかかりますが、逆に言えば淹れたてのコーヒーがいただけるということ。
コスパや味のクオリティで考えると、例えばセブンのALL CAFEや街角のコーヒースタンドとそう変わりはないのですが、いつでもどこでも、40~50Bで本格的なコーヒー(やタイティー)が飲めるというのがTAO BINの価値でしょう。何しろ、バンコクだけで2万台ですからね。
ちょっと喉が乾いたけれど、カフェに寄るほどじゃない。とはいえ、コンビニで売られているような甘いコーヒーやお茶は嫌だ!という人にとっても、ノンシュガーが選べるTAO BINは心強い存在になるに違いありません。
タイ・バンコクにお越しの際には、『最先端』の自販機、TAO BINもぜひお試しください。
今日もごちそう様でした。