こんにちは、タイの晩ごはんです。
この4連休で久々に旅行に出かけたという方も多いのではないでしょうか?ここタイでは新型コロナウイルスによる非常事態宣言こそ継続されているものの、通常の経済活動やタイ国内における移動に制限はありません。
というわけで、私たち夫婦も久しぶりにアユタヤに行ってきました。旅行の楽しみはなんといっても現地の美味しいグルメ。ただし今回はタイ料理は食べない!という縛りをつけて、現地に住む友人がおすすめするカフェ&レストランをご紹介したいと思います。
- アユタヤのおすすめカフェ:The JIM's Cafe
- アユタヤのおすすめカフェ:The Summer House
- アユタヤのおすすめレストラン:Corner House
- アユタヤのおすすめレストラン:X Beef
- アユタヤのおすすめレストラン:レックさんラーメン
- おまけ:今回利用したホテル「スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル」
- コロナ禍でのアユタヤ観光は?
アユタヤのおすすめカフェ:The JIM's Cafe
最初に紹介するアユタヤのおすすめカフェ「The JIM's Cafe」は、旧市街の一角、歴史公園から東に歩いて15分ほどの場所に店を構えます。
JIM's Cafeは白を基調としたこざっぱりとした内装になっていて、アユタヤにいることを忘れてしまいそうになる雰囲気。
いただいたアイスカプチーノは55B(≒¥190)、ショーケースの中からはチーズケーキをチョイス。ビックリするほど美味しいというわけではありませんでしたが、十分に満足できるクオリティです。
日本びいきだという気さくなオーナーの人柄も合わせて、遺跡巡りで疲れた身体を休めるにはピッタリのカフェではないでしょうか。
The JIM's Cafe基本情報
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:火曜日
アユタヤのおすすめカフェ:The Summer House
もう一軒おすすめしたい「Summer House」はアユタヤの郊外、チャオプラヤー沿いにある開放感たっぷりのカフェです。
店内はエアコンの効いた室内と、チャオプラヤー川を眺めながらお茶をいただけるオープンテラス席がありますが、やっぱりおすすめは外。チャオプラヤー川から吹き抜けてくる気持ちのいい風とともに、ゆったりと流れる特別な時間が過ごせます。
ティラミス・モカ(110B/¥385)は、まるでティラミスをそのまま液体にしたかのよう。コーヒーの苦味がしっかり効いた大人向けの味わいです。カフェラテ(85B/¥300)も、エスプレッソのエッジがしっかりと立ってて美味。
Summer Houseはアユタヤ市街からちょっと離れているのが難点ですが、わざわざ訪れるだけの価値はあり!週末や午後は混み合うそうなので、早めの時間かチャオプラヤー川を夕日が染める夕方の時間帯の訪問がおすすめです。
Summer House基本情報
- 営業時間:9:30~21:30
- 定休日:なし
アユタヤのおすすめレストラン:Corner House
「Corner House」は、歴史公園の南側に位置する地元密着型のバーガーハウス。
アユタヤ在住のファランが多く訪れるというCorner Houseのイチオシは、こちらのチーズバーガー(165B/¥580)。
パティ自体の美味しさが全体のクオリティを引き上げている自慢のチーズバーガーです。余計な味付けはされていないため、ケチャップやソースで自分好みの味に仕上げましょう。
ポークソテー(125B/¥440)もお肉が柔らかくて、テリヤキソースとは一味違ったスパイシーなソースがピッタリ。バーガーともども、これぞ旅の醍醐味!昼からビールがすすみます。
Corner Houseはバーガー類の他にも、朝食メニューなども充実しているため、アユタヤ滞在中は頼りになりそう。気さくで人懐っこいタイ人のオーナー女性との会話も、旅行気分を盛り上げてくれるに違いありません。
Corner House基本情報
- 営業時間:7:00~20:00
- 定休日:なし
アユタヤのおすすめレストラン:X Beef
アユタヤで美味しいステーキが食べたいと思ったらここ!
「X Beef」はアユタヤの東エリア、涅槃仏でも有名な「ワット・ヤイチャイモンコン」にほど近いステーキレストランです。
X Beefでは「世界一美味しい」と言われることもある、希少なスペイン・ルビアガレガ牛のステーキをいただくことができます。
こちらは前菜のグリルドビーフのスパイシーソース添え。
お肉自体の旨味が強いので、スパイシーソースは必要ありません。塩・胡椒のみで十二分に美味しい。
159B(≒¥550)とお値段もリーズナブルなので、おすすめの一品。
こちらはソーセージの盛り合わせ269B(≒¥940)。
X Beefはタイ国内はもちろん、各国の様々なビールも取り揃えているのでいろいろと楽しめます。
X Beefでは好きなお肉の部位を選んで焼いてもらうことができます。100gごとに料金が定められていますが、置いてあるお肉と量はその日によって異なるそう。
上のステーキは、プレミアムサーロイン(100g/185B)。ルビアガレガ牛ではありませんが、肉厚で柔らかいお肉は噛みしめるごとに肉の旨味が口の中いっぱいに染み渡り。ソースも添えられてはいるのですが、塩・胡椒で十分。むしろ塩・胡椒だけが良い。幸せ。
ステーキには赤ワインしかありえませんので、ボトルも一本いただきました。
美味しいステーキを3人で食べて、飲んで、1600B(≒¥5600)ならばコスパ的にも良でしょう。
なにより、牛肉を食べる文化がないタイで、しかも地方都市のアユタヤで、これほどのクオリティのステーキをいただくことができるとは。バンコクでもちょっと探すのは難しいほどの、イチオシのステーキレストランです。
X Beef基本情報
- 営業時間:11:00~22:00(金・土曜日は23時まで)
- 定休日:なし
アユタヤのおすすめレストラン:レックさんラーメン
アユタヤで〆に何か食べたいなー、という時にはこの「レックさんラーメン」しかないでしょう!
日本で修行したというオーナーシェフのレックさんが腕を振るうこの店では、日本クオリティの美味しいラーメンがいただけます。
こちらは友人イチオシの塩ラーメン(100B/¥350)。
豚骨ベースのスープはスッキリとしていた中にもコクがあり、まさに〆の一品にふさわしい。
妻が注文したのはこちらのタン麺(125B/¥440)。
女性ってタン麺好きですよね。野菜たっぷりなので、夜に食べても罪悪感が薄まるのが理由でしょうか。見た目通りの優しい味わいが楽しめます。
場所はX Beefよりさらに東寄り、高速のインターにほど近いこのあたり。
レックさんラーメンでは他にも基本の醤油ラーメンやチャーシュー麺、五目麺やスタミナラーメンなどの各種ラーメンだけではなく、天津麺やチャーシューサラダなどのサイドメニューも豊富。街の中華料理屋さんっていう感じかな。ただし、店のオープンは夕方5時からで昼間は営業していないのでご注意を。
もちろん、バンコクにもラーメン屋さんはあるのですが、タイ人の味覚に合わせているのか、スープが妙に生ぬるいときもあるんですよね。
その点、レックさんラーメンではちょっと昔なつかしい、しっかりとした日本のラーメンがいただける貴重なお店。
アユタヤでラーメン?
ではなく、
アユタヤだからこそ食べてもらいたいラーメンがここにあります。
レックさんラーメン基本情報
- 営業時間:17:00~23:00
- 定休日:日曜日
おまけ:今回利用したホテル「スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル」
今回お世話になったホテル「スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル (Silp-Pa Phra Nakhon Si Ayutthaya Hotel)」は、歴史公園からもほど近く、市内観光にも非常に便利な立地。
Googleマップの表記ではなぜか「シルプ パ プラ ナコーン シー アユタヤ」になっていますが、それはともかく歴史公園にも近いですし、一本北側の通りでは毎日夕方市場が開かれていて、ローカルなタイフードが楽しめます。
ホテル全体が美術館のような内装になっているのも興味深い。
泊まったのはスーペリアルームで、一泊1200B(≒¥4200)ほど。
もちろん二人分の料金ですし、朝食もついているのでかなりリーズナブルですよね。
アユタヤ観光の参考になさってください。
コロナ禍でのアユタヤ観光は?
普段なら多くの観光客で賑わうアユタヤも、コロナで外国人観光客が全く入ってこないため、かなり閑散としていました。同じホテルに宿泊しているのも、私たち夫婦以外はみなタイ人でしたし。
ただその分、ゆったりと市内観光や遺跡巡りができるため、タイ滞在中の人たちにとってはチャンスかも。
普段のアユタヤ観光の様子については、こちらの過去記事もぜひご覧ください。
タイはよく「微笑みの国」と宣伝されますが、バンコクに限って言うと大都市でみんな慌ただしい生活を送っているため、ホテル以外でタイ・スマイルを見かけることはほとんどありません。
ところがここアユタヤでは、道ですれ違う現地のタイ人と目が合っただけでも笑顔を向けてくれます。
タイの古都アユタヤには、昔ながらのタイの風習が残っているのかもしれません。
もちろん遺跡巡りも良いけれど、バンコクとも、そしてもちろん日本とも違ったゆっくりとした時間がアユタヤでのんびりとした時間を過ごす。それが一番贅沢なアユタヤの楽しみ方なのかもしれません。
新型コロナウイルスによって大打撃を受けているタイの観光地。
タイ在住の方はぜひこの機会に、そして外国人観光客の受け入れが再開された時には、ぜひ日本からもアユタヤに遊びにいらしてくださいね!