タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイはデリバリー文化が根づいているけれど…

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

東京では緊急事態宣言が新たに発動されることが決まった中、ここタイでも新型コロナウイルスの新規感染者が急増しています。

昨日の感染者数は、過去最大の7,000人を突破。

かなり危機感が高まっていて、移動制限(ロックダウン)も検討されているようです。

そしてすでに今月から、全ての飲食店の店内飲食が禁止されています。

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このように、もう店内のイス・テーブルを撤去している店舗も多く見受けられます。

それでも営業しているのは、テイクアウト販売が許されているから。

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このように店の前にカウンターを設け、注文を(スマホしながら)待っています。

奥に座っている緑色の服のお兄さんは、注文待ちのデリバリー・ドライバーですね。

バンコクでは「フードパンダ」と「Grab Food」、「LINEMAN」などのデリバリーアプリが充実しており、スマホで手軽に注文・デリバリーが可能です。

もともとキッチンが無い家が多いことから、飲食物の持ち帰り文化が根付いており、コロナ禍でさらに利用する人が増えています。

我が家も何度かアプリでデリバリーを頼んでみましたが、便利ですね。「フードパンダ」のように日本語に対応しているアプリもありますし、割り引きやクーポンの利用でデリバリーの方が安くつくこともあるくらい。

ただ、やっぱり飲食業関係者は大変です。

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これは、規制前の様子。

お昼をちょっと過ぎた時間だったということもありますが、店内飲食が可能になる前からほとんどの人がテイクアウトしていました。

店内で食べているのは自分一人だけ。

この店はBTSのアーリー駅の近くにある行きつけのおかず乗せごはん屋さん。

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この日いただいたのはガパオと、チキンカレーのあいがけ。

ご飯大盛りで、これでなんと35B(≒¥120)です。

激安で、しかも普通にちゃんと美味しい。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 


テイクアウトももちろん良いんですが、やはり店内で食べたいという気持ちはありますよね。

それにテイクアウトがそもそも難しいお店もあります。

我が家の近くには、タイシャブが人気の行列の絶えないレストランがあるのですが、そこも今は開店休業状態です。タイシャブのテイクアウトってちょっと厳しいですよね。

 

こんな感じで、タイもなかなか大変な状態です。

ワクチンが普及するまで、この状態はしばらく続くかもしれません…。