こんにちは、タイの晩ごはんです。
ここタイ・バンコクは新型コロナウイルスの新規感染者急拡大をうけて、今週の月曜日から全ての飲食店での店内飲食を30日間禁止する措置を実施されています(テイクアウトは可)。
これはかなり厳しい。
せっかく規制が少しずつ緩和されてきた中なので、Twitterのタイムラインからは飲食業界の方々の悲鳴が聞こえてきています。
そんな中、最近Twitterで話題になっているバンコクのおしゃれカフェ「KOKAGE BKK」さんに行ってきました。
最寄り駅はMRTのHua Lamphong駅。
バンコク銀行のモバイルバンキングの登録のために、シーロム本店に行ったついでに立ち寄ったのでした。
ただこのKOKAGEさん、路地の中にあるため場所がちょっと分かりづらい。
こんな中を入っていくんですよ?
ただその分、ちょっとワクワクする立地でもあります。
お店の入り口。
なかなかいい雰囲気ですね。
店内はカウンターの正面にテーブル席が2席と、奥にカウンター式の席が4席ほどの本当にこじんまりとしたつくり。
しかし小さい店舗だからこそなのか、店の隅々にまでオーナーの細やかさが行き届いていて、すごく心地よい空間となっています。
オープンしたのは2019年の8月で、もうすぐまる2年とのこと。
ペチャクチャおしゃべりするのではなく、本でも読みながらゆっくりと静かな時間を過ごすのがピッタリなカフェとなっています。
ただこの日は銀行の帰りで一人で立ち寄っただけということもあり、Tiwtterで話題のカレーパンなどをテイクアウトするにとどめました。
家に帰って紙包みを開けると、こんなメッセージカードが。
こういう、細かな気遣いがうれしいですよね。
こちらが噂のカレーパン。
生地はカリフワで優しい触感。
カレーはタイで食べるからなおさらそう感じるのか、懐かしくも優しい味わいです。
ちょっと豪華なボンカレーのような感じ(誉めてるんですよ)。
こっちは一緒に買ったポークハヤシパン。
ハヤシのパンって珍しいですよね。
ところがこのハヤシパンは単に奇をてらったわけではなく、本格的な味わいでメチャ旨い!
個人的には人気のカレーパンよりも、こちらのハヤシパンに軍配を上げます。
ソースがかなり本格的で、上品な味わいなんですよね。
これがパン生地と絶妙にマッチして、もはやハヤシはご飯ではなくてパンで良くね?と思わせるほどのクオリティ。
まいりました。
そしてこちらは日本でも最近注目されてきているという、マリトッツォ。
マリトッツォって初めて耳にしたんですが、ローマの名物なんだそうですね。
クリームがたっぷりでちょっと男子には厳しいか…という見た目ですが、このマリトッツォはクリームが軽くて、ペロリといけそうな感じ(実際は奥様がほとんどいただきました)。
マリトッツォ初体験だったため他と比較することはできませんが、甘すぎず食べやすいので、なるほどこれは流行るかもしれませんね。
今回いただいた3品は全て50B(≒¥170)。
KOKAGEさんはコーヒーも美味しいというので、ぜひ次回は店内でお茶したいと思っていたのですが、今回のソフト・ロックダウンで少なくとも1ヶ月は無理。
本当に皆さん大変ですね。
路地の中にひっそりと佇む「KOKAGE BKK」は、まさに大人の隠れ家的なおすすめのカフェ。
こんな中ですが、せめて美味しいパンをテイクアウトして少しでも応援していきたいです。
今日もごちそうさまでした。