タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

ヒルトンホアヒン周辺のおすすめカフェ&レストラン

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

タイ版GoToキャンペーンを利用して、ホアヒンのヒルトンホテルにお得に連泊した件に関してはこちらでお伝えしましたが、今回はそのヒルトンホアヒンから徒歩圏内にあるおすすめカフェ&レストランをご紹介しましょう。

 

 

おすすめカフェ&レストラン①:チョコレートファクトリー

最初に紹介するヒルトンホアヒン周辺のおすすめカフェは、ホテルから徒歩10分弱にある「チョコレートファクトリー」です。

 

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チョコレートファクトリーはその名の通り、生チョコやショコラを製造・販売している工場にカフェ&レストランが併設されています。

 

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店内ではこのように、タイでは珍しい生チョコがバラ売りで販売。好きなチョコレートを注文して、そのままカフェでいただくことができます。

 

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チョコは1つ40B(≒140)ほど。まあまあ良いお値段ですね。アイスカプチーノと一緒にいただきました。

生チョコはロイズのそれよりも柔らかく、まるでつきたての餅のような食感。ただ個人的には生チョコよりも、左端のラズベリーチョコが一番おいしかったな。

チョコレートファクトリーではお茶だけではなく、ピザやパスタなどのイタリアン、タイ料理もいただけます。

 

 

チョコレートは持ち帰りも可能。ホアヒンのちょっとしたお土産にも喜ばれそうですね。

 

【チョコレートファクトリー基本情報】

 

おすすめカフェ&レストラン②:Hangtime Lounge

続いて紹介する「Hangtime Lounge」は、地元で大人気のカフェ&レストラン。チョコレートファクトリーの先にあり、ヒルトンホアヒンからは歩いて15分ほど。

 

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カントリー調の店内はいかにもファラン好み。それもそのはずで、Hangtime Loungeのオーナーシェフはドイツ人なんですね。

 

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店の裏手にはオープンテラス席も。

私たちはこちらでちょっと遅めの朝食(ブランチ)をいただきました。

 

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こちらが245B(≒¥850)のスペシャル・ベーシック・ブレイクファースト。パルマハム、ブリーチーズ、オムレツ、各種パン、ブルーベーリー&チョコレートジャムなどがワンプレートで提供されます。

一緒に注文したアイスカプチーノも濃厚で、とっても美味しい!

 

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こちらはパルマハムのラップ・サンド、315B(≒¥1,100)。お高めではありますが、値段に見合うだけのかなりのボリューム。

こちらの店はすぐ近くに小学校がある関係で、アルコール類の販売ができないとのこと。それなら近くのコンビニで買ってきて持ち込んでもいいか尋ねたところ、快く承諾してくれました。店を訪れたのは11時ごろだったので、ちょうどビールが購入できる時間帯だったのもラッキーでしたね。

パリッ・フワッのフラットブレッドの中にはハム以外にもクリームチーズやトマト、アボガドなどの具材たたっぷり包まれています。これにはやっぱりコーヒーよりもビールですよね?

ホテルの朝食ももちろん良いんですが、こういうカフェでブランチをいただくと、旅行気分がさらに盛り上がります。

 

 
Hangtime Loungeのお客の多くは現地に住むファランだそうで、コロナウイルスのためにやはり客足も落ちているとのこと。キャンペーンを利用しての旅行なので、こういう店も積極的に利用したいところです。

 

【Hangtime Lounge基本情報】

  • 店名:Hangtime Lounge
  • 営業時間:8:00~18:00
  • 定休日:月曜日
  • 電話番号:080-341-8706

 

おすすめカフェ&レストラン③:Ob-Oonパティスリー&ベーカリー

「Ob-Oon」は、ヒルトンホアヒンから徒歩10分ちょっと、リゾートホテルの「PUTAHRACSAホアヒン」に隣接するカフェ&レストランです。もちろん、ホテル宿泊者以外も利用可能。

 

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店内は天井が高くて開放的で、ここがタイであることを一瞬忘れそうな雰囲気です。

 

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訪れたのはホテルをチェックアウトした後のお昼前。こちらでもブランチをいただきました。

 

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このPUTAHRACSA BASKETは、卵料理と付け合せを自分でチョイスするシステム。アイスコーヒーとオレンジジュースもセットで270B(≒¥950)でした。

 

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こちらはエッグ・ベネディクト220B(≒¥770)。ハムもしくはサーモンが選べます。これが美味しくないわけがないですよね。ドリンクはセットになっていないので別に注文。運転して帰らなえればいけないので、ビールが飲めないのが残念です。

静かな店内で、遅めのブランチをいただく。とても幸せな時間です。

 

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お店の名前のとおり、こちらでは各種パンやスイーツの販売も行っています。なんと言ってもおすすめなのがバケット

これが皮がパリパリで中はフンワリとしていてめっちゃ美味しい!タイに来て食べたバケットの中で一番かもしれない。

このクオリティのバケットがたったの40B(≒¥140)なので、ホアヒンにお越しの際にはぜひこのバケットだけでも買って帰ってください。2~3日たっても美味しくいただけましたよ。

 

 

【Ob-Oon基本情報】

 

おすすめカフェ&レストラン④:マンマ・ミーア

最後に紹介するのは、イタリアンレストランの「マンマ・ミーア」。

ヒルトンホアヒンからは徒歩5分。界隈でも有名なシーフード料理店がならぶ通りに位置しています。

 

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店はエアコンが効いた1階と、テラス席がある2階に分かれています。おすすめはやっぱりテラス席。ホアヒンの海を眺めながら美味しい料理をいただくことができます。

 

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料理を注文すると、まずお通しとしてパンが出てきます。添えられているのはカットトマトとレバーペースト。これ、なんと無料なんですよ。しかもサービスチャージもVATも取られません。

 

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最初に注文したのは、冷製盛り合わせの”Affettato Mista Italiano”。パルマハム、サラミ、オリーブ、ドライトマトなどの盛り合わせで480B(≒¥1680)。お通しとは別におかわり自由のパンもやってくるので、もうこれとワインだけで十分な気がしてきます。

ちなみに、この日は赤ワインを一本持ち込みました。持ち込み料はもちろん発生しますが(250B)、タイはレストランにも普通にワインを持ち込みできるのがうれしいですね。

これは余談ですが、サービス担当の女の子がコルクを折ってしまい、抜栓料は今回タダになりました。ワインにダメージはなかったのでマイペンライ。むしろ得してしまいましたね。

 

もちろん、持ち込みのワインだけというわけにもいきませんから、白ワインもボトルでオーダー。ボトルで2本も?とビックリしていましたが、残ったら持ち帰ればいいだけですしね。月替りのおすすめワインの中からシャルドネ1300B(≒¥4,500)をいただきました。マンマ・ミーアのワインの底値がこれくらいかな。グラスワインも赤白ともに2~3種類が用意されています。

 

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こちらはピッツァ・マルゲリータ290B(≒¥1,000)。もちろんピザも色々ありますが、一番シンプルなこのピザが一番好きなんです。さらに、残っているハムやオリーブなんかをセルフ・トッピングすると更に楽しさ倍増。

 

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メインはラムの腰肉のグリル・トリュフソース、”Lombatina D'agnello in Salsa di Tartufo Nero con Patate al Romarino” 750B(≒¥2,600)。

ミディアムレアに焼き上げられたラム肉はジューシーで、トリュフソースも美味しいんですが、一つ大きな欠点が。

今日のワインには合わない!

これはちょっと厳しい。

持ち込んだ赤はどっしり重いフルボディーで、クリームソースとは相性が良いとは言い難い。白ワインもいまいち。軽めの赤か、スパークリングワインならバッチリ合うんでしょうが…。

さてどうしましょう。

ちょっと悩んだ結果、次の日にリベンジすることにしました。

赤ワインと白ワインがそれぞれ半分ほど残っているので、翌日に出してもらうようにお願いして店を後にしました。

 

というわけで、リベンジの二日目です。

 

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一皿目は、カニとアボカドのサラダ"Insalate Con Polpa di Granchio, Abocado Dabolata di Pomodoro" 360B(≒¥1,260)。たっぷりの蟹肉が嬉しい。白ワインとの相性もバッチリです。

 

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この日はピザではなく、パスタをチョイス。イカ墨のパスタです。

イカスミって旨味の塊ですよね。

沖縄料理にもイカスミ汁っていう、真っ黒な汁物があるんです。子供の頃はあまり好きじゃなかったけれど、今なら美味しくいただけそう。

 

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そしてリベンジのメインが、骨付きラムの赤ワイン煮580B(≒¥2,000)。

赤ワインに漬け込んで、ジックリ煮込まれたラム肉はホロホロほどけて柔らかくなりながらもお肉の繊維が程よく残り、ラム独特の香りと旨味が口いっぱいに広がります。

もちろん赤ワインとも幸せの再会。美味しさのコンチェルトが奏でられています。

それにしてすごいボリューム。前日もそうでしたが、二人だと食べきれないほどの量なので、できれば4人ほどで訪れたい店ではあります。

 

マンマ・ミーアは決してリーズナブルとは言えませんが、しっかりとしたサービスと美味しいイタリアンをいただける、ヒルトンホアヒン周辺では間違いなくおすすめのレストランです。2日続けて通っても満足度が下がることはありませんでした。

 

 

【マンマ・ミーア基本情報】

 

ホアヒン行くならいまのうち?

2日間滞在したヒルトンホアヒン周辺で色々と美味しいものを堪能した我々でしたが、コロナの影響は確実に深い影を落としています。

 

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このようにホテル周辺でも、シャッターを下ろした店舗があちこちに。特に外国人相手のお店はかなり厳しいようです。

せっかくのタイ版GoToキャンペーンもあるので、在タイの日本人の皆さんも、ぜひこの機会にホアヒンを訪れてみてはいかがでしょうか?

今ならどこに行っても空いてるしね。

 

今日もごちそうさまでした。